嗚呼、花粉の季節 眼はショボショボで荒地山うろうろ歩き
- GPS
- 05:31
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 844m
- 下り
- 843m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 5:25
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
阪急岡本駅(ゴール) |
コース状況/ 危険箇所等 |
荒地山周辺は枝道だらけなので初めての人は道迷いに十分注意(経験者同伴か、先人のGPSログを活用することが望ましい) |
写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
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感想
天気の良い暖かくなりそうな日曜日。陽気に誘われて六甲荒地山へ。
花粉が飛び始めて目がしょぼつくけど身体の方は歩きたがっていた。登山者で賑わう芦屋川駅を出発。芦屋川に沿って高座の滝のロックガーデン入口へ。滝の上部から中央稜を離れて地獄谷へ。。以前に比べて地獄谷を上がる登山者が格段に多くなった気がする。小便滝を過ぎていつものようにA懸、B懸尾根へ。天気が良いので気持ち良い。ピラーロックで一休みして中央稜を乗り越して高座谷の方へ下る。荒地山周辺はボルダリングエリア以外も枝道が縦横に交錯して、色んな歩き方ができると聞いているので今回は、いつもの道をちょっぴり外れてそんな枝道を歩いてみることにした(今回は、以前kiceyさんが歩き回った時のログをガーミンに入れてきたのだ)。高座谷の底へ降りきる手前にあったそれらしい分岐(標識などは無い)を左へ。。だるま岩とか重ね岩がある方向へ。。登山道の真ん中にチョッピリ大きめの岩が鎮座しているのがだるま石かななんて思いながら進むと五差路に飛び出す。それぞれがどこに向かうのかいまいちわからないけど取りあえず重ね岩のある方向へ。。魚屋道に合流するすぐ手前にその岩は在りました。座布団を何枚か重ねたような岩で岩の上へ攀じ登るとこれから徘徊しようと思う荒地山を正面にその左奥には六甲最高点や西お多福山などの六甲主脈稜線が一望にできた。
五差路へ戻って、まず直進。数分進んでログを見てみると奥高座滝の方向へ向かうようだ。一旦、五差路へ戻って今度は右へ入ってすぐの分岐を更に右手に進む。すると以前奥高座の滝から荒地山へ登った時の登山道に合流。丁度標識が立っていて、自分は進入禁止を書かれた道から出てきたことになる。どちらへ向かうか考えたのち荒地山方面に登ることに。。時々立ち寄る黒岩の松の下で今回も暫し休憩したら、そこに二人組の若い登山者が山頂方向から下ってきた。一人は珍しくも地下足袋をはいていたので「陸王ですか?」って聞いてみたら、その方曰く陸王は自分の真似をしたんだそうだ。その方は鳶の仕事をされていて山歩きでも履きなれた地下足袋を使うのだそうだ。特に岩場では滑らずにとても歩き易いとのことである。自分も子供時分に運動会と言えば地下足袋を買ってもらって走っていたことを思い出した。
彼らからテーブルロックはどこ?と聞かれて尾根が違うよって一遍山頂まで戻って反対の尾根を降りて行けばすぐわかるって教えてあげた。
自分は、一休みした後、山頂まで登らず途中の分岐から枝道をプロペラ岩へ。更に岩ゴロゴロの沢筋を奥高座の滝方面へ下り、今度も降りきらずに手前の枝道をブラックフェースの基部へ回り込む。これもGPSのログがあればこその歩き方だったように思う。
迫力のあるブラックフェースを見上げてから今回も左手の高巻き道を登る。登りながら所々で岩壁を覗き込む。それなりに高度感はある。この日は岩壁上部で練習しているクライマーが一人いらした。ブラックフェースの上へ出て下を覗き込んだら直下にいらしたその方と目が合ってびっくり、自分は良いけど相手の方がびっくりして落ちなくてよかったなあと思った。
そこから少し登ったハウスの手前のテラスでボルダーエリアの大きな岩を見ながらランチに。。芦屋の街やその向こうの大阪湾は春霞でもやっとはしていたが風もなくポカポカとした陽気の中で気持ち良く休むことができた。
ランチを終えて真っ直ぐ登ればハンドジャムクラックとビッグボルダーの下へ、いつもはそこからビッグボルダーの上に上がるのだが、この日は右方向へトラバース。。テーブルロックを下に見ながら登山道へ出て岩小屋の前へ登り着く。この辺りが荒地山ボルダーのほぼ最上部であるが、この日は更に山頂へ向かう登山道を離れて少し西へ進むと初めて震災チムニーと立て烏帽子と呼ばれる岩の前にくることができた。
うろうろ歩きもこの位かなと思いながら荒地山山頂を経て魚屋道へ下る。水場から前回通らなかった左手方向の道を進んでいったら、五差路の最後の分岐へ出てきて無事魚屋道へ合流することができた。
最後は登山者で賑わう風吹岩から右手へ保久良神社へ下り、神社の梅林と岡本梅林公園で丁度見頃の紅梅白梅を観賞して岡本駅へ下山した。
眼はしょぼしょぼ、涙が出そうな体調だったが、日頃歩くことがなかった枝道をうろうろしながら今回もいろんな発見をすることができた楽しい山歩きだった。
【今年の山行10回目】
今回の歩行距離:11.7km 2018年の累積距離:112.1km
今回の累積標高:1,012m 2018年の累積標高:10,010m
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