楽音寺道

2018年01月04日(木) [日帰り]

• GPS: 03:34
• 距離: 6.0km
• 登り: 394m
• 下り: 389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:32

距離 6.0km 登り 395m 下り 389m

12:01 心合寺山古墳
14:54 15:03 水呑地蔵尊
15:20 15:21 神立辻地蔵
15:33 心合寺山古墳

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自転車

心合寺山古墳学習館の駐輪場にデポ（無料）

コース状況／危険箇所等

整備されているとは言え廃道であることは間違いありません。道の状況は推して知るべし。挑戦するものは覚悟すべし。責任を他に転嫁すること能わず。

写真

1/4 12:00

飯盛山へ行こうと思ってたけど、寝坊したのでいつものホームグラウンド（心合寺山古墳）へ来ました。

1/4 12:00

この靴も限界を越えたけど、ヤブ漕ぎにはこれで十分かな。直ぐにボロボロなので、「安物買いの銭失い」してます。

1/4 12:01

本日も綺麗な「逆さ桐」、行ってきまーす。

1/4 12:01

本日は、こっち方向に登ります。

1/4 12:04

曇ってる割には、水呑さんの屋根がはっきり見えました。

1/4 12:11

熊野神社に到着。新年のご挨拶ですが、この坂には心折れますね。

1/4 12:14

境内からの眺めは最高です。

1/4 12:16

小さな花が咲いていました。あまり近づくと、トゲトゲに刺されるから注意！

1/4 12:17

えー！工事ですか。どこを工事するんだろ。

1/4 12:18

この道は残してほしいなぁ。昔と変わらぬ風景が残っています。

1/4 12:18

山頂部に不気味な物陰が！！　モノリスかな？

1/4 12:19

生駒山系北部がよく見えました。

1/4 12:20

農免道路を横断すると楽音寺道の始まりです。

1/4 12:27

先年、新しくなった丸太橋。ここまでは快適そのもの。この先から少しずつ雑草が増えてきます。

1/4 12:32

沢沿いを歩いて振り返り。ここは斜面側に迂回路が出来ています。早晩、ここは崩落して迂回路が本道になるでしょう。

1/4 12:33

竹林の谷筋を登る。昨年は、倒竹が酷くて土手を歩きました。今は土嚢のおかげでスムーズに歩けます。

1/4 12:35

ここで左折して花卉栽培の畑跡を横断します。

1/4 12:36

石垣が残っていますが、周りはびっしりと竹が生えています。

1/4 12:36

この地点から踏み跡が左右に。右側を歩けるように切り開いてくださってます。いずれにしても直進して、尾根の先端部へ出る必要があります。

1/4 12:39

昨年はここでもヤブ漕ぎしました。先端部は小広場のようになっています。ヤスンバ跡かも。

1/4 12:39

さて、昨年は深呼吸して突っ込んだ笹ヤブの壁。突入すると中に空間があり、イノシシの寝床でした。

1/4 12:40

中央部に一人が通行できる幅で、笹を刈ってくださってます。ありがたい。

1/4 12:41

道のど真ん中を占領する笹。根強いですね。

1/4 12:44

抜けると立派な道跡が出現。ここからしばらくは急な尾根をジグザグに登って行きます。かつては牛車などの荷車が通ったと云います。

1/4 12:47

ジグザグポイントを見落とさないように、キョロキョロしながら歩く。白い紐や黄色のテープが目印です。

1/4 12:48

ここにも広いスペースがありました。これを見て尾根上を歩くと酷い目に遭いますよ。

1/4 12:48

ちょっとヤブっぽいけど、これぐらいは辛抱しましょう。（なんでやねん！）

1/4 12:50

見晴らしが良くなりました。前方の森は鍋谷山かも。

1/4 12:51

この石積みは道普請の跡と思われます。

1/4 12:53

尾根をちょっと下ったところに幅広の道が続く。古道の風景ですね。

1/4 12:54

こんなに快適な区間も残っています。

1/4 12:56

尾根が「く」の字に曲がる箇所。頭上には巨石がゴロゴロ。コワイなー。

1/4 12:57

これは腰を掛けるのに好都合かも。しかし、状況が状況なので、休憩する気になりません。

1/4 12:58

ココからの区間は、本格的なヤブ漕ぎを覚悟しました。しかし、こんなに明瞭に道跡が残っていたとは。。。

1/4 12:59

陽当りの良い場所も、快適に歩けます。ヤブ漕ぎなし！

1/4 13:03

ココからは若竹がびっしりで立って歩くことができませんでした。見事に伐採されてます。

1/4 13:05

積みあがった若竹を道の脇へ処理しました。これで路盤がはっきりします。こんなイイ道だったんだ。

1/4 13:10

山腹で起伏の少ない歩きやすい道です。

1/4 13:11

ココにも広い空間が。。。

1/4 13:13

八畳岩到着！　ここは間違いなくヤスンバ（休憩ポイント）ですね。

1/4 13:22

早速、岩に腰掛けてお湯を沸かす。

1/4 13:28

ロイヤルミルクティーに注いだら、次は「どん兵衛」を作る。これは「初日の出」の時に準備したモノ。

1/4 13:29

天然のカップホルダー。ピッタリでした。

1/4 13:34

「どん兵衛」できた！　「さぁ、食おう」としたら、雪がチラチラ。えぇー。

1/4 13:38

雪は一瞬でした。偽エスビットの蓋を強引に閉めると、しばらくして消火されます。安全第一。

1/4 13:39

お供えをパクってきたバウムクーヘンを食す。あー、しあわせ。

1/4 13:57

さて、保安林の看板までは問題のないルートでした。

1/4 13:58

この先はちょっと問題かも。ここは笹トンネルがダブルトラックになっていました。

1/4 14:02

左側をチョイスすると大和蔓のトゲトゲが待ち受けていた！　持ってきた道具で退治しておきました。

1/4 14:08

さらに強敵現る。倒木が笹トンネルを破壊した様子。右手から迂回しようと思いましたが、崩落があって危険。突破することにしました。

1/4 14:15

倒木はサクラの若木でした。蕾もいっぱいつけてるのに。。。通過できる程度に切っておきましたが、この続きは猛太さんにお任せしましょう。

1/4 14:17

モノレール搬送小屋に到着。ここもかなり草深くなっています。鍋谷山へ行けるかな。

1/4 14:21

今回持ってきた道具です。アマゾンで購入したパチモンですが、切れ味はイイですよ。

1/4 14:28

楽音寺川の谷底まで急降下。上流部にナメ滝が見えました。低山とは思えない風景です。

1/4 14:31

かなり荒れています。

1/4 14:33

う〜ん。この丸太橋は怖いなぁ。新しい方の木を渡る方が吉。（アタリマエやろ）

1/4 14:37

ふと斜面を見上げると、大きな桜の木が両手を広げていました。

1/4 14:40

ここにもかつては物置小屋がありました。今は倒壊して周囲が荒れています。

1/4 14:41

赤い実！　気持ちが落ち着きました。

1/4 14:44

水呑自動車道に合流。登って来た尾根筋を振り返ります。楽音寺道よりも、バイパス道の荒廃が気になりますね。

1/4 14:45

河内越をちょっと偵察。ここの草刈りをする予定でしたが。

1/4 14:47

これを見て退散。

1/4 14:52

「今日はこれぐらいにしといたるわ」と捨て台詞を残して、下山にかかります。

1/4 14:55

ついにザックもボロボロ。トゲトゲにやられました。頭も刺されて痛かった〜。新しいの欲しいなぁ。

1/4 14:57

だんだんと雲が増えて暗くなってきました。それなのに、かなり遠くまで見えますね。中央に見えるのは明石海峡大橋かな。

1/4 15:33

しまった。今日は休館日。フェンスは閉まっています。河内越もそろそろ整備しないとな〜。先シーズンできなかった立石越もなんとかしたいです。

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

感想

Ikoma Nature Walk

一年振りに楽音寺道を歩いてきました。楽音寺道は八尾市内で最北に位置する生駒越えのルートです。かつては河内と大和を結ぶ生活道として、また花卉栽培の運搬道として機能したと云います。

標高300m地点で東大阪の横小路から上がって来るルートや十三越から派生した河内越（櫟原越）と連絡するなど、かなり興味深いルートです。

しかし、花卉栽培の畑が放棄されるようになると、竹や笹が蔓延りそれを倒木が押し倒し、やがて大和蔓（トゲトゲ）が絡み、人を寄せ付けない場所となっていました。

昨年、意を決してヤブに突入して道跡を確認。同時期から時間をかけて猛太さんが草刈りや倒竹整理などをなさったおかげで、今ではかなり快適に歩けるようになりました。じゅくじゅくした箇所に、土嚢まで積み上げてくださってます。

※まとめ
1）八畳岩から上部で雑草と倒木が残っていますが、その内除去されると思います。（ありがとうございます）
2）オレンジ色のドクロマークがついたテープは尾根上を通過しています。追いかけないようにしましょう。
3）モノレール小屋から河内越へ出るルートは荒れています。道迷いに注意しましょう。

当方は「河内越」の雑草をなんとかしたいと思います。今回は寝坊して時間切れ、次回にご期待ください。（次回がいつになるかは不明）