綿向山《表参道登山口~綿向山〜水無山》



- GPS
- 07:06
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 899m
- 下り
- 898m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
音羽〜御幸橋駐車場 ・駐車場:御幸橋駐車場20台位可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上り:表参道コース、雪道だが危険個所なし。アイゼン装着。 下り:水無山尾根コースの冬道は踏み跡がなく、雪深くラッセルでワカンが必要。人数が少ないと厳しい。大ガレ場の稜線は雪庇等あり要注意。 |
写真
感想
湖東の八日市ICを出ると、雪国特有の鉛色の空の下に白銀の世界が拡がっている。
R477号線を綿向山の麓、西明寺を目指して走らせる。
綿向山は信仰の山、日野川の源流である鈴鹿の山です。
今日は9名の山友が参加します。
今日のルート、上りは表参道から綿向山山頂へ。下りは水無山尾根を行くバリエーションの冬道ルートになります。
登山口の御幸橋駐車場に車を止め、準備をして出発する。
ヒミズ谷出会小屋は表参道と水無山登山道の分岐点にあります。
ここでアイゼンを装着し、沢に架かる橋を渡り表参道を登ります。
出会小屋から五合目避難小屋まで、ジグザグの急坂が続きます。
その中間の三合目付近にアザミ小舎が配置されています。
五合目避難小屋に近づくころ、カーンカーンカーンと鐘の音が響きます。先行者が夢咲の鐘を鳴らしているようです。
五合目の眼下には雪に輝く日野の街が拡がり、周辺は美しい樹氷に覆われています。
七合目から綿向山山頂に続く最後の急坂、冬の尾根道を登ります。
コナラの原生林が拡がり樹氷は更に美しくなります。
稜線に到着すると一帯は全く別世界の光景、樹氷のトンネル、サラサラの雪道を進むと綿向山山頂です。
山頂に立つ。
視界が悪く、雨乞山に伸びる北尾根や周辺の鈴鹿の山脈は全く見ることができない。尾根を駆け上がる冷たい西風が吹き抜け、一瞬にして全身が冷え込みます。
急いで山頂記念写真を撮り、風除けの東側斜面に降りる。
そしてダウンを重ね着し、昼食をとり、熱いコーヒーを飲むと身体が少し緩むのを感じる。
アイゼンからワカンに履き替えて、下山の準備を手早く済ませる。
山頂東側から急斜面を一気に降り、水無山北尾根ルートを下る。
雪深く踏み跡もない北尾根、左側の大ガレ場に伸びる雪庇に注意しながら降りて行く。
降り切ったコルが綿向山と水無山の分岐です。
夏道は雪が深く、水無山山頂を目指し尾根道を登ることになる。
水無山北尾根を登っている途中で振り返ると、真っ白な雪に覆われた大ガレ場、綿向山山頂や樹氷に覆われた鈴鹿の山脈が拡がっている。
まさに絶景です。
北尾根の雪は更に深くなる。急坂を交代しながらラッセル、ラッセル。
暫くして狭い水無山山頂に到達します。
水無山山頂から水無山南尾根ルートを下ります。
この尾根も想像以上に雪が深く、踏み跡はありませんが尾根を忠実に進めば問題はありません。
そして林道出会いに着くと、少しホッとします。
ここから表参道登山口のヒミズ谷出会小屋に向かいます。杉林の急坂の下り道です。
16時前に無事、下山できました。
本当に今日は素晴らしい雪山を堪能できて感謝です。
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