秋の気配が漂う木曽駒ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 468m
- 下り
- 470m
コースタイム
天候 | 今シーズン最高のドピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
人気の百名山だけあり、この休日は大変な賑わいでした。 バスもロープウエイも始発を10分ほど繰り上げ、増便をどんどん出していた様子。 それでも13:00頃の下山時、しらび平から千畳敷へのロープウエイは2時間待ちのお客さんであふれていました。 山のほうですが、千畳敷駅から宝剣山荘までは若干の急登があるものの登山道もしっかりしていて危険な個所は全くありません。宝剣岳は高所恐怖症の方は避けられたほうが賢明かと思います。ただし、岩場の基本「三点確保」の技術を使って行けば大丈夫です。 中岳の巻道もゆっくり歩けば危険回避はできるかと思います。 宝剣山荘から中岳・木曽駒の登山道もしっかりしています。 下山後は菅の台バス停近くの「こまくさの湯」(大人600円)がお勧めです。 お食事はこまくさの湯のお隣の「ガロ」のソースかつ丼がお勧めですが、人気のお店のため長蛇の列は覚悟して下さい。 |
写真
感想
3連休の中日、天気予報通りに晴れになることを期待し、9/17の23:30頃自宅を出発。途中、中央道で長野に入ると霧雨が降りだし嫌な予感。それでも、日頃の行いの良さを信じつつ1:30頃駐車場に到着。既に数10台の先客がいるのを確認し、5:00にアラームをセットして車中泊。(ナーバスな私は相棒のいびきで2時間ほどしか睡眠できず)
5:00起床とともにバス停を見ると早くも数名の方が並び始めているのを確認。また、そこに大型バスが到着し団体さんが降りてきて並ぶ準備の真際中。これは大変と、兎に角ザックと相棒を並ばせて大至急の身支度。なんとか始発のバス(臨時便でした)に乗車することができ大満足。さて、肝心のお天気ですが山のほうはガスが出ているものの、晴れそうな雰囲気。
臨時始発のロープウエイに乗車し窓から外を見るとガスがどんどん晴れ、南アルプスの山々が見える。千畳敷に到着するころには富士山まで頭を出してくれる。そして千畳敷カールは青空が広がり絵葉書のような景色で迎えてくれている。駒ケ岳神社に今日の山行の無事の祈願と素晴らしい天気にしていただいたお礼をして、宝剣山荘に向かう。早朝だけに登山者も少なくいつものペースで宝剣山荘に到着。目の前には凛として聳える鋭い岩峰の宝剣岳。既に何人かの人の姿を山頂に発見。
早速、本日1つ目のピークハントに出発。滑落したらただでは済まない岩場・鎖場の連続だったが20分位で山頂に。山頂の煙突のような岩にはかわいいお嬢さんが万歳ポーズをしている。小生もチャレンジしたが足が短いため無理と判断し(本当はビビって)諦め。山頂からは360度の大パノラマ。甲斐駒・千丈・塩見など南アルプスの山々・富士山・八ヶ岳・御岳・乗鞍・穂高・槍など日本の主だった主峰を見る事ができた。「この景色が見たかった。」狭い山頂故長居はできず即、下山。三点確保を守り無事宝剣山荘に帰還。(下りるほうがスリルいっぱい。)
山荘の横でゆっくりコーヒーを沸かし朝食。登山客も増え中岳のほうに皆さん登って行く。我々も中岳・木曽駒のピークを目指し行動開始。家族連れの方も多く晴天の下思い思いに登山を楽しんでいる様子が微笑ましい。空を見上げると夏の入道雲ではなく何となく秋の雲。木曽駒頂上は風も涼しいというより秋の冷たい風が吹いている。ここからも素晴らしい眺めで、常念や遠く立山・剣岳まで見えた。
下山路は中岳を登り返すのもつまらないので、巻道を選択。確かに危険な所はあるが、落ち着いて三点確保で進めば大丈夫。ハイマツの稜線で気持ちいい道だった。乗越浄土まで戻り、一休み後千畳敷駅まで下山。お花畑には夏の花はすでになく、赤っぽい色に染まりつつある様子。名残惜しい景色だったが、ロープウエイやバスが混雑する前に駒ケ根まで下りたかったので千畳敷をあとに。
順調に駐車場まで戻り、昼食は予定通りソースかつ丼の「ガロ」へ行くものの、なんと1時間以上の待ちとのこと。取りあえず予約だけして、これまた予定の「こまくさの湯」へ。いい湯は言うに及ばず、露天風呂からは今さっきまで楽しんだ千畳敷や宝剣岳が眺望できた。その後は予約したガロへ。順番を聞くとまだ20組待ちとのこと。ガロのソースかつ丼はあきらめ近くの「すが野」という店へ。涼しい風が心地よいテラスですすきを眺めながら、キャベツいっぱいのソースかつ丼を平らげ本日の山行もおしまい。
今シーズン最高のドピーカンに恵まれ、絵葉書のような景色と秋の気配漂う中央アルプスの山々を楽しむことができ満腹状態。今回も素晴らしい山行だった。
追記:今回の山行の計画にあたり、yo-coさんはじめ皆様の山行記録を参考にさせていただきましたこと御礼申し上げます。
sugi-chanさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございました。
木曽駒もすごい人気ですね。百名山ハンターの
的になっているんでしょうかね。
宝剣岳はなかなかスリルがありそうです。
剱まで見えたとは素晴らしいですね。
富士山にもテンションがあがります
今後ともよろしくおねがいします。
こちらこそコメントありがとうございます。
折角、山に行くのなら「晴れ」のほうがいいですよね。遠くの景色も眺望でき、何か得した気分になります。
今回の山行は、山の神様の贈物としてありがたく頂きました。
そして、私が焼岳に登るときもbullcchiと同じようによい天気になるよう、日頃からよい心掛けをするつもりでいます。
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