西吾妻山 〜毎年2月の樹氷観覧〜


- GPS
- 05:34
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 654m
- 下り
- 826m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:23
天候 | 曇りときどき晴れ 日本海からの風は冷たい… |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
グランデコスノーリゾート 1,000円 ◆ロープウェイ 上り)ゴンドラリフト→第4クワッドリフト 下り)ゴンドラリフト 2人で4,100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆第4クワッドリフト→西大巓 ほぼ樹林帯。先頭を歩いたが、トレースがなくてルートファインディング&スノーシューでも足首まで埋まるラッセルに苦しむ。西大巓は北西からの冷たい風が厳しいので防寒対策を。 ◆西大巓→西吾妻山 ガスに覆われた時間は目指すべき山頂が見えずルートファインディングを強いられる。スノーモンスターの足元には踏み抜きトラップが仕掛けられているので注意。 ◆西吾妻山→梵天岩 山頂が広いため進む方角を間違わないように注意。 |
その他周辺情報 | ◆コンビニ 会津高原磐梯IC - グランデコ間にあるのはセブンイレブン1件のみ。寄り道的な場所なら他にもある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
水筒(保温性)
ライター
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
行動食
トレッキングポール
|
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共同装備 |
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ツェルト
カメラ
|
感想
雪山には幾つかのタイプがある。終始樹林帯ながらも積雪量の多い低山、標高が高くて傾斜が厳しいため雪が積もらない岩稜帯が対極に位置するだろうか。西吾妻山はどちらかと言えば前者だろうが、もう少し細かく分類してみると、『樹氷の山』と呼ぶのがふさわしい気がする。
グランデコスノーリゾートのゴンドラとリフトのお世話になり、第4QLからバックカントリーエリアに足を踏み入れる。前夜まで吹雪いたのだろうか、土曜日の足跡はなくてルートファインディングを強いられる。そうは言っても西大顛はシンプルに上り一辺倒の山なので、大きく東西にぶれず、ただ北の方角を目指せばいい。誰の足跡もない場所を歩いたら自分の足跡が残る。そんな当然のことを嬉しく感じる。やはり山は良いものだ。
まだ緑が見える樹林帯を抜けると、雪の鎧で身を固めた白い巨人たちが現れた。その先には西大顛。東に見えるはずの西吾妻山は雲に覆われていて見えない。西大顛の広い頂上に着いてすぐに西吾妻山に向かう。見えてはいないが、東の斜面を下ればいい。
西大顛と西吾妻山の間は樹氷の巣窟だ。奴らは身長3〜4m、得意技は落とし穴。仲良くしようと近付いてくる人間を足元のブラックホールに沈ませる。そんな罠に気を付けながらルートを検索して前へ。時折晴れて目指す場所が見える。先に進むにつれて巨人達の数が増えていく。頭上には青空が広がってきたので歓迎されているようだ。
西吾妻山の頂に標識は見当たらず、GPSでおおよその位置を探って記念撮影。どこで撮っても同じようなものだが。
西吾妻山の北側を下って梵天岩へ。こちら側は山形の天元台から登るルートで、風を遮るものがないため風紋がステキなエリアだ。梵天岩付近では何人か先客が休憩しているが、全員が樹氷を風除けにしている。確かに寒い。小休憩してから西の天狗岩へ。そこの祠でtanyaが祈るは『温暖化』だそうで。
西吾妻小屋から西大顛を登り返し、グランデコのゲレンデまで適当に下る。その結果、思っていたのと異なる隣のゲレンデに到着した。途中、GPSを確認して、登りと違うルートであることは分かっていたので問題なし。
来週はどこの山で修行しようか。
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