高妻山・山頂滑降


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
天候 | 晴れ −6℃ 弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に尾根筋ですが、雪崩・滑落・雪庇などの危険あり。 山頂手前の急斜面は45〜50度あるので雪質によってはロープが必要になるかも。まともな滑走が出来たのは山頂部のみ。あとは苦行のハードパック・モナカ雪。 |
写真
感想
4日前に敗退した高妻山に、ルートを変えて挑みました。前回は谷筋からでしたが、今回は3日前の雨で雪の状態が悪く、沢割れの心配もあったので尾根筋を辿ることに。
好天が約束された日で満車が心配だったため、戸隠大橋に6時過ぎに到着すると意外にも先行車は1台のみ。挨拶をすると、奇遇にも自分と同じルートで高妻山に向かうとのこと。これは心強い!
しかし、心配した通り3日前の雨で雪は固くパックされ完全モナカ状態。佐渡山のコルから滑ってみたものの、全く歯が立たない。よって引き返す時間を14時に決めました。1826mピークで先行者に追いつき、お礼を言って自分が先行します。その後は交互に先行したため、体力的にかなり助かりました。
山頂手前の急斜面では固い雪面にキックステップで蹴りこんで登りましたが、ワンタッチアイゼンの取り付けが不十分だったためか、気づかないうちに右アイゼンを落としていました。それにK氏が気づき拾い上げてくれて本当に助かりました。本来なら自分で下って取りに行くべきでしたが、登りはともかく固い急斜面をアイゼンなしで下るのは危険だったので、感謝してもしきれません。
今までアイゼンの落し物を多数見てきて、何で気づかないかな〜?と感じていましたが、落とした人の気持ちがようやく分かりました〜。
山頂からの滑降は、K氏は山頂から直接沢筋に滑り込むルート、自分は安全策を取り基本的に尾根筋ルート。とはいっても、最大斜度50度もあるので決して安全ではありません。上部はセミクラストでしたが、モナカになっていなかったのでそれなりに滑降が楽しめました。
ただ、2000m地点からはハードパック・モナカ雪で修行の滑降。 こういう時は無理は禁物なので安全滑降で下ります。幸い、K氏も安全策で尾根筋に合流したので2人で安全確認しながら下りることが出来ました。
自分が落としたアイゼン回収を始め、高妻山の情報やヤマレコ内のBC超人に関する様々な情報を教えてくれたK氏に感謝しつつ、高妻山BCを終えました。
*自分の全記録はブログ「那須の山だより」に載せてあります。時間の関係で、ヤマレコには4割ほどしか載せてありません。
コメント
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Tさんの体力に脱帽しました。写真はここからいただきますね。那須の方へ行くときは連絡しますね
滑走的には、乙妻山の方が大斜面ですよ。
私もabu8さんの気力と精神力、テクニックに脱帽です。写真はどうぞダウンロードしてください。那須には、abu8さんなら楽々半日コースしかありませんが、3つの山で楽しめますし斜度48度の斜面もあります。来られる際はご連絡ください。
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