西穂 ピラミッドピーク


- GPS
- 04:35
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 904m
- 下り
- 893m
コースタイム
天候 | 快晴→高曇り→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日曜日は、次第に高気圧の後面に入るため、お昼前から高曇り始め、日本海上で急速に発達する低気圧の影響で夜遅くからは風雪の荒れた天気になる予報だったので、本峰までは諦め、独標若しくはピラミッドピークまで登ろうと決めました。
快晴の空に笠ヶ岳が映えていました。ツアー客が来る前に並び始発のロープウェイで上がって登山開始です。今回は新調したシモンのアイゼン「マカルースピード」の試し履きも兼ねての登山です。
気温も高めで、ハイペースで登っていると、西穂山荘までの登りで汗をかき、ハードシェルを脱いで登りました。
西穂山荘から上部は一気に風が強まり、風が収束する場所では20m/sを超える風が吹いていました。
稜線に上がる頃に急速に上層の雲が広がり始め、淡い期待も打ち砕かれましたが、とりあえず独標まで行ってみようと歩を進めます。
今回は久しぶりの高低差のある登山で、本峰日帰りする時のようなハイペースな登山はいずれにせよ無理でした。
独標まで登ると、一時的に雲が切れたのと、岩峰帯でのアイゼンの感触を確認したかったので、ピラミッドピークまで行く事にしました。
独標から先の稜線ははっきり言って年末以降でないと、安定しないです。岩に雪が付き切っていない為、いやらしい足運びのトラバース箇所あり、 安定していると思って踏むと、下に隠れた岩に乗ったりとまだテクニカルなルートです。
また年明けにでも行きたいと思います。
下山中、天気は急速に下り坂になり、小雪混じりの天候になりました。
下山後は久しぶりに中崎山荘 奥飛騨の湯に行きました。いつも挨拶するご主人がいらっしゃらないので、聞くと2週間前に心不全の為、70歳で亡くなったと聞き、びっくりしました。いつも訪ねる度に「今日はどこに登って来たの?」と気さくに話しかけてくれ、いつも入浴料は100円引きにしてくれて、時には自家栽培している特大ナメコを分けてくれたり、自家製の湯の華をくれたり、祖母の誕生日に伺った折りには、特大の飛騨牛ステーキを出してくれたりと、家族とも仲良くして頂いたご主人を失ったのは、非常に残念です。
主人を思い出しながら、飛騨牛朴葉ステーキと極上の温泉を頂き、帰路に着きました。
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