ヌタノ丸〜蓬平〜本間ノ頭 (鳥屋金沢左岸尾根↑ 栂立尾根↓)
- GPS
- 09:20
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,252m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:18
写真を撮りながら、更に生来の鈍足な為、歩くペースは遅めです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○扇平〜ヌタノ丸〜蓬平〜本間ノ頭北西尾根ルート合流点(便宜的名称:鳥屋金沢左岸尾根) 丹沢詳細図にも載っていない真バリエーションルートですので自己責任で。地図(読図能力も)・コンパスまたはGPS必須。 扇平に渡る為に早戸川の渡渉があります。この日は膝下位まで水量があったので、携帯長靴を使いギリギリ水に濡れずに渡渉しました。 扇平から尾根に上がる取付きが今回の山行の最大の難所でした。ザレ場と岩場が合わさったような沢の源頭部のような感じで、沢登りをしている方なら楽勝でしょうが、沢未経験なので、チェーンスパイクを装着して岩を掴みながら何とかよじ登りました。尚、この取付きを降る場合はロープワーク必須だと思います。 尾根にのった後は悪場もなく、テープの目印(林業関係者の目印との錯綜に注意)とGPSを駆使しながら赤破線コースに合流しました。 ヌタノ丸手前から鹿柵が出てきますが、基本鹿柵の右側(登りの場合)を歩けばいいようでした。 ○鳥屋金沢左岸尾根分岐点〜栂立分岐〜本間ノ頭(丹沢詳細図名:本間ノ頭北西尾根ルート) バリエーションルートですので自己責任で。地図(読図能力も)・コンパスまたはGPS必須。 ○栂立分岐〜金沢橋(丹沢詳細図名:栂立尾根ルート) バリエーションルートですので自己責任で。地図(読図能力も)・コンパスまたはGPS必須。丹沢詳細図でも紫破線の難易度の高いルートとして扱われています。 このルートは滑落等の危険性のある悪場は少ないのですが、支尾根や広い尾根が多くて道迷いの危険性の高いルートだと感じました。特にタロベエ峰から金沢橋間は踏み跡が薄く、下草が茂っていて迷いやすいです。 |
その他周辺情報 | 別所の湯(3時間700円) |
写真
装備
MYアイテム |
まーとぴ(MartP)🌋
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ガスストーブ
ポット
コッヘル
カトラリー
ライター
スパッツ
チェーンスパイク
熊鈴
ラジオ
ツールナイフ
ティッシュ
携帯長靴
|
感想
栂立尾根は丹沢詳細図でも熟達者向けの難路として紹介されていて、気になるルートの一つでしたが、先日、kazikaさんとkaiganeさんが歩かれたレコ (https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1302685.html) を見て紅葉・黄葉が素晴らしい良い感じの尾根であると再認識して今回歩いてみました。
当初は栂立尾根を登りに使って本間ノ頭に登頂後、丹沢三峰縦走コースを使い、高畑山以東の未踏ルートを周回する計画を立てていましたが、ヤマレコMAPの踏み跡で早戸川沿いの末端尾根からヌタノ丸〜蓬平経由で本間ノ頭に繋がっている気になる足跡があって調べてみたら、Yamaotoko7さんのレコ (https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-260056.html) でヌタノ丸から蓬平を経由して本間ノ頭に登られているレコを発見し、参考にしました。
Yamaotoko7さんのレコの通り、この尾根の取付きは非常に急傾斜で降りでは使えないので、今回はこちらを登りで使うことにして、栂立尾根を降りに使う周回コースに決めた次第です。
尚、この扇平〜ヌタノ丸〜蓬平〜赤破線コース合流点の尾根ルートは名称を調べたのですが見付けられなかったので便宜的に「鳥屋金沢左岸尾根」にしました。
鳥屋金沢左岸尾根の取付きは扇平と呼ばれる早戸川の河原を渡渉した先にあるのですが、水量が多く裸足で渡渉しなくてはならないとの事。寒い時期で出来れば避けたかったので某通販で安い(1500円位)の携帯長靴を用意して持っていきました。結果はギリギリでしたが水に濡れずに渡渉できて大正解でした。膝下位の水量ならまた使えそうです。
取付きは今回の山行で最大の難所でした。見た感じはレコやブログ等で見る沢の源頭部のような感じで急傾斜で滑りやすい土質でした。チェーンスパイクを装着して四つん這い状態で這い上がり、途中で左側へトラバースしながら何とか尾根に乗りました。
尾根に乗ってからは赤テープ目印がありましたが、最近の新しいピンクテープは林業関係の目印のようで注意が必要です。
また、ヌタノ丸近くから鹿柵が出てきますが、基本鹿柵の右を歩けば問題ないようでした。
降りで使った栂立尾根は上部の鐘沢ノ頭〜P1043〜栂立ノ頭辺りはブナや樅の木の原生林が多くて気持ちの良い尾根でした。また紅葉も残っていて見ることができてよかったです。新緑の頃に再訪したいですね。
但し、この尾根の下部は鹿柵とそれを乗り越える脚立のオンパレードですので覚悟しといたほうが良いと思います。
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