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Yamareco

記録ID: 1346253
全員に公開
雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山登り納め 黒檜山〜大タルミ直下り、小沼氷上歩き

2017年12月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
11.6km
登り
763m
下り
766m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
0:40
合計
5:33
8:11
7
8:18
8:24
45
9:09
9:09
2
9:11
9:11
5
9:27
9:33
5
9:38
9:39
19
9:58
10:01
22
10:23
10:26
14
10:40
10:41
16
10:57
11:04
47
11:51
11:56
15
12:11
12:11
42
12:53
12:53
5
12:58
12:58
37
13:35
13:35
9
13:44
ゴール地点
大タルミからのショートカット、覚満淵、小沼氷上横断のため、標準経路及びCTとは参考対象になりません。
天候 くもり 風花が舞う
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
黒檜山登山道前路駐。
コース状況/
危険箇所等
登山道は積雪凍結しているがチェーンスパイクで充分。
大タルミショートカット、ノートレースの新雪足首から膝程度。ワカンorスノーシューが必要。まだ岩が露出している所がある。
覚満淵、小沼氷上歩き、完全凍結しているが一部薄い所がある。
鳥居峠〜長七郎山、八丁峠〜スキー場、一部股下までの積雪ありツボ足。
赤城県道見晴山付近から黒檜山。
2017年12月31日 07:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
12/31 7:47
赤城県道見晴山付近から黒檜山。
黒檜山、駒ヶ岳。大沼は凍結が始まった。
2017年12月31日 07:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 7:51
黒檜山、駒ヶ岳。大沼は凍結が始まった。
黒檜山。霧氷が素晴らしい。
2017年12月31日 07:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 7:50
黒檜山。霧氷が素晴らしい。
鳥居峠に今年最後の日が昇る。
2017年12月31日 07:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 7:51
鳥居峠に今年最後の日が昇る。
寄り道して、赤城北面道路の霧氷並木。
2017年12月31日 07:57撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 7:57
寄り道して、赤城北面道路の霧氷並木。
今年最後の登山もここから。気温−5℃。それほど寒くはない。アイゼンは不要にし、スノーシューは装備。チェーンスパイクを履く。
2017年12月31日 08:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:12
今年最後の登山もここから。気温−5℃。それほど寒くはない。アイゼンは不要にし、スノーシューは装備。チェーンスパイクを履く。
地蔵岳、大沼、大洞赤城神社。
2017年12月31日 08:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:22
地蔵岳、大沼、大洞赤城神社。
大沼の氷の模様が幾何学的。
2017年12月31日 08:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:22
大沼の氷の模様が幾何学的。
鈍く光る太陽と霧氷。
2017年12月31日 08:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:42
鈍く光る太陽と霧氷。
霧氷帯の隙間から上州武尊山。
2017年12月31日 08:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:42
霧氷帯の隙間から上州武尊山。
猫岩の霧氷のトンネル。
2017年12月31日 08:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:43
猫岩の霧氷のトンネル。
駒ヶ岳方面の霧氷。
2017年12月31日 08:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:45
駒ヶ岳方面の霧氷。
天気は悪いが霧氷の美しさは変わらない。
2017年12月31日 08:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:44
天気は悪いが霧氷の美しさは変わらない。
春は薄紅、夏は緑、秋は黄、冬は白。四季の美しい風景。
2017年12月31日 08:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:44
春は薄紅、夏は緑、秋は黄、冬は白。四季の美しい風景。
白く樹木に着雪している。正確にいうと霧氷の一種の粗氷。
2017年12月31日 08:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:45
白く樹木に着雪している。正確にいうと霧氷の一種の粗氷。
モンスター化してきたシラビソが見える。
2017年12月31日 08:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:46
モンスター化してきたシラビソが見える。
エビしっぽ。昨日の悪天候が伺える。
2017年12月31日 08:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 8:59
エビしっぽ。昨日の悪天候が伺える。
分岐を過ぎると霧氷並木のビクトリーロード。
2017年12月31日 09:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:12
分岐を過ぎると霧氷並木のビクトリーロード。
黒檜山山頂。とりあえず素通り。
2017年12月31日 09:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:13
黒檜山山頂。とりあえず素通り。
着雪により枝が下がり、独特な風景を醸し出している。
2017年12月31日 09:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:14
着雪により枝が下がり、独特な風景を醸し出している。
展望ポイントから西方面。中層雲が天空を覆っているが、浅間山、四阿山が頭を出している。
2017年12月31日 09:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:17
展望ポイントから西方面。中層雲が天空を覆っているが、浅間山、四阿山が頭を出している。
北方面。
2017年12月31日 09:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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北方面。
至仏山。
2017年12月31日 09:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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至仏山。
上州武尊山。
2017年12月31日 09:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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上州武尊山。
苗場山。
2017年12月31日 09:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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苗場山。
谷川岳は天神平スキー場が見えるだけ。
2017年12月31日 09:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:19
谷川岳は天神平スキー場が見えるだけ。
白夜のような世界。
2017年12月31日 09:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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白夜のような世界。
白珊瑚、カリフラワー。
2017年12月31日 09:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:20
白珊瑚、カリフラワー。
霧氷群と朝焼けが見える。やはり天気が崩れる前触れ。
2017年12月31日 09:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:29
霧氷群と朝焼けが見える。やはり天気が崩れる前触れ。
再び山頂で記念撮影。今年一年の締めくくりも、変わり映えせずこのポーズ。来年もよろしくお願いいたします。
2017年12月31日 09:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:33
再び山頂で記念撮影。今年一年の締めくくりも、変わり映えせずこのポーズ。来年もよろしくお願いいたします。
白い妖精のような霧氷群。
2017年12月31日 09:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:37
白い妖精のような霧氷群。
黒檜大神で参拝。
2017年12月31日 09:38撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:38
黒檜大神で参拝。
駒ヶ岳、地蔵岳、小沼。富士山は見えず。木階段は中途半端な積雪で踏み抜く。二度転倒した。この転倒でレンズに着雪、きちんと拭かず15分後に後悔する。
2017年12月31日 09:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:48
駒ヶ岳、地蔵岳、小沼。富士山は見えず。木階段は中途半端な積雪で踏み抜く。二度転倒した。この転倒でレンズに着雪、きちんと拭かず15分後に後悔する。
駒ヶ岳の霧氷。
2017年12月31日 09:57撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 9:57
駒ヶ岳の霧氷。
大タルミでdanby63さんとお会いした。黒斑山ではお会いできなかったので嬉しい出会い。やはりdandyなdanbyさんでした。着氷写り込みご容赦。
2017年12月31日 10:03撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:03
大タルミでdanby63さんとお会いした。黒斑山ではお会いできなかったので嬉しい出会い。やはりdandyなdanbyさんでした。着氷写り込みご容赦。
私はスノーシューを履いて、本日のお楽しみ第一弾。大タルミショートカット。
2017年12月31日 10:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:04
私はスノーシューを履いて、本日のお楽しみ第一弾。大タルミショートカット。
樹林帯へ落ちていく。最初は急斜面だが徐々に緩やかになる。写真中央の大沼、赤城神社を目指して下りていく。やや南南西にトラバースしながら行く。
2017年12月31日 10:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:06
樹林帯へ落ちていく。最初は急斜面だが徐々に緩やかになる。写真中央の大沼、赤城神社を目指して下りていく。やや南南西にトラバースしながら行く。
当然ノートレースの新雪。パウダースノーを満喫。転倒し雪まみれになっても気にしない。楽しいのだ。
2017年12月31日 10:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:09
当然ノートレースの新雪。パウダースノーを満喫。転倒し雪まみれになっても気にしない。楽しいのだ。
啄木鳥橋が目印。距離にして300mか、まだまだ遊べる。
2017年12月31日 10:16撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:16
啄木鳥橋が目印。距離にして300mか、まだまだ遊べる。
写真中央奥の稜線の北側を行くと、神社北の駐車場辺りに出られる。立入禁止のバリケードがある沢。
2017年12月31日 10:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:22
写真中央奥の稜線の北側を行くと、神社北の駐車場辺りに出られる。立入禁止のバリケードがある沢。
目標到達地点に無事到着。約12分で下りてきた。スノーシューを履いたまま覚満淵へ向かう。
2017年12月31日 10:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:29
目標到達地点に無事到着。約12分で下りてきた。スノーシューを履いたまま覚満淵へ向かう。
完全凍結した覚満淵。氷上を横断する。
2017年12月31日 10:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:43
完全凍結した覚満淵。氷上を横断する。
まだ透明度の高い氷が見られた。
2017年12月31日 10:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:46
まだ透明度の高い氷が見られた。
振り返る覚満淵。東岸に上陸し鳥居峠から小沼経由で長七郎山へ向かう。
2017年12月31日 10:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 10:46
振り返る覚満淵。東岸に上陸し鳥居峠から小沼経由で長七郎山へ向かう。
長七郎山手前の所には雪庇が出来始めていた。レンズぼ着雪に小沼まで気が付かなかった。
2017年12月31日 11:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 11:45
長七郎山手前の所には雪庇が出来始めていた。レンズぼ着雪に小沼まで気が付かなかった。
長七郎山山頂。地蔵岳はすでに見えない。
2017年12月31日 11:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 11:54
長七郎山山頂。地蔵岳はすでに見えない。
くもって横引き峰しか見えない。風も強くなり風花が舞ってきた。小沼へ下りる。
2017年12月31日 11:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 11:56
くもって横引き峰しか見えない。風も強くなり風花が舞ってきた。小沼へ下りる。
鳥居から氷上へ。本日のお楽しみ第二段。小沼氷上横断。
2017年12月31日 12:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 12:15
鳥居から氷上へ。本日のお楽しみ第二段。小沼氷上横断。
完全凍結した小沼。ドーンと氷が膨張する音が頻繁に聞こえる。
2017年12月31日 12:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 12:17
完全凍結した小沼。ドーンと氷が膨張する音が頻繁に聞こえる。
美しい氷をしばし観賞。覚満淵よりさらに透明度が高い。
2017年12月31日 12:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 12:17
美しい氷をしばし観賞。覚満淵よりさらに透明度が高い。
歩んできた氷上を振り返る。天気が悪くてどっちを見ても同じような景色。
2017年12月31日 12:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 12:19
歩んできた氷上を振り返る。天気が悪くてどっちを見ても同じような景色。
北側はまさにスケートリンクのように美しい氷。
2017年12月31日 12:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 12:20
北側はまさにスケートリンクのように美しい氷。
今日の昼食は年越し蕎麦。おあげと鳥団子で全く蕎麦が見えない。
2017年12月31日 12:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 12:41
今日の昼食は年越し蕎麦。おあげと鳥団子で全く蕎麦が見えない。
小雪舞う侘しい小沼のベンチで蕎麦をすする。
2017年12月31日 12:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 12:41
小雪舞う侘しい小沼のベンチで蕎麦をすする。
地蔵岳はガスに覆われているのでパスし、スキー場へ向かう。
2017年12月31日 13:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 13:01
地蔵岳はガスに覆われているのでパスし、スキー場へ向かう。
シカのトレースが先導してくれる。
2017年12月31日 13:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 13:06
シカのトレースが先導してくれる。
スキー場の営業はしていないが、子供たちが元気に遊ぶ。幼少期の私とだぶらせる。
2017年12月31日 13:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 13:18
スキー場の営業はしていないが、子供たちが元気に遊ぶ。幼少期の私とだぶらせる。
大沼はまだ完全凍結していない。1月下旬だろう。
2017年12月31日 13:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 13:27
大沼はまだ完全凍結していない。1月下旬だろう。
今日も、今年も無事に帰ってきた。また来年もよろしくお願いいたします。
2017年12月31日 13:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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12/31 13:46
今日も、今年も無事に帰ってきた。また来年もよろしくお願いいたします。
撮影機器:

感想

 大晦日。平成29年から30年へ、酉から戌へ。また新たな気持ちを切り替えへ。
年男だった今年の総括は、28年ぶりに唐松岳へ。赤岳で股関節を負傷。谷川岳訪問が11回で初めて月一を下回った事。天候によるものがやはり大きい。地球温暖化。今年を振り返りつつ、例年通り赤城山で登り納め。

 週末の悪天候で霧氷が更にできていることを確信していた。曇り空だが中上層雲なので霧氷観察には影響があまりない。照り返しが弱く写真映えしないが。それより気温低下と積雪により期待しているのが、大タルミショートカット、小沼氷上横断だ。
今回の登り納めはその二つに尽きる。雪でも構わない。それがやりたいだけなのだ。

 除雪はされているが凍結している赤城県道をひた走り、一旦駐車場を素通りして北面道路へ向かう。霧氷並木が美しいのだ。曇り空でいまいち映えないが撮影。再び戻って出立。アイゼンは置いていく。スノーシューを装備。雪が締まっておりこの程度なら滑り止めは要らないが、面倒なのでチェーンスパイクを履いていく。

 登りっぱなから素晴らしい霧氷。昨日の悪天候が伺える着雪。粗氷。えびしっぽが豪快に出来ていた。猫岩にも霧氷のトンネル。分岐を過ぎるとビクトリーロード。霧氷が白く彩る素晴らしい道。これで天気が良ければ・・・と言いたくもなる美しさ。

 誰もいない山頂を素通りして展望ポイントへ。上州武尊山、至仏山、燧ケ岳、苗場山しかはっきり見えなかった。あとはガスの中。再び山頂で記念撮影し駒ヶ岳へ向かう。木階段が中途半端な積雪で埋没し階段間を踏み抜く。足を引っ掛けて二度転倒。シリセードはまだできない量だ。

 大タルミへ下りると、growさんですよねと声を掛けられた。黒斑山でお会いできなかったdanby63さんBingo!。必ずどこかでお会いすると思っていました。尾瀬のレコは参考にさせて頂いてます。思わず握手してしまいました。私より目上の方でdandyな方だなと、まさに渋い感じです。チェスパからアイゼンへ交換されていらっしゃった。私は下へ降りるためにスノーシューへ。お互いの無事を祈りお別れした。また再会を誓って。

 私は踏み跡のない樹林帯へ突っ込んでいく。積雪は足首からすね程度。最初は急斜面なのでトラバース気味に下っていく。いつも下りる箇所は啄木鳥橋手前の鳥居近辺と決めている。目標物があると分かりやすいからだ。特に赤い色は悪天候時に目立つ。

 やや積雪が多い沢を直下してパウダースノーを満喫する。調子に乗り木の根にスノーシューを引っ掛けて豪快に転んだ。深い所は腰辺りまであるのでワカン、スノーシュー装着しないと厳しい。ウサギ、キツネ、特にシカのトレースが多い、クマはなかった。

 約12分のショートカットで目標地点に到達。覚満淵も積雪が深い所があるのでスノーシューを履いたまま向かう。完全凍結した氷上を横断して鳥居峠へ。鳥居峠から小沼、長七郎山までは一部深い所があるのでツボ足で行った。スノーシュー履くまでもない。

 次第に雪が舞うようになり、長七郎山山頂に着くころには地蔵岳すら見えず。毎年地蔵岳で初日の出を見ていたが、今年は長七郎山で撮影、参拝しようかと思う。小沼横断経由なら30分掛からないだろう。1日は風が強いので、標高が高いとさらに影響が出るだろうとの判断。

 小沼へ下り、南岸の鳥居から氷上へ。積雪が薄くトレースの有無は不明。とりあえず先々週のように、割れて落ちそうになることはないと踏んだ感触の経験で分かる。全く当てにならないが・・・

 中央をガンガン歩いていく。正面にテントがあるが、氷上には誰もいない。中央辺りで振り返るが、悪天候でどこを見ても同じような景色。北岸辺りの透明度が高い氷を観賞し上陸。ベンチで年越し蕎麦の昼食。気温−7℃、暖かい蕎麦が染みる。

 ガスで見えない地蔵岳をパスしてスキー場方面へ下りて行く。新雪のノートレースだが、ここもシカのトレースが多い。食害が気になる。オープン前のスキー場で子供たちが楽しそうに雪遊びしている。私も40年以上前、そうやって遊んでいたなと自分自身をだぶらせる。今日も雪まみれで雪遊びしてきたばかりだが・・・

 大沼湖畔を散策し、赤城神社で今年の御礼と参拝。路駐した場所に戻るといつものように塩カルと雪で汚れたパジェロが佇んでいた。

 昨年中は閲覧、拍手を多数頂き誠にありがとうございます。shilokoさんと同行すると軽妙なコント仕立ての山行となり、ソロですと連日山行や長距離山行が多いですが、基本は無事に下山し家に帰ることです。皆様の無事な山行とご多幸、ご健康をお祈り申し上げます。また来年もよろしくお願いいたします。

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コメント

growmonoさん最後まで頑張ってますね!
こんばんは
growmonoさん最後まで頑張ってますね!
さすが元気ですね。
今年は楽しいレコを沢山よまさせて頂きました。
来年もよろしくお願いします。
最後にdanby63さんにお会いしたのも良かったです。
本当に山が好きな者同士という感じがします。
2017/12/31 19:33
初日の出、登り初めの準備は完了です。
こんばんは、iiyuさん。

 例年通り大晦日は赤城山です。
その年によってかなりコースが異なりますが、概ね何かしらのピークには登ってます。
初日の出も赤城山から見ています。前橋は毎年初日の出が見られる確率が80%と全国二位です。一位は東京、甲府で87%です。

 私も大師匠iiyuさんのレコを全て拝見し、吾策新道へ行ってみたりしました。
来年もよろしくお願いいたします。
2017/12/31 21:02
今年も数時間で終了
growmonoさん、こんばんは、
大晦日の山歩き、ご苦労様でした、
またこの一年、楽しいくレコを拝見させていただきました、
数時間で‘18年の幕開けです、
‘18年も楽しいレコを読ませてください、
ただいま、紅白を見ていて眠くなったので
成仏いたします。
2017/12/31 20:56
秒読み
 こんばんは、yasioさん。

 今年一年の締めくくりも赤城山です。天気が悪くても楽しんできました。

 美味い食事と美酒に酔い、すばらしい大晦日となっていることと思います。
私はテレビをほとんど見ないので、紅白も見たことがありません。

 私も明日は登り始めで例年通り赤城山です。14時間前に下りた山にまた登ります。
晴れますが強風予報なので地蔵岳は避けて、長七郎山へ今年は行こうかと予定してます。
今年の初日の出は地蔵岳でしたが、お会いできませんでしたね。ニアミス。
2017/12/31 21:19
良き登り納めになりました
growmonoさん お会いできて嬉しかったです
登り納めでも相変わらずガッツありますね
黒檜山から降りた時にパジェロがあるので”あれ?”と思いましたが
赤い橋付近に大タルミ方面からのスノーシューのトレースがあったので
まだまだ何処か歩いているんだな?と確信しました。

大タルミからのショートカットコースのポイントを教えて頂いたので
次回はスノーシュー持参してチャレンジしてみます。
登り納めにバッタリ会うことが出来て2017年の山登りの
良き締めくくりになり、ありがとうございました。
2018/1/1 13:49
山好きな者
 こんにちは、danby63さん。やっとお会いできました。
レコでご覧の通りぶらぶら歩いて氷と雪遊びしてきました。今日は初日の出で早出でした。

 上越山間部赤城山を含め明日から3日にかけてと、5日は平野部でも雪が降ります。週末は天気が回復しますので、ショートカットの新雪を存分に楽しめると思います。

 山登納めで素晴らしい方とお会いできてこちらこそ感謝です。
大師匠iiyuさん曰く「本当に山が好きな者同士という感じがします。」大先輩を前に恐縮です。私はほぼ群馬県内を中心に歩いており、また必ずやどこかでお会いする機会があると思います。
2018/1/1 17:35
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 赤城・榛名・荒船 [日帰り]
赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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