天気大どんでん返し 爺ヶ岳東尾根往復
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.6km
- 上り
- 1,731m
- 下り
- 1,722m
コースタイム
天候 | 12/22 ド快晴 /23 なぜか雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が思うほど多くなく、踏み抜き箇所が多かったです。 初日に先行Pがトレースをつけてくれたことで、楽させていただきました。 どうもありがとうございました。 下山時、一番の核心部は最下部の落ち葉斜面だったか? |
その他周辺情報 | 上原の湯 ¥400 |
写真
感想
21日出発、大町観光組合のPで仮眠。今考えればなんでここまで来て登山口まで行って仮眠しなかったのか…今回は珍しく天気が3日持つという予報。まさに油断した。当たり前のように寝坊し、鹿島集落のPへ向かう。本当にいい天気だ。Pには他の車が1台ある。例の家の前を通り過ぎ、石碑を左に見て進む。堰堤まで沢沿いに進み、その堰堤を左岸から越えた先からなんとなく斜面に取り付く。さすがに時期も早いことから雪付きもよくなく、落ち葉の堆積した踏み跡上を進む。先行者は3名ほどか?トレースをつけてもらっておりただただ感謝。
1250mの平坦地辺りは膝下位に雪がばっちりついている。単独だったらそれなりに大変だったろう。ひたすらトレースを辿るが先行者にラッセル恩返しがしたい。1450平坦地で休憩、ブナ林のいい所だ。相変わらずド快晴、明日の稜線が楽しみだ。気温も上昇しトレースも締まり歩きやすくなっている。なだらかに登り続け樹林が切れた1766Pに出る。爺・鹿島槍の美しいこと…溜息しか出ない。若干雲がかかってきた感じ。出も全く気にならない。途中でかんじき装着し1970Pに到着する。昔、ここで幕営したときこの先が不安だなぁなんて思っていたが、今日は風をよけつつも町が見下ろせる大展望の天場に大満足だ。このP周辺に先行者も幕営していたのでお礼を言う。自分の前に6名歩いていたようだ。さらにトレースをつけに先行してくれているらしい。電波も良好だったことから天気予報を確認するも、明日も保証されている…はずだった。当然夜景も素晴らしく、久々にいいモノを見た感じだった。
夜中、カサカサいう音で目が覚める。雪が降ってるではないか!当然起床後天気予報を確認するも、午前中が雪予報に大変化していた。ここまで来たし視界が悪いわけでもなかったので出発する。しばらく先行し、トレースをしっかりしたものにしてゆく。当然風で消えてしまったところもあったが、昨日楽させてもらった分は恩返しするつもりで進む。ナイフリッジになる手前のピークまで先行し、そこからはなんとなく皆が交代しながら進む。ナイフリッジは風もなく雪の量もそれほどではなかったので、なんとなく越えてしまった。一向に晴れる気配はないが、白沢天狗尾根への合流まで急登を進み支尾根に乗った。ガスでただひたすらに登って行くだけ。ラストの白い斜面を雪庇に注意しながら登ると道標のある中峰に飛び出した。7名で登頂の感動を分かち合った。風が強く展望も全くないことから5分程度で立ち去る。全く晴れてくる要素はなかった。
下山時に薄日が差してくることがあったものの、晴れないでほしいと願ったのは私だけではないはず。BCで撤収中、なんとなくいい天気になってきていた。別の登山者がこれから頂上に向かうとのことであった。明日はもっと良くないのは周知の事実、でもこの時間から往復可能だろうか?
下界はとてもいい天気だったようで、日没前に下山することができ、上原の湯で入浴、リンゴを大量購入(ひと箱20個近く、1000円)して帰宅の途に就いた。最後の最後まで爺Pが顔を見せなかったことがちょっとうれしかった。おさめの山行としては大成功だったかな?
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