菅峰(北尾根で新雪を楽しむ)〜高ジョッキ(稜線途中で引き返す)長野原草津口を起点に周回
- GPS
- 07:52
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,389m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・菅峰の北尾根(バリエーションルート ヤマレコに過去記録はないようです) R145から林道(与喜屋赤宿線)に入り、虻篭の集落を抜けると、左に分岐する作業道をたどるのですが、入口にある「NHK長野原TV中継放送所」の道標が目印です(写真参照)。作業道は尾根まで続いているため、尾根への取り付きはスムーズですが、尾根上にはテープの印などまったくありません。しかし、明瞭な尾根のため、登りで使う分にはそれほど難しくありません。1300メートル付近から胸程度の高さの笹薮になり、難儀します(それでも今回は笹の上に雪が乗り歩きやすくなっていたと思う) 雪は尾根に乗るまでは20センチ程度の重い雪で、標高が上がるにつれ少しづつ増えます。標高1300メートル付近から膝下程度の深さとなり、雪質も楽しく歩ける軽い雪になりました。 ・菅峰から須賀尾峠 予想通りこの時期に歩く人はおらず、雪で道跡は全く分かりません。しかしテープの印が多く、尾根伝いに歩くため、地図で確認しながら下れました。 ・須賀尾峠から高ジョッキ 須賀尾峠からの登りは南面になるため、雪はかなり融けています。稜線に上がり、高ジョッキまでは岩の小ピークをアップダウンしながらの痩せ尾根歩きになるため、この時期は雪の状況により難易度が大きく変わりそうです。今回、高ジョッキへ至る稜線途中(高ジョッキまで残り200メートル程のところかな?)の岩のピークの斜面に雪と氷が付き、危険な状態だったため、引き返しました。 |
写真
装備
備考 | ・飲み物は1.5リットル持ち1.0リットル消費しました。 ・山行中の食事は以下の通り 菅峰への尾根上で休憩し、サンドイッチとおにぎりを1つづつ。 高ジョッキへ至る稜線で休憩し、菓子パンを1つ。 |
---|
感想
王城山へ登った時に、ピークから北に向かって穏やかに長く続く台地状の稜線を持つ山がとても気になりました、菅峰です。このお山、須賀尾峠から登山道が通じていますが、やはり北尾根(勝手にそう呼びます)を歩いてみたい。しかし、北尾根の末端は、その姿を見ても、地図で確認しても崖や急斜面に囲まれており、この尾根に乗るまでの部分をどうするかが問題です。ネットで調べてみると、NHK中継放送所の連絡道を利用して尾根に取り付くことが出来るようです。王城山に登った翌週にでも登りたかったのですが、なんだかんだでのびのびに、三連休の真ん中の日曜日に決行です。
思っていたより雪がありましたが、NHKの作業道は快適であっさりと尾根に乗ることが出来ました。尾根上に道はありませんが、乗ってしまえば王城山から眺めたとおりの素直な尾根です。尾根の雪面には大量の踏跡があるように見えますが、全て鹿です。途中、鹿と数回遭遇しましたし、リスも何度か、フクロウもいた(カッコよく、写真に収めたかったが一瞬で無理。。。)。歩いたところは全て自然林でとても豊かな山のようです。ネットで調べた通り、標高1300メートル付近で笹薮に遭遇しました。この辺りから雪質もガラリと変わり、フカフカの雪になりましたが、膝まで潜りますし藪をこいでいると笹の葉から降り注ぐ雪で雪まみれに。。。しかし、笹のかなりの部分は雪で覆われ夏よりは歩きやすかったのかな?とは思います。菅峰は展望がないので、今回は雪遊びをしに登ったようでした。
実はルートのない北尾根の登りよりも下山路に考えていた須賀尾峠へ向かうルートの方を心配していました(ダメそうなら北尾根を戻るつもりだった)。雪で道跡が全く分からないことは予想通りでしたが、テープの印が多く、この道も尾根筋なので、あまり苦労せずに国道の通る峠へ到着出来ました。次は高ジョッキを目指して登り返します。高ジョッキへの登路は南面で雪もかなり融けていたため、岩のピークまで行けるだろうと思っていたのですが、甘かった。これ以上は危険と引き返したポイントはちょうど岩がテラス状になった展望地だったため、しばし眺めを楽しみ撤退です。高ジョッキはまたの機会に丸岩と一緒に再訪しようと思います。
コメント
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youtaroさん、こんばんは。
早速の菅峰。
登るルートがあるのですね。
高ジョッキからのラインは美しいです。
このエリアは、軽井沢方面からぜひ繋げたいところ。
先になると思いますが、参考にさせていただきます。
うっすら雪化粧の里。
鹿のあしあとだけの道。
とつぜんのフクロウ。
いいですね〜。
sat4さん、こんばんは。
本当は王城山の翌週にでも行きたいと思って
いたのですが、2月になりました。高ジョッキ
からだとより近くなるので、見ていていい
なあと思いますね。北尾根はほとんど歩く
人がいないようですが、笹薮部分を除き歩き
やすい尾根でした。私は今のところ菅峰から
先を浅間隠山まで伸ばすか分かりませんが
軽井沢方面からの接続、楽しみにしています。
里の景色は直前の雪があったようでラッキー
でした。これがあると林道歩きがより楽しく
なりますね。
フクロウは突然目の前を横切りまして、その
存在感は格別ですね。
youtaroさん、こんばんは
名前は聞いたことがある山ですが、
草津長野原駅から意外と近い所にあるんですね。
この季節は登る人はほとんどいないのでしょうね。
吾妻線を集中して攻めてますね
一気にこの辺りの山に詳しくなったのでは。
自然林が多いのはいいですね
草津白根山を近くて眺めたことはあまりないかもしれません。
ワカンで遊べそうな広い斜面ですね。
登りは体力がいり、お腹が減ります。
水も意外と消費したりするので、冬でも油断できませんね。
hirokさん、こんばんは。
このお山、名前を知っている人も少ないと
思います
吾妻線沿線のお山、だいぶ全体のイメージ
が分かるようになりました。しかし、見える
お山はまだまだ新鮮で、楽しいです。
といってもこの沿線の山へ出かけるのは今回
が一旦の区切りとなりそうです。草津白根山
をすそのから近くで見るにはこのあたりの
ピークが一番かもしれませんね。
この尾根は標高1300メートル付近からは幅
が広くなり、何処でも歩けるような尾根に
なります。しかし、同時に笹薮になり、
何処を歩いても難儀しそうですが
ワカンは、やはり装着するのが面倒で。。。
今回も履かずにすませてしまいました。
寒くて風が強かったので、特に午後はより
お腹がすきました
youtaroさん、こんばんは!
この積雪期に、ヤマレコ界に生息する魑魅魍魎も
歩いていないバリルート、よくぞトライするものです
チキンの私など、積雪期は定番ルートしか歩けません
もっと驚かされたのが、そこそこの標高であるのに関わらず
手袋が軍手!? (しかも汚い )
流石に北海道の方は、耐寒性能が半端ないですね!
ひょっとして、北海道で冬眠の経験もおありでは?
動物が歩くルート、割と楽な箇所を選んで歩きますよね。
地元のお山でも、よく使わせてもらいます
やはりダントツに多いのは、鹿ですね。
近年では害獣ですが、意外と役に立つ野郎です
tailwindさん、こんばんは。
この尾根は素直なようだったので、冬でも
心配せずに行けました。高ジョッキは危険
な状態で引き返しましたが
他の山から見て、登りたくなった尾根を
歩けてよかったです。
さすが、見逃しませんね 当然雪に対応
出来る手袋は持っているのですが、歩いて
体があたたまるような時は(さらに樹林帯
で風が弱い時は)やはり軍手が重宝します。
汚れは古墳めぐりのものも混じってます
気温の低い一日でしたが、軍手でも手が
冷たくなることはありませんでした
笹薮では雪で潰された笹の上をさらに鹿が
歩いて潰してくれていて、かなり助かり
ました。キジも多い山でした、急に飛び
出してくるので、いつも驚かされます。
youtaroさん、こんばんわ
お写真を拝見する限り、楽しそうな雪山ハイキングかと思いましたが、文面を読む限りなかなか大変な工程だったようですね。笹薮に雪とかかなり歩き辛そうです。 youtaroさんの体力には脱帽です。
鹿もそうですが、リスにフクロウといろんな動物に出会えて羨ましい体験ですね。鳥の中で一番フクロウが好きなのですが、まだ見たことが無くいつか出会って写真に収めたいです。雪の中だとさぞ写真映えするのではないかと妄想してしまいます。
雪山ハイクお疲れ様でした。
aottyさん、こんばんは。
菅峰の北尾根は素直な尾根で、ほとんど人が
歩かないところですが、危険な部分はなく
楽しめました 笹薮付近から雪質がよくなり
雪の量も増える、ふかふかで気持ち良いの
ですが、笹で全身雪まみれ。。。しかし気温
は低かったので、濡れることはなくいい尾根
歩きになりました。正月に増えた体重を維持
してしまっていることと、久しぶりの冬装備
で結構消耗しました
フクロウはインパクトありますよね。私も
一番好きです。自然の中で見たのは2回目
でした。とまった木がなんとなく分かった
ので一眼を持っていれば、少し追いかけて
みたかもしれません
youtaroさん こんにちは(^_^)/
遅くなりましたm(__)m
高ジョッキの響きがカッコイイですねぇ、
しかしまぁ、こんなところがあるんですねぇ
何ともデンジャラスなルートで
youtaroさんの好きそうなと言うか
こんなコースどり普通の人は歩かないのでしょうね?
流石の一言です\(^o^)/
軍手、私も最近使えるようになったのですが
何気に暖かくて重宝しています。下手な革手より
暖かく通期性もあって快適ですよね
何よりも安価で使い捨てられる重宝さが快適です
★びーらいん (^^♪
beelineさん、こんにちは。
高ジョッキは県別登山ガイドにも掲載され
ている山で、丸岩とともによく歩かれている
山なのですが、この時期は誰もいませんね
そして、菅峰はマイナーな山で、雪も中途
半端な山だと思うので、冬はほとんど登られ
ないのかな?と思います。王城山から北尾根
のラインを見たのがきっかけですが、どうに
も春まで我慢することが出来ず、行ってしま
いました
私は暑がりなので、軍手はいつも重宝します。
登山用の手袋は暖かすぎるため、冬の八ヶ岳
などでも、出番がないことが多々あります。
革だと中で汗をかいてしまうので、私には
向かないようです
軍手は近くのスーパーやコンビニへ自転車で
買い物に行く時なども活躍しています
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