今年の登り納めは快晴の赤岳 杣添尾根ピストン


- GPS
- 07:40
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,452m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:35
特に自分の頭痛が激しく、下山後もしばらく頭痛に悩まされました。
天候 | ガス→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8時前時点で7〜8台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に驚くほど雪が少ない。 杣添尾根はほとんどアイゼン不要。 樹林帯を抜けて最後の急登の途中で装着しました。 稜線上は地面が露出しており、アイゼンを付けたままアップダウンのある岩場・梯子を歩かなければならない。 赤岳山頂直下も雪がほぼ無くて岩場の急登。転倒に注意。 |
その他周辺情報 | 灯明の湯(800円) http://www.onsenkaihatsu.jp/ 露天風呂は源泉掛け流しだが、冬季は温度が低いため入浴不可。 内湯は循環しているため若干の消毒臭がするが、源泉の質が良いので、あまり気にならない。何より人が少なくてゆったり入れるのが良い。 |
写真
感想
完全なる晴れの予報!
まさに絶好の登山日和!
今年の登り納めは赤岳と決め、喜び勇んで出発!
ところが、中央道を走って八ヶ岳に近づくと…周りは晴れ渡っているのに八ヶ岳上空だけどんよりとした雲が覆っているではないですか。
今更、行き先変更するのも微妙だし…初めての杣添尾根を登れればそれでいいや、という半ば諦めの境地で登山口の駐車場に到着したのでした。
駐車場に到着したのが7時45分頃。
満車の懸念もありましたが、まだ停められる余裕がありました。良かった。
ささっと準備をして、いざ出発。別荘地をしばらく歩き、杣添尾根登山口から登る。
樹林帯の雪は少なめ。まあ12月はこんなものか?
いつも八ヶ岳の西側から登っているので、東側からだと「八ヶ岳を登っている感」が薄い。淡々と樹林帯を登る。ようやく森林限界を超え、眺望が開けた。
…が、稜線はもとより赤岳山頂部も相変わらずガスに覆われていてテンションダウン。相変わらず八ヶ岳以外は晴れ渡っているため、物凄く「失敗した!」という思いが強まりました。
淡々と歩を進め、杣添尾根最後の急登を進む。さすがにアイゼンを付けた方が良い感じになったので装着。歩きやすくなりました。
そんなこんなで稜線に出る。
稜線は雪が少ない。少し歩いたところで腹が減ったので食事休憩。
…と、この時、突然ガスが消え、神々しい赤岳と阿弥陀岳の姿が目の前に現れたのでした!
「うおおおおおお」思わず叫んでいました。
一気にモチベーションが上がり、赤岳へ向けて再出発!
ところが驚くほど雪が少なくて、岩場・梯子が全て露出している。
昨年もこの時期に登りましたが、比べ物にならない雪の少なさ。
例年の11月中旬並ではないでしょうか。
連日、豪雪のニュースを見ていたので、てっきり赤岳もたっぷり雪があるものと思っていましたよ。あれは北海道や日本海側だけの話だったんですね…
降るところだけ降って、八ヶ岳は異常な雪の少なさだったとは。
とにかく、地面が露出しまくり。さすがにアイゼンを外すことは出来ないので、歩きにくいったらありゃしない。せっかく削ったアイゼンがまた丸まってしまう、なんて考えながら歩いていました。
赤岳頂上直下の急登は本当に雪が少なくて、一番歩きにくいポイントでしたね。
何はともあれ、無事山頂に到着。この時期としては本当に穏やかで風はほぼ無風と言っても良いレベル。ゆっくり景色を楽しみました。
さて、下山開始!と言っても元来た道を戻るので再び歩きにくいアップダウン。
ここで頭痛が始まる。苦しい帰路でした。
杣添尾根分岐に到着する頃にはふたたびガスが。
頭痛と闘いながら何とか下山完了。温泉で汗を流し、道中の「小作」でほうとうを食べる。その頃にはだいぶ頭痛が引いていたので、問題なく帰宅することが出来ました。良かった。
異常な雪の少なさで、今シーズン最初の本格雪山とはいかず、来年にお預けとなってしまいましたが、結果的には今年の登り納めに相応しい快晴の赤岳を楽しむことが出来ました!
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