守門岳【日本二百名山】〜二分除雪最終地点〜

2018年03月14日(水) [日帰り]

• GPS: 10:25
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,498m
• 下り: 1,498m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:51
• 合計: 10:26

5:54 スタート地点
7:28 7:34 保久礼小屋
8:12 8:13 キビタキ避難小屋
9:06 9:06 天狗岩屋清水
9:17 10:05 大岳
10:28 10:29 網張り
10:57 10:59 大岳分岐
11:20 11:20 青雲岳
11:46 12:18 守門岳
12:31 12:31 青雲岳
12:45 12:46 大岳分岐
12:57 12:57 網張り
13:37 13:54 大岳
13:59 13:59 天狗岩屋清水
14:49 14:52 保久礼小屋
16:20 ゴール地点

天候

快晴のち曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道290号分岐から5分程で除雪最終地点です。8台程度駐車できますが、この日は6時前に満車となりました。

コース状況／危険箇所等

トレースがしっかりありますので、新雪がなければ問題ないと思います。
午後になると1000mより下では踏み抜きが多くなりますのでワカン等があると歩きやすいです。
●除雪最終地点〜保久礼小屋
橋を渡ったらすぐ左の斜面へ進みます。上の道路に出る前後が急坂ですが、踏み跡でステップが出来ており問題ありません。やや細い尾根を進むと林道に出ます。左手を進むかまっすぐ尾根を行くかトレースの状況を見て判断が必要です。谷筋に入り左手の尾根に上がると展望があります。その後は尾根上を進み少し下ると保久礼小屋です。
●保久礼小屋〜大岳山頂
比較的幅の広い尾根を登ります。危険個所は特にありませんが、山頂直下は木がなく雪原なので視界が悪い場合は注意が必要です。山頂の看板を取り付けるフレームが見えていました。
●大岳山頂〜守門岳山頂
大岳から鞍部への下りは急なのでアイゼンとピッケルを使いました。青雲岳への登りも急なので注意が必要です。急坂を登りきると広大な雪原になります。雪庇の境界付近のヒビ割れに注意が必要です。

その他周辺情報

神湯温泉　日帰り入浴550円　食事もできます。

写真

3/14 5:59

5時半すぎに駐車スペースに到着し準備して6時に出発します。6時には満車となりました。駐車スペースの裏は川なので転落しないように注意が必要です。

3/14 6:01

まずは除雪されていない道路を歩きます。正面に大岳が見えています。

3/14 6:07

橋を渡ってすぐに左手に進みます。トレースがあるので問題ないと思います。

3/14 6:15

尾根の突端までやや急な斜面を登ります。

3/14 6:18

登りきって振り返るとこんな感じです。駐車スペースは中央の樹林で見えません。夜明けの静かな雰囲気が素晴らしいです。

3/14 6:29

すでに暑いので服を調整してやや細い尾根を登ります。

3/14 6:32

林道に出ました。まっすぐ尾根を進んでも登れますが、左手の道路のトレースが明瞭だったので左手に進みます。

3/14 6:34

しばらくすると谷筋に入っていきます。

3/14 6:38

朝は日陰で踏み抜きがなく歩きやすいです。

3/14 6:53

しばらく谷筋を進んで左手の尾根に登ります。その途中でご来光。

3/14 6:55

歩きやすい尾根をどんどん進みます。

3/14 7:18

大岳がだいぶ近づいてきました。

3/14 7:21

遠くの山々は予想通り霞んでいます。

3/14 7:27

少し下ると保久礼小屋に着きました。ここまで駐車スペースから1時間半ほどです。踏み抜きがなく楽に来れました。

3/14 7:41

大岳山頂まで尾根を直登します。登っていると次第に雲が出てきました。

3/14 8:25

快晴の空がどんどん曇っていきます。上空の風の音がしてきます。

3/14 8:47

振り返ると麓は晴れているようです。山にぶつかって雲が出ているようです。

3/14 8:51

広い尾根に印象的な木が一本。

3/14 8:52

雲の流れが速いです。暑さから一転、防寒対策をして山頂へ向かいます。

3/14 9:17

大岳山頂に着きました。雪庇のヒビ割れがあります。風が強く吹いていますが30分程休憩していても悪化しそうな雰囲気はないので守門岳山頂へ向かいます。

3/14 10:07

大岳から青雲岳と守門岳山頂。一番左のピークが山頂だったら行くのをやめていたかもしれません。

3/14 10:19

大岳から鞍部へは斜面が急なので念のためアイゼンとピッケルを使いました。斜面の途中で凍っていたら大変ですので。

3/14 10:20

鞍部まで慎重に下ります。

3/14 10:30

鞍部から大岳を振り返ります。青空が戻りつつあります。

3/14 10:50

青雲岳への登りの途中からの大岳。

3/14 11:03

青雲岳山頂までもう少しです。

3/14 11:20

青雲岳山頂から守門岳。一面白の世界です。

3/14 11:22

シュカブラ。

3/14 11:38

11時半すぎに山頂に到着しました。標識が出ています。

3/14 11:44

山頂から青雲岳と大岳。

3/14 11:47

山頂の先は細い稜線が続いています。

3/14 12:12

風が強く雲が多くなってきたので下山します。安全のため大岳経由とします。

3/14 12:23

山頂を振り返ります。

3/14 12:49

青雲岳から鞍部への下りも急です。

3/14 13:04

大岳への登りはもっと急です。

3/14 13:53

大岳に戻って来ました。すっかり曇り空ですが、風が止んできたのでちょうどいい気温です。

3/14 13:56

後は長い尾根を下るだけです。

3/14 14:35

尾根を下りているとなんと晴れて来ています。

3/14 14:44

保久礼小屋に戻ってきました。

3/14 14:59

晴れてきて暑くてたまりません。

3/14 15:20

ここは長峰ですが、要注意ポイントです。踏み跡が左右に分かれています。左のトレースが正解です。

3/14 15:47

西日が強く暑いです。

3/14 15:54

急坂のポイントは歩きやすくなっていました。

3/14 16:03

橋が見えました。小屋から結構遠く感じました。

3/14 16:12

道路脇の滝。

3/14 16:15

駐車スペースに到着しました。消防や警察の車両が停まっていて驚きましたが、どうやら道迷いがあったとのことでした。迷った方は保護されているとのことで安心しました。自分も気をつけなくてはいけません。

3/14 16:41

国道290号の分岐には小さな守門岳の看板があります。

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ストック スノーシュー

感想

Sutoku

未踏の二百名山の守門岳に登ってきました。天気が気圧の谷の通過で良くはありませんでしたが、視界はあり雰囲気は楽しめました。雪庇の規模はいまひとつで、次回登る機会があれば発達した雪庇を大岳から見てみたい思いました。