大山行者谷山スキー
- GPS
- 04:57
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 704m
- 下り
- 698m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 4:53
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | スキー場駐車場1000円 豪円寺温泉380円+豪円豆腐食べ放題が300円! |
写真
感想
毎年恒例となっている山岳会のカニカニツアーを今年は大山で行うということになり、その日中の山行は山スキーと別山バットレス組に分かれて大山登山を行った。大山山スキー組は自分がリーダーで5名で行くことになった。リーダーの自分も大昔に振子沢に行ったあとは、ようやく昨年に横手沢口(敗退),六合西沢を滑降した程度しか大山には行ったことがなく経験不足が否めないため、計画段階では経験のある六合西沢を第一候補として、状況によっては行者谷か常行谷を滑るつもりだった。
同行者は山スキーよりも冬山登山やアルパインクライミングを主にやっているメンバーなので、夏道登山口でシールを付けたり、スキー板を履く段階で多いに手こずっていた。1合目を超えたあたりで最近山に行っていない1名が体力不足で敗退することになった。残念。体力をつけてリベンジしましょう。残ったメンバーはスキー技術よりも体力に自信があるほうなので、ぐんぐん進む。3合目からは急登になりシール登降は困難になってきたため、シートラーゲンに変える。シートラーゲンに変えたら体力だけはあるメンバーなのでさらに速くなった。6合目避難小屋には順調に着いた。別山バットレスでは核心部分で渋滞しているのが見えた。バットレス組はどうなっていることやら。
西風がやたらと強い。六合西沢はもろに風を食らう。ついでに去年はあまり気にしていなかったが、思ったよりも木が出ている。このメンバーで六合西沢は不安である。避難小屋から行者谷へスキートラバースのトレースが付いていたので、つぼ足で行者谷を偵察してみると、結構滑られているようだし雪も安定してそうだった。予定を行者谷に変更する。避難小屋からのトラバースは少し急だったので、避難小屋上のコルまでもう一段あがり、そこからドロップし、トラバースして行者谷に入った。雪は見た目以上に重くターンしづらい。同行者は結構苦戦していた(というか思いっきりコケている方が2名)。転べば転ぶほどに体力を消耗するのが山スキー。斜面の途中途中で休みながらなんとか降りる。元谷小屋付近まで降りてあとは林道を自動運転で帰るだけだと思ったがちょっと甘かった。林道滑降で足がヒーヒー。さらに途中の大神山神社との分岐で林道をチョイス(先行者のトポは神社方面だったが勘違いした)し、さらなる林道トラバースで結構足が疲労した。最後はスキー場に合流して駐車場近くまで滑降。間違って林道を詰めてしまったが、南光河原駐車場がいっぱいでスキー場に駐車していたので、返って近くなって良かった。下りも登りと同じ時間かかるというクライマー的山スキーであった。
夜には別山バットレス組も合流して宴会になり、次の日はわざわざ境港まで戻りのどぐろを購入して帰宅。2/27夜にyoutubeを見ながら捌いてみたが、ぐちゃぐちゃ。それでもあぶって醤油漬けたらまあおいしく食べられました。
12時前くらいに元谷から見上げると、七合沢(行者谷)を滑っている四人組(青っぽいウェア3名赤っぽいウェア1名)が見えました。
そのときは斜面に座っているように見えたので、てっきりボーダーとスキーヤーの混成かと思いました(笑)
私たちもyukinofurumatiさんと同じく、六合目上からトラバースして入りました。
たしかに重く滑りにくかったですね、板を開くようなすべりをすると尻餅をつき(笑)
私の同行者もゲレンデでは彼のほうがきれいな滑りをするのですが、大山でのスキーは初めてだったので、やはり苦労してました。
yasiyasiさん、コメントありがとうございます。その四人組はまさに我々です。ちょうど七合沢を降りているときに登り返している二人組がyasiyasiさんたちだったというわけですね。
数ターンごとに休むという有様だったので、ボーダーに見えたのだと思います(笑)。
自分にとってはなんてことのない悪雪でも、普段山スキーに行ってない同行者にとっては衝撃的に滑れない雪質だったそうです。折角なので、次回はデブリーランドに連れて行ってあげようと思ってます。
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