師走の長沢背稜(蕎麦粒山〜三ツドッケ)


- GPS
- 07:03
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,208m
天候 | 晴れ時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・道幅が狭く崖になっている場所があります。 ・1〜2センチ積雪のある箇所もごく稀にありました。厳冬期は積雪の準備が必要と思われます。 ・鳥屋戸尾根は破線ルートで道が不明瞭な箇所があるため経験者向けです。 |
その他周辺情報 | 入浴:もえぎの湯(http://www.okutamas.co.jp/moegi/) 土産:奥多摩駅改札横で名産の本わさびを販売しておりました。 |
写真
感想
長沢背稜 大した展望もなく岩場や美味しい料理のある山小屋もない地味な稜線。
東京都と埼玉県の都県境を形作る稜線ですが、登山客は少なく静かな山歩きが楽しめるだろうと思い今回の山行に選びました。
実は高校時代から気になっていた稜線で、いつか雲取山から棒ノ折山まで2泊くらいで歩きたいと思っていたのですが今日はその一部である蕎麦粒山〜三ツドッケをチョイス。
蕎麦粒山、何とキャッチーな山だろうかと昔から思っていました。
確かに遠くから見ると蕎麦の実のように三角です。
大晦日に登って山頂で年越し蕎麦を食べるのもアリだなと思ってしまいます。
三ツドッケ、名前の由来がさっぱりですがこちらも気になる山名です。
6時前に松戸を出発して武蔵野線経由で青梅線のホリデー快速おくたま号を利用します。
奥多摩駅からはバスで20分弱でしょうか。
川乗橋バス停を下車すると、人気の川苔山へ向かう人が多かったですが今回は登山口から1〜2分で左手の鳥屋戸尾根へ取り付きます。
この鳥屋戸尾根も破線で地味なルートですが今の時期は踏み跡が枯葉に埋もれ不明瞭になっているため注意が必要です。
奥多摩山域に多く見られる手入れの行き届いた杉林を始めは歩きますが、しばらくするとブナも混じる広葉樹の林になります。
落葉している時期なので日が差して暖かです。
所々薄っすらと積雪がありますが凍結していないのでアイゼンは必要ありませんでした。
鳥屋戸尾根は山頂までの標高差が約1,000mなので大体3時間くらいかなと予想していましたが、3時間10分ほどで山頂に着きました。
体力を消耗したので山頂で昼食をとります。風が強いので手がかじかむ中で早々に食べ終えました。
次の三ツドッケへはアップダウの少ない長沢背稜を行きます。所々ピークがありますが奥多摩川の斜面を巻くため急ぎ足で行きます。
水場の一杯水は水が一杯分溜まるのにも時間がかかるくらい水量が少ない、というのが由来なようですが今日は枯れてしまっていました。
一杯水避難小屋も以前から気になっていた小屋だったので、泊まる訳でもないのに中をチェックさせてもらいました。
そこから三ツドッケ山頂までは本来小屋の真後ろを北側に直登すれば良かったのですが、うっかり小屋の左手の巻道を進んでしまい、5分くらい歩いてから間違えていることに気づきました。
引き返しても良かったのですが、直登ルートは結構な急登なようだったのでそのまま巻道を進んで分岐まで行ってから山頂へ行くことにしました。
三ツドッケ山頂に着くと東と南の展望が開けていて、とても気持ちが良かったです。
東京都心部やスカイツリーも見えて驚きました。
山頂で改めて下山してからのバスの時刻(東日原バス停)を確認しました。
バス停までは山頂から2時間ほどでしたが、バスの本数が少ないので30分くらい余裕がある見込みでした。
下山はヨコスズ尾根をひたすら下りました。
所々道が細く崖になっている所があったので、注意しながら歩きました。
バス停に着く頃には足が棒になっており、久々にいいトレーニングになった1日になりました。
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