〔EL.1,589m〕
黒川牧場に向かいます。
途中の「大池パラグライダー場」を通ります。
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9/11 16:30
〔EL.1,589m〕
黒川牧場に向かいます。
途中の「大池パラグライダー場」を通ります。
レストハウス「おい菜(な)」。
「おいな」とは伊那谷の方言で「来てください」の意味です。
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9/11 16:30
レストハウス「おい菜(な)」。
「おいな」とは伊那谷の方言で「来てください」の意味です。
大池パラグライダー場から見た伊那山地「大西山」崩壊地も見え、規模の大きさがわかります。
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9/11 9:21
大池パラグライダー場から見た伊那山地「大西山」崩壊地も見え、規模の大きさがわかります。
さらに進むとヒマラヤの「青いケシ」を栽培している中村農園を通過します。
花のシーズンは6月で、気温が25℃以上の場所では育たないようです。
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9/11 16:31
さらに進むとヒマラヤの「青いケシ」を栽培している中村農園を通過します。
花のシーズンは6月で、気温が25℃以上の場所では育たないようです。
黒川牧場に到着。
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9/11 9:42
黒川牧場に到着。
〔EL.1,747m〕
現在は、放牧していないため黒川牧場の中を通ることができます。
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9/11 9:41
〔EL.1,747m〕
現在は、放牧していないため黒川牧場の中を通ることができます。
黒川牧場入り口左側のチャートの露頭。
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9/11 9:42
黒川牧場入り口左側のチャートの露頭。
途中、ハチの餌となる「生イカ」吊し、ハチをおびき寄せます。
小生の子供の頃は、カエル、イナゴ、ヘビを使っていました。
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9/11 9:49
途中、ハチの餌となる「生イカ」吊し、ハチをおびき寄せます。
小生の子供の頃は、カエル、イナゴ、ヘビを使っていました。
餌には、エビ、鳥ハツ(心臓)を使用することもあります。
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9/11 9:52
餌には、エビ、鳥ハツ(心臓)を使用することもあります。
〔EL.2,030m〕
黒川牧場最上地点の駐車場に到着。
遊歩道が整備されており二児山(2,242m)、黒河山(2,217m)、笹山(2149m)まで簡単に登れます。
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9/11 9:58
〔EL.2,030m〕
黒川牧場最上地点の駐車場に到着。
遊歩道が整備されており二児山(2,242m)、黒河山(2,217m)、笹山(2149m)まで簡単に登れます。
案内看板の近くには窪地があり池になっています。
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9/11 9:59
案内看板の近くには窪地があり池になっています。
池より黒河山(2,217m)を望む。
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9/11 10:02
池より黒河山(2,217m)を望む。
笹山行く途中の古株に。
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9/11 10:16
笹山行く途中の古株に。
同じく珍しいコケ。
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9/11 10:16
同じく珍しいコケ。
秩父帯小渋層群チャートの様子。固い石です。
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9/11 10:18
秩父帯小渋層群チャートの様子。固い石です。
〔EL.2,125m〕付近の様子。
チャートの大きな岩にコケが覆っています。
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9/11 10:18
〔EL.2,125m〕付近の様子。
チャートの大きな岩にコケが覆っています。
知人が「気」を感じると言い、パワースポットを見つけたみたいです。
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9/11 10:20
知人が「気」を感じると言い、パワースポットを見つけたみたいです。
チャートの岩と岩が重なった間の空間を見つけました。
岩に亀裂があり、すがすがしい空気が出ているとのこと。
小生、手のひらをかざすと手の平、腕がピリピリしました。
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9/11 10:26
チャートの岩と岩が重なった間の空間を見つけました。
岩に亀裂があり、すがすがしい空気が出ているとのこと。
小生、手のひらをかざすと手の平、腕がピリピリしました。
チャート露頭の拡大写真。
ジュラ紀、2〜1.5億年前の放散虫などの珪素の殻をもつプランクトンの死がいが海洋プレートの上に積もったものが隆起したものです。
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9/11 10:29
チャート露頭の拡大写真。
ジュラ紀、2〜1.5億年前の放散虫などの珪素の殻をもつプランクトンの死がいが海洋プレートの上に積もったものが隆起したものです。
チャート露頭の全景。
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9/11 10:29
チャート露頭の全景。
このような場所はバイクが便利です。
ただし、知人のバイクすが。
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9/11 10:33
このような場所はバイクが便利です。
ただし、知人のバイクすが。
黒川牧場の奥に入ると、先ほど取り付けたイカにはハチが3匹捕食に来ています。
黒色のハチ:スガレ(クロスズメバチ)
黄色のハチ:キイスガレ
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9/11 11:06
黒川牧場の奥に入ると、先ほど取り付けたイカにはハチが3匹捕食に来ています。
黒色のハチ:スガレ(クロスズメバチ)
黄色のハチ:キイスガレ
イカを小さく丸めたものを目印の白いポリエチレン(レジ袋を切ったもの)で縛り、それをハチにくわえさせ巣に戻します。
昔の目印は白い綿を使用していました。
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9/11 11:10
イカを小さく丸めたものを目印の白いポリエチレン(レジ袋を切ったもの)で縛り、それをハチにくわえさせ巣に戻します。
昔の目印は白い綿を使用していました。
捕食に夢中になっているためハチが刺すことはありません。
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9/11 11:10
捕食に夢中になっているためハチが刺すことはありません。
飛び立ったハチを追います。
目印が付いているハチを追うため、ハチ追いと呼ばれます。
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9/11 11:10
飛び立ったハチを追います。
目印が付いているハチを追うため、ハチ追いと呼ばれます。
ハチが高く飛び上がることもあります。
見失うこともありますが、巣に戻る方向を探ります。
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9/11 11:12
ハチが高く飛び上がることもあります。
見失うこともありますが、巣に戻る方向を探ります。
ハチを赤チョークの粉で着色します。
同じハチが再び捕食に戻る時間を計測し巣までの距離を探ります。
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9/11 11:15
ハチを赤チョークの粉で着色します。
同じハチが再び捕食に戻る時間を計測し巣までの距離を探ります。
目印のついたエサをくわえさせ巣に戻します。
目印のヒラヒラは、空気抵抗によってハチの飛ぶ速度を落とし追跡しやすくする役目もあります。
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9/11 11:17
目印のついたエサをくわえさせ巣に戻します。
目印のヒラヒラは、空気抵抗によってハチの飛ぶ速度を落とし追跡しやすくする役目もあります。
再びハチを追い、巣の場所を探ります。
同じハチは、毎回同じルートで飛んでいきます。
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9/11 11:18
再びハチを追い、巣の場所を探ります。
同じハチは、毎回同じルートで飛んでいきます。
餌を取りに来たハチにストローでチョークの粉を吹きかける様子。
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9/11 11:34
餌を取りに来たハチにストローでチョークの粉を吹きかける様子。
今度は青色で。
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9/11 11:37
今度は青色で。
ようやく1個目の巣を発見。
名人になると羽音で見つけます。
このハチは土中に巣を作っており、真ん中の穴から出入りします。
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9/11 13:16
ようやく1個目の巣を発見。
名人になると羽音で見つけます。
このハチは土中に巣を作っており、真ん中の穴から出入りします。
地中から掘り出すには煙幕花火を使って巣をいぶし、ハチが一時的に(5分程度)仮死状態となっている間に地中から巣を掘り出します。
長野県では硫黄の配合を多くしたハチ取り専用の煙幕花火が売られています。
2
9/11 13:18
地中から掘り出すには煙幕花火を使って巣をいぶし、ハチが一時的に(5分程度)仮死状態となっている間に地中から巣を掘り出します。
長野県では硫黄の配合を多くしたハチ取り専用の煙幕花火が売られています。
煙幕の担当は、ハチに刺されないように重装備し、土中の穴に煙幕花火を差し入れます。
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9/11 13:19
煙幕の担当は、ハチに刺されないように重装備し、土中の穴に煙幕花火を差し入れます。
鎌で草を刈り、スコップで素早く巣を掘り起こします。
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9/11 13:19
鎌で草を刈り、スコップで素早く巣を掘り起こします。
巣の一片を取り出した様子。
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9/11 13:21
巣の一片を取り出した様子。
キスガレの巣。
幼虫はエサを食べ大きくなると、膜を張られサナギとなり、そして成虫へと変体します。
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9/11 13:22
キスガレの巣。
幼虫はエサを食べ大きくなると、膜を張られサナギとなり、そして成虫へと変体します。
成虫が仮死状態から目を覚ます前に素早く、成虫を払い除けます。
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9/11 13:23
成虫が仮死状態から目を覚ます前に素早く、成虫を払い除けます。
成虫は元の巣に戻し、また巣作りをさせるようにします。決して巣を全滅させません。
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9/11 13:23
成虫は元の巣に戻し、また巣作りをさせるようにします。決して巣を全滅させません。
ハチの幼虫。
生でも食べる人もいますが。ミルキーな味だそうです。
幼虫は、成虫が運ぶ小昆虫などを餌にしています。
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9/11 13:25
ハチの幼虫。
生でも食べる人もいますが。ミルキーな味だそうです。
幼虫は、成虫が運ぶ小昆虫などを餌にしています。
ハチに吹付けるチョークの粉。
赤、黄、青色。まるで交通信号ですね。
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9/11 13:59
ハチに吹付けるチョークの粉。
赤、黄、青色。まるで交通信号ですね。
二個目の巣を発見。
今度は、普通のスガレです。
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9/11 14:44
二個目の巣を発見。
今度は、普通のスガレです。
巣穴に煙幕花火を差し込みます。
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9/11 14:44
巣穴に煙幕花火を差し込みます。
素早く掘り出すと木の根の間に巣がありました。
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9/11 14:47
素早く掘り出すと木の根の間に巣がありました。
巣の状態。
平体の巣が何層にもなっています。
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9/11 14:52
巣の状態。
平体の巣が何層にもなっています。
素早く成虫を払い除けます。
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9/11 14:57
素早く成虫を払い除けます。
巣の拡大写真。
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9/11 14:59
巣の拡大写真。
テングタケを発見。
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9/11 15:34
テングタケを発見。
3個目の巣を発見。
今度はキスガレで枯れた木の中です。
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9/11 15:15
3個目の巣を発見。
今度はキスガレで枯れた木の中です。
ハチが巣作りのため、幹から枯れた軟らかい部分を噛んで空間を作り、それを外に出した様子。
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9/11 15:15
ハチが巣作りのため、幹から枯れた軟らかい部分を噛んで空間を作り、それを外に出した様子。
同様に煙幕花火を差し込み、ハチを仮死状態にします。
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9/11 15:59
同様に煙幕花火を差し込み、ハチを仮死状態にします。
今回はチェンソーで幹を伐ります。
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9/11 16:00
今回はチェンソーで幹を伐ります。
同じくチェンソーで根元を伐ります。
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9/11 16:01
同じくチェンソーで根元を伐ります。
逆さににし、ナタで巣を取りやすくします。
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9/11 16:02
逆さににし、ナタで巣を取りやすくします。
巣を取りだした様子。
このように何段にもなっています。
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9/11 16:06
巣を取りだした様子。
このように何段にもなっています。
さらに奥へ手を入れる。
ハチは煙幕花火で失神させているため刺されません。
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9/11 16:06
さらに奥へ手を入れる。
ハチは煙幕花火で失神させているため刺されません。
8段ありました。
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9/11 16:07
8段ありました。
成虫が仮死状態から目を覚ます前に素早く、成虫を払い除けます。
そして、成虫は木の幹に戻し、また巣作りができるようにしておきました。
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9/11 16:07
成虫が仮死状態から目を覚ます前に素早く、成虫を払い除けます。
そして、成虫は木の幹に戻し、また巣作りができるようにしておきました。
卵を産む親蜂となる幼虫の様子。
働き蜂の幼虫より大きい。
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9/11 16:09
卵を産む親蜂となる幼虫の様子。
働き蜂の幼虫より大きい。
今日の成果を参加者で分けます。
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9/11 16:17
今日の成果を参加者で分けます。
働き蜂(左)と親蜂(右)の巣の比較。
明らかに大きさが違います。
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9/11 16:20
働き蜂(左)と親蜂(右)の巣の比較。
明らかに大きさが違います。
帰路途中の鉱泉(塩水)が湧き出ている砂防堰堤。
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9/11 16:50
帰路途中の鉱泉(塩水)が湧き出ている砂防堰堤。
説明看板。
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9/11 16:50
説明看板。
成分は海水と同じ。水を分析すると氷河期時代の水らしい。
なぜ山中で塩水が湧き出ているのかは、別の機会に解説します。
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9/11 16:52
成分は海水と同じ。水を分析すると氷河期時代の水らしい。
なぜ山中で塩水が湧き出ているのかは、別の機会に解説します。
また興味深いレポート有り難うございます。
松茸の次は蜂の子ですか。
自然の恵みを堪能されていますね。
JJさん、こんばんわ。
興味深く拝見しました。
私は子供の頃、親が喜んで採って来て
砂糖醤油で炒めて食べていました。
とても栄養がある、と教わりました。
煙幕を使って蜂を追い出すのは同じですが、
チョークの粉や紐は知りませんでした。
こちらではジガバチと呼んでいたと思います。
毎年このシーズンは、山の幸が気になり本当の山へ出かけることができません。
聖岳、光岳、塩見岳、空木岳、安平路山などへ行きたいのですが、11月になりそうです。
日本ミツバチの採蜜の様子やパラグライダーの体験なども紹介していく予定です。
小生もチョークの粉で蜂を見分け巣の距離を推測する方法や蜂を追う目印が綿からレジ袋に発展したことも知りませんでした。これらについては「企業秘密」ではないか蜂取り名人に確認して掲載しました。
地元の人たちは必要以上に蜂を採らないし、蜂の巣を全滅させたりしていません。見習うべきだと思います。
砂糖醤油で煮た蜂の子が好きです。今度日記に掲載する予定です。
JJ0JVLさんコンバンワです。
これまた渋面白い記録を有難うございます。1枚1枚の写真をハジからハジままで事細かく、興味深く読ませて頂きました。
山菜取りも良いですが、蜂とは凄いですね。一段程度の大きさなら毎年家の軒先に蜂が巣を作りますが、それが何段に有るなんてびっくりします。
渋いですか?
「日記」ではスペースが無いため「山行記録」でこれからも山村の文化を紹介していきたいと思います。
kintakunteさんは、蜂の子、ざざ虫、蚕のさなぎ、いなごを食べたことはありますか。
JJ0JVLさんおはようございます。
長野県には豊富な山菜やネマガリタケ・キノコの他にさくら肉・おたくり・ローメン・ジンギスカンなどのが有りますが、ざざむし・イナゴ・カイコ(絹の糸)・蜂の子と虫の食文化も確り有り、本当に驚愕をしています。美味しいモノばかりなのですが、中には食わず嫌いというかやっぱりダメなモノが「虫の食文化」ですね。
「蜂の子」をフライパンで炒めたものを食べましたが・・・・・、まずくはないのですが・・・・
各種の昆虫を食べる文化は長野県独自だと思います。
伊那谷では「ゴトウムシ」(カミキリ虫の幼虫)も食べます。
広葉樹の薪割りをするとときどき幼虫が薪の中に巣を作っており、それを網の上で焼いて食べます。炭焼きや薪での生活をしていた頃は当たり前の風習でした。
味は甘く香ばしく美味で、また食べたいものです。kintakunteさんもきっと好きになると思います。機会があれば是非食べてみて下さい。
ご無沙汰しています。
pcを続けると眼が悪化するので、メール中断しました。山は続けていますが。
10月17日に白内障手術します。以前網膜剥離を手術していますので、名古屋で1週間入院手術です。
今、拙寺(生田福与 嶺岳寺)の彼岸花が見ごろです。宜しかったらお出かけください。NHKが明日来ます。明日位が見ごろの最後かもしれません。
(このメール重複します) hotaka3000
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