【塔ノ岳】初日の出に輝く霧氷と富士山

2018年01月01日(月) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,219m
• 下り: 1,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:08

距離 12.6km 登り 1,219m 下り 1,221m

3:28 菩提峠
4:11 二ノ塔
4:22 三ノ塔
4:28 三ノ塔地蔵菩薩
4:43 4:44 烏尾山荘
4:44 4:49 烏尾山
5:04 行者ヶ岳
5:18 政次郎ノ頭
5:25 書策新道分岐
5:35 5:36 新大日茶屋
5:46 木ノ又小屋
6:09 7:06 塔ノ岳
7:35 木ノ又大日
7:43 新大日茶屋
7:50 書策新道分岐
7:56 政次郎ノ頭
8:12 行者ヶ岳
8:27 烏尾山荘
8:44 8:45 三ノ塔地蔵菩薩
8:54 8:55 三ノ塔
9:04 二ノ塔
9:36 ゴール地点

※GPSログはスマホアプリのヤマレコmapで取得しています。

天候

快晴！
風もほぼ無く、山頂でも例年に比べると気温が高かったように思います。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菩提峠に車を停めました。無料。
スペースは十分ありますが、登山届ポストもトイレもありませんので、事前にヤビツ峠のトイレや登山届ポストを利用してからこちらに移動すると良いと思います。

コース状況／危険箇所等

部分的に崩壊箇所もありますが、よく踏まれて木道なども含めてよく整備された道です。整備して下さっている方に感謝。

写真

1/1 3:39

山頂で初日の出を拝む為の登山。ヘッドライトを灯して出発です。初日の出は6:45AM。早く到着し過ぎると寒いので、6:30AM前くらいに山頂に到着するようペース配分するのが目標。

1/1 4:28

月明かりが煌々としていました。
とは言え、写真を撮るような明るさでもないので黙々と歩く。そのせいで、前半ペースが予定より速すぎました。

1/1 5:44

上部に行くと雪が積もっているのかと思ったら、木々から花びらのように舞い落ちる霧氷でした。

1/1 6:11

鳥尾山辺りから身体が冷えないギリギリのペースまで落としましたが、予定より少々早く到着。しかし例年より寒くないので待ち時間はさほど苦痛ではありませんでした。

1/1 6:12

黎明。トワイライト。好きな時間です。

1/1 6:47

夜明け前。

1/1 6:49

標高の高い富士山が先に初日の出を浴びます。
これはiPhoneの写真。

1/1 6:52

綺麗な色です。

1/1 6:53

初日の出!!!　地平線の上の雲からですが、見事なご来光でした。幸先の良い新年のスタートです。

1/1 6:55

これはiPhoneの写真。

1/1 6:55

iPhoneの写真。
手前の霧氷もピンク色に染まります。

1/1 6:56

霧氷が残ってくれていたおかげで色彩が華やかになりました。

1/1 6:56

これはコンデジの方の写真。二つ前と比べるとiPhoneの方が色の再現性が高い？？

1/1 6:57

初日の出に霧氷が輝きます。
これもiPhoneの写真。

1/1 6:58

富士山の右奥の南アルプスも染まります。

1/1 7:00

こちらはコンデジ。
こちらはコンデジの方がiPhoneより色が実態に近いかな？

1/1 7:07

火が高くなるにつれて光が白く輝きます。

1/1 7:09

やはり塔ノ岳は絶好の富士山展望台。

1/1 7:10

当初は蛭ヶ岳まで行くことも考えていましたが、輝く霧氷と富士山を堪能して充足してしまい、丹沢山にすら向かわず(^_^;

1/1 7:10

いや見事。今年もよろしくお願いいたします。

1/1 7:14

輝く霧氷！

1/1 7:15

さて、身体も冷えたのでユルユルと帰路につきます。今日は往路の表尾根を戻ります。

1/1 7:19

この霧氷が桜の花びらのようにひらひらと舞い落ちていました。昼前には全て落ちるかな？
はかなさも桜の花のよう。

1/1 7:24

ただただ綺麗。

1/1 7:25

初日の出後の表尾根は太陽に向かって下山していくのでサングラスは必携です。まぁ、皆さんいつも常備だと思いますが。

1/1 7:28

霧氷が残っているのは新大日あたりの上のみでした。

1/1 7:53

それより下は夏道。
とは言え、土が凍った状態。これが昼前には溶けて泥濘になるのですよね。

1/1 8:03

表尾根は大倉尾根のような遊歩道とは異なり多少の岩場があるので楽しめます。しかし近年は鎖というか手すりというか。。少々過剰なような気が。。

1/1 8:08

新大日から下降して行者岳に近づくと、大倉尾根越しに富士山と再会。

1/1 8:12

行者岳。このような緊急時の救助要請用の表札が定期的に設置されています。

1/1 8:14

鳥尾山と奥に三ノ塔

1/1 8:28

鳥尾山より右の塔ノ岳から左に連なる大倉尾根。
ここから見るとバカ尾根と言う名が似合わない綺麗な尾根です。

1/1 8:28

鳥尾山より駿河湾、真鶴方面。

1/1 8:42

鳥尾山から一旦下って三ノ塔への登り返し。
階段が連続します。リズム良く高度を上げていきましょう。

1/1 8:45

結構な高度差を登っていきます。

1/1 8:46

そして登って振り返ると手前下の鳥尾山から塔ノ岳へ連なる歩いてきた表尾根の稜線。奥に大倉尾根の稜線。さらにその奥に富士山。

1/1 8:47

右に目を転じれば丹沢山も望めます。

1/1 8:50

全般的に以前より木道が多くなっています。
大倉尾根ほどでは無いものの、登山道の崩壊と浸食が激しいのでしょうね。整備をされている方に改めて感謝。

1/1 8:51

三ノ塔は富士山と。

1/1 8:52

駿河湾の絶景ポイント。

1/1 8:53

この大展望です。

1/1 8:54

やはり富士は美しい。

1/1 9:01

さて三ノ塔から少し下って正面が二ノ塔の小ピーク。最後の登り返しです。このアップダウンの多さが、ひたすら下る大倉尾根との違いの一つ。私は鍋割山稜を歩く時以外は、表尾根を好んで歩きます。

1/1 9:26

休憩用のベンチなど整備は行き届いています。

1/1 9:30

さてカウンターの設定された登山口に帰還。

1/1 9:31

林道を少し歩いて。

1/1 9:38

菩提峠の駐車場へ。
塔ノ岳で折り返したので体力的にはかなり余力を残してしまいましたが、大展望に初日の出に霧氷にと、素晴らしい新年の始まりとなりました。山の神様に感謝。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

iPhone X Apple

感想

山遊子（さんゆうし）

拙いレコをご覧頂きました皆様、新年明けましておめでとうございます。
皆様にとって笑顔溢れる新年となりますよう祈念いたします。

さて、私は毎年初日の出は山で拝みたいと考えています。
本当はテントを担いで北アルプスの蝶ヶ岳辺りの山中で年を越したいのですが、ここ数年、関東以外は天候が悪いことが多く実現していません。今年も天気予報と天気図をにらめっこしていると、北アルプスはおろか、八ヶ岳ですら天候は今一つ。テント泊は断念し、困ったときの塔ノ岳に登ることとしました。
丹沢界隈は例年、晴れることが多いのです。
ここ数年、積雪が少ないことは残念ではあるものの、塔ノ岳は気軽に登れる山であるにも関わらず、ご来光と富士山を楽しむのに最適な山です。今年は積雪こそ無いものの、霧氷が残ってくれたおかげで、美しい夜明けを楽しむことができました。
この幸先の良き日を先鞭として、今年一年、素晴らしき山々に出会えることを期待します。