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Yamareco

記録ID: 1367211
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

高妻山・山頂滑降

2018年01月20日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.9km
登り
1,504m
下り
1,502m

コースタイム

日帰り
山行
9:20
休憩
1:20
合計
10:40
6:35
100
8:15
8:25
95
佐渡山のコル
10:00
10:10
80
1826p
11:30
11:40
100
2015p
13:20
13:45
150
16:15
16:40
35
佐渡山のコル
ルートは手書きです
天候 晴れ  −6℃  弱風
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸隠大橋の駐車スペース(約8台)、登山ポスト無し、トイレは1km先の戸隠牧場
コース状況/
危険箇所等
基本的に尾根筋ですが、雪崩・滑落・雪庇などの危険あり。 山頂手前の急斜面は45〜50度あるので雪質によってはロープが必要になるかも。まともな滑走が出来たのは山頂部のみ。あとは苦行のハードパック・モナカ雪。
6:35 明るくなってから戸隠大橋をスタート。
2018年01月20日 06:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 6:35
6:35 明るくなってから戸隠大橋をスタート。
カリカリの林道。先行者1名あり。
2018年01月20日 06:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 6:52
カリカリの林道。先行者1名あり。
佐渡山鞍部に日が当たる。
2018年01月20日 07:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 7:20
佐渡山鞍部に日が当たる。
先行者のトレースをお借りして急斜面を登ります。
2018年01月20日 07:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 7:33
先行者のトレースをお借りして急斜面を登ります。
途中は微妙にショートカットして、
2018年01月20日 07:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 7:54
途中は微妙にショートカットして、
佐渡山鞍部着。永沢川へはスキーで下るも、
2018年01月20日 08:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 8:26
佐渡山鞍部着。永沢川へはスキーで下るも、
カチカチ・モナカ雪で片足抜いてもターンがままならず。
2018年01月20日 08:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 8:36
カチカチ・モナカ雪で片足抜いてもターンがままならず。
先を思いやられながら、取り付きやすそうな尾根へ。
2018年01月20日 08:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 8:46
先を思いやられながら、取り付きやすそうな尾根へ。
良い斜面ですが、固いモナカ。
2018年01月20日 09:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 9:13
良い斜面ですが、固いモナカ。
尾根上で先行者のトレースに再び合流。有難く使わさせていただきます。
2018年01月20日 09:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 9:32
尾根上で先行者のトレースに再び合流。有難く使わさせていただきます。
高妻山へ続く稜線が見えてきました。
2018年01月20日 09:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 9:55
高妻山へ続く稜線が見えてきました。
1826pは左を巻きます。ここで先行者K氏にトレースのお礼を言って、今度は自分が先行します。
2018年01月20日 09:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 9:59
1826pは左を巻きます。ここで先行者K氏にトレースのお礼を言って、今度は自分が先行します。
この急斜面は直登できないので、巻道を多用して登ります。
2018年01月20日 10:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 10:02
この急斜面は直登できないので、巻道を多用して登ります。
脛ラッセルなのでスピードダウン。
2018年01月20日 10:11撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 10:11
脛ラッセルなのでスピードダウン。
振り返ると素敵な火打山と
2018年01月20日 10:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 10:17
振り返ると素敵な火打山と
妙高山
2018年01月20日 10:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 10:17
妙高山
高妻山はまだ遠い。ボコボコ斜面は雪崩ではなく、雨で木の雪が落ちた跡です。
2018年01月20日 10:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 10:33
高妻山はまだ遠い。ボコボコ斜面は雪崩ではなく、雨で木の雪が落ちた跡です。
ここでいったん休憩。
2018年01月20日 10:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 10:53
ここでいったん休憩。
すると、再びK氏が完璧なトラバースで先行してくれました。
2018年01月20日 11:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 11:21
すると、再びK氏が完璧なトラバースで先行してくれました。
白く輝く高妻山への稜線。ここから自分とK氏が交互に先行します。
2018年01月20日 11:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 11:31
白く輝く高妻山への稜線。ここから自分とK氏が交互に先行します。
最後の急登はスキーを担ぎます。写真だと45〜50度もあるように見えないですね〜。
2018年01月20日 11:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 11:45
最後の急登はスキーを担ぎます。写真だと45〜50度もあるように見えないですね〜。
アイゼンとダブルウイペッドを装着。
2018年01月20日 12:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 12:12
アイゼンとダブルウイペッドを装着。
いや〜、急だわ〜。硬軟ミックスの雪面だったので厄介でした。
2018年01月20日 12:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 12:21
いや〜、急だわ〜。硬軟ミックスの雪面だったので厄介でした。
するとK氏から右アイゼン落ちてますよ〜!!! 自分でもびっくり、気づかなかった〜!
2018年01月20日 12:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 12:24
するとK氏から右アイゼン落ちてますよ〜!!! 自分でもびっくり、気づかなかった〜!
K氏の好意に甘え、上まで届けて頂きました。ありがとうございました!
2018年01月20日 12:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 12:34
K氏の好意に甘え、上まで届けて頂きました。ありがとうございました!
申し訳ないので、エンジンフル回転で自分が先行して足場を作ります。
2018年01月20日 12:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 12:39
申し訳ないので、エンジンフル回転で自分が先行して足場を作ります。
ときどき、膝まで潜るので結構大変。
2018年01月20日 12:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 12:52
ときどき、膝まで潜るので結構大変。
上部の斜度は50度近くあるので、ウイペッド刺し刺し登ります。
2018年01月20日 12:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 12:58
上部の斜度は50度近くあるので、ウイペッド刺し刺し登ります。
ふう、やっと山頂部。
2018年01月20日 13:14撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 13:14
ふう、やっと山頂部。
13:20  高妻山(2353m)着。ガスで景色はあまり無し。
2018年01月20日 13:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 13:22
13:20  高妻山(2353m)着。ガスで景色はあまり無し。
記念撮影。
2018年01月20日 13:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 13:46
記念撮影。
ここをよく知るK氏は、果敢に山頂からドロップ!
2018年01月20日 13:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 13:53
ここをよく知るK氏は、果敢に山頂からドロップ!
自分は稜線を戻り、
2018年01月20日 13:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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自分は稜線を戻り、
約50度の急斜面に挑みます。下が見えない!
2018年01月20日 14:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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約50度の急斜面に挑みます。下が見えない!
カリカリの急斜面ですが、
2018年01月20日 14:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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カリカリの急斜面ですが、
ターン出来るだけマシ。
2018年01月20日 14:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 14:08
ターン出来るだけマシ。
左の斜面を滑走。一部はジャンプ・ターンじゃないと曲がれませんでした。
2018年01月20日 14:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 14:16
左の斜面を滑走。一部はジャンプ・ターンじゃないと曲がれませんでした。
ここでK氏が合流。谷筋の雪の状態が悪いので、安全策を取るとのこと。
2018年01月20日 14:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 14:16
ここでK氏が合流。谷筋の雪の状態が悪いので、安全策を取るとのこと。
自分もこの酷いモナカ雪を滑るには不安があったので、ご一緒していただき助かります。
2018年01月20日 14:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 14:24
自分もこの酷いモナカ雪を滑るには不安があったので、ご一緒していただき助かります。
凸凹、クラスト、モナカ、見事なまでに悪条件の揃った急斜面。
2018年01月20日 14:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 14:30
凸凹、クラスト、モナカ、見事なまでに悪条件の揃った急斜面。
ここを恐る恐る攻めてみます。
2018年01月20日 14:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 14:33
ここを恐る恐る攻めてみます。
片足抜きで何とかターン。
2018年01月20日 14:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 14:35
片足抜きで何とかターン。
下部のツリーランもモナカ雪で危険地帯。
2018年01月20日 15:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 15:06
下部のツリーランもモナカ雪で危険地帯。
それでも、5ターンくらい楽しめました〜。
2018年01月20日 15:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 15:07
それでも、5ターンくらい楽しめました〜。
永沢川に安全ルートで下ります。
2018年01月20日 15:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 15:17
永沢川に安全ルートで下ります。
鞍部までの登り返しがキツイ。
2018年01月20日 15:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 15:57
鞍部までの登り返しがキツイ。
鞍部から最後の滑降。
2018年01月20日 16:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 16:45
鞍部から最後の滑降。
10人以上の滑った跡があり、多少滑りやすくなっていました。
2018年01月20日 16:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 16:47
10人以上の滑った跡があり、多少滑りやすくなっていました。
林道は自動運転。スピード出し過ぎに注意。
2018年01月20日 17:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 17:05
林道は自動運転。スピード出し過ぎに注意。
明るいうちに無事下山〜。ホッとしました。
2018年01月20日 17:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1/20 17:13
明るいうちに無事下山〜。ホッとしました。
撮影機器:

感想

 4日前に敗退した高妻山に、ルートを変えて挑みました。前回は谷筋からでしたが、今回は3日前の雨で雪の状態が悪く、沢割れの心配もあったので尾根筋を辿ることに。
 好天が約束された日で満車が心配だったため、戸隠大橋に6時過ぎに到着すると意外にも先行車は1台のみ。挨拶をすると、奇遇にも自分と同じルートで高妻山に向かうとのこと。これは心強い!

 しかし、心配した通り3日前の雨で雪は固くパックされ完全モナカ状態。佐渡山のコルから滑ってみたものの、全く歯が立たない。よって引き返す時間を14時に決めました。1826mピークで先行者に追いつき、お礼を言って自分が先行します。その後は交互に先行したため、体力的にかなり助かりました。

 山頂手前の急斜面では固い雪面にキックステップで蹴りこんで登りましたが、ワンタッチアイゼンの取り付けが不十分だったためか、気づかないうちに右アイゼンを落としていました。それにK氏が気づき拾い上げてくれて本当に助かりました。本来なら自分で下って取りに行くべきでしたが、登りはともかく固い急斜面をアイゼンなしで下るのは危険だったので、感謝してもしきれません。

 今までアイゼンの落し物を多数見てきて、何で気づかないかな〜?と感じていましたが、落とした人の気持ちがようやく分かりました〜。

 山頂からの滑降は、K氏は山頂から直接沢筋に滑り込むルート、自分は安全策を取り基本的に尾根筋ルート。とはいっても、最大斜度50度もあるので決して安全ではありません。上部はセミクラストでしたが、モナカになっていなかったのでそれなりに滑降が楽しめました。

 ただ、2000m地点からはハードパック・モナカ雪で修行の滑降。 こういう時は無理は禁物なので安全滑降で下ります。幸い、K氏も安全策で尾根筋に合流したので2人で安全確認しながら下りることが出来ました。

 自分が落としたアイゼン回収を始め、高妻山の情報やヤマレコ内のBC超人に関する様々な情報を教えてくれたK氏に感謝しつつ、高妻山BCを終えました。

 *自分の全記録はブログ「那須の山だより」に載せてあります。時間の関係で、ヤマレコには4割ほどしか載せてありません。

 

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コメント

その節はありがとうございます
Tさんの体力に脱帽しました。写真はここからいただきますね。那須の方へ行くときは連絡しますね
滑走的には、乙妻山の方が大斜面ですよ。
2018/1/27 7:11
こちらこそ、ありがとうございました。
私もabu8さんの気力と精神力、テクニックに脱帽です。写真はどうぞダウンロードしてください。那須には、abu8さんなら楽々半日コースしかありませんが、3つの山で楽しめますし斜度48度の斜面もあります。来られる際はご連絡ください。
2018/1/27 10:08
プロフィール画像
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