【雲取山】標高年記念登頂にギリ間に合った。


- GPS
- 16:57
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇堂所までの泥濘は冷え込みでカチカチに凍ってる。 〇落ち葉が積り、木の根や小岩が隠れている。 〇ヨモギの頭の巻道あたりから日影に積雪凍結箇所あり。 〇小雲取山から雲取山山頂までの間に積雪凍結箇所多数。 |
その他周辺情報 | 〇村営駐車場のトイレは12月1日から3月中旬までの冬季期間は閉鎖中。 |
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
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個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
チェーンスパイク
|
感想
2013年11月のテント泊以来4年ぶり6回目の雲取山。
雲取山はテン泊デビューの山でもあり、
とても好きな山である。
今年、2017年は標高2,017mの雲取山の標高年記年、
年初めより、標高年記念登頂を何度も計画するも、
仕事の都合、台風などの荒天、体調不良など、
その都度、ことごとく実施に至らなかった。
年の瀬押し迫った本日、日帰り山行で
ギリギリ標高年記念登頂に間に合った。
当初はテント装備でノンビリ山行の予定であったが、
爆弾低気圧で北海道、東北地方は大荒れ、
天気予報気にしながら山仕度の途中で、
慌ただしい時期に周囲に心配掛けるのも気が引け、
早朝出発の日帰りとなった。
午前6時少し前に、丹波山村村営駐車場に到着。
夜明け前の星空の中をヘッデンを点けて出発。
気温はマイナス3度だが風も無く、
30分ほど歩くと汗ばんできたので一枚脱ぐ、
ちょうど辺りも明るくなって来たので、
ヘッデンも仕舞う。
紅葉も終わり、完全に落葉したこの時期は
始めてになるのだが、山全体が明るく感じる。
裸の枝の木々の間から、
色彩が抜けたモノクロ写真のようだが、
いつもと違った景色が見えて面白い。
いつもは見たことの無い場所に富士山も見える。
空も青く晴れ上がっている。
寝不足と運動不足で、5~6キロの軽荷なのだが、
20キロ前後のテン泊装備の時と同じくらいに
時間が掛っている。
後続ハイカーにもドンドン抜かれて行く、
ヘロヘロである。
小雲取山下の分岐点に着いた時には息もあがり
やや貧血状態でボーっとしてきた、
完全に寝不足がたたっている。
それでも、景色は素晴らしい。
富士山もクッキリ浮かんで見える。
いつもなら鬱蒼としていて、
あまり気にしないで通過していた小山、
笹ヤブの中にうすっらと踏み跡がある、
そこを辿ってみると2分ほど山頂、
そう「小雲取山」である、初めての登頂。
小雲取山から風も強くなり、急に気温も下がった。
手袋の中の指先もかじかんで冷たくなった。
雲取山の避難小屋が見えて来たころから、
日向でも積雪箇所が続き、
避難小屋下からの最後の登りも雪が着いているので、
注意深くコース取りして登る。
山頂には自分と同様に標高年記念登頂に
ギリ間に合った人達が交互に写真を撮り合っている。
単独で来られ男性ハイカーにシャッターを頼まれた、
自分もその方にお願いした、
普段は写真を頼まれることはあっても、
自分を撮ってもらうことをしないので、初めてである。
ザックのサイドポケットのペットボトルの水が
シャキシャキに凍っているくらいとても寒く感じ、
避難小屋でランチにしようかと思ったが、
富士山がとても綺麗に見えていたので、
岩場に腰を降ろして湯を沸かしてランチタイム。
山頂からの景色を充分に満喫した贅沢なランチとなった。
下山途中のブナ坂手前の尾根の段差のあるところで、
テン泊ザックを背負った男女の若者の団体とすれ違う、
礼儀正しく挨拶を受け、道の譲り合い、
最後尾の引率者に「高校生ですか、礼儀正しいですね」
と尋ねると、「はい、埼玉県立O高校です。」
「いいですね、気を付けて!」と声掛けして行き交う。
テン泊も羨ましかったが、何か清々しい気分になった。
そこからは、日没時刻も気になり、
一気に駆けおりるように下り、
未だ明るいうちに駐車場に無事到着。
車で帰り支度をしながら、
登りのヘロヘロ状態の体力の無さの不甲斐なさと
標高年記念登頂出来た達成感とが交互に思いめぐり、
複雑な心境で2017年度の山行を締めくくることとなった。
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