北八ヶ岳(テント泊) 白駒池〜縞枯山〜白駒池〜高見石〜天狗岳〜本沢温泉〜稲子湯
- GPS
- 240:00
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
10:35白駒池入口-10:45青苔荘(テント設営)11:30-11:40白駒池入口-12:00麦草峠-12:20大石峠-12:30中小場-13:00茶臼山(展望台)13:15-13:25五辻分岐-13:35縞枯山展望台13:45-13:55縞枯山山頂-14:25五辻分岐-14:50五辻-15:15出逢いの辻-15:30おとぎり苑地-15:45国道299号横断-15:55麦草峠16:05-16:35青苔荘(テント泊)
第2日目
7:25青苔荘-(白駒池周遊ルート)-7:55白駒荘-8:40高見石小屋8:55-10:15中山山頂10:25-10:55中山峠-12:15東天狗岳-12:45西天狗岳-13:05東天狗岳-13:35白砂新道入口13:40-15:00本沢温泉(テント泊)
第3日目
6:00本沢温泉-6:10分岐(みどり池)-7:10しらびそ小屋7:15-7:40こまどり沢(台風の影響により旧登山道へ)-8:10林道終点-8:25唐沢橋-8:35稲子湯
天候 | 第1日目晴れ 第2日目晴れ 第3日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
佐久平〜白駒池入口 麦草峠行路線バス(千曲バス) 稲子湯〜小海駅 松原湖線(小海町営バス) 小海駅〜佐久平 JR小海線 佐久平〜池袋 高速バス(千曲バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
東天狗岳南側稜線の一部と白砂新道の下り始め以外は 特に気を遣うところは無かった。 <2011/10/11追記> こまどり沢水場から稲子湯方面の下山道は台風15号の影響で浸食され通行不可 旧登山道を使って下山可能 |
写真
感想
雪が降り本格的に寒くなる前にテント泊でどこかに行きたい。
でも、折角なら紅葉も楽しみたい。
欲張った挙げ句の夜行2泊4日山行
<2011/10/11追記>
1日目
白駒池入口
三連休初日で紅葉シーズンということもあり大混雑
駐車場は一杯になっていた
白駒池入口〜白駒池
一眼レフ、三脚片手に多くの観光客が往来していた
木漏れ日に苔が映えて美しかった
青苔荘(キャンプ地)
幕営料 650円/人(木板利用は+900円)
白駒池のほとりにあるキャンプ指定地
高低差が激しく、上部は棚田状になっている
トイレはキャンプサイト上部にありすごく古い
木製の小便器とか久しぶりに見た気がする
窪地のためか、明け方はやや冷え込みが強く
#3のシュラフでは少し寒く感じた
白駒池入口〜麦草峠
平坦で整備された登山道で歩きやすかった
麦草峠〜茶臼山
中小場までは苔生した樹林帯を進み
中小場で一気に視界が開けて茶臼山が見える
その後は一端下ってややきつめの登りを経て茶臼山へ至る
展望台はこの日は風が強く、景色は素晴らしかったが
長時間居るには少し厳しかった
茶臼山〜縞枯山
五辻の分岐からゴツゴツした岩の多い登りが始まる
登り切ると展望台との分岐がありこの展望台から
麦草峠・天狗岳が良く見渡せる
展望台から山頂まではほぼ平坦な道が続き
山頂には山頂と書かれた立て札があるものの、
道中が平坦すぎるので本当に山頂かと疑いたくなる山だった
五辻への分岐〜五辻
やけに古い看板で五辻と書いてある
マーカーやテープはほとんど無かったがトレースは
はっきりしていて迷うことは無かった
五辻〜出逢いの辻〜オトギリ平〜麦草峠
アップダウンが少ない道が続き歩きやすかった
R299を横断して、しばらく登山道を進むと
麦草ヒュッテの裏手に出た
2日目
青苔荘〜白駒荘(時計回りコース)
紅葉が美しく、所々に撮影ポイントがあった
紅葉だけではなく、北八ヶ岳の苔生した森も素晴らしい
白駒荘〜高見石小屋
本格的な登りが始まる
所々道がぬかるんでいたが、特に歩きにくくは感じなかった
高見石小屋の横から高見石に登れる
ここからの白駒池の展望は素晴らしい
反対側には南アルプスの山々が見えた
高見石小屋〜中山
途中までは緩やかな登山道が続き
徐々に上がりのきつさが増してくる
それでも南八ヶ岳の登りに比べればきつくはない
登り切ると急に空が開けて、晴れていれば
暖かい日差しの中しばらく平坦な道を進むことになる
程なく中山展望台に到着
ここからは中央アルプスから北アルプスが一望出来た
特に穂高〜大キレット〜槍はわかりやすい形をしているので
良く確認できた
中山〜中山峠〜天狗岳
乳(ニュウ)との分岐を越えると左手に稲子岳が見える
稲子岳側の尾根はやや落ちているので、間違って落ちないように注意
登山道自体は広く歩きやすいので、谷側でこけたりしない限りは大丈夫のはず
中山峠を越えるとゴツゴツした岩尾根が始まる
時折振り返ると、なだらかな北八ヶ岳の展望を楽しめる
天狗岳(東天狗・西天狗)
東天狗岳の山頂はゴツゴツしているがとても広い
自分は東天狗に荷物をデポジットして、西天狗に登った
西天狗は反対に岩は少なく広々としている
ここから、南八ヶ岳の山々(赤岳・横岳・硫黄岳)が良く見えた
天狗岳〜白砂新道入口
東天狗岳を下山し始めてから数100m区間が注意が必要な岩尾根になる
鉄の橋を渡る時は荷物が多かったこともあり慎重に渡った
危険区間を抜けると白い岩が目立つようになってくる
白い砂利の照り返しがまるで雪のようにまぶしい
下りきったところで白砂新道の入口の立て札が見えてくる
白砂新道(本沢温泉へ)
最初の10〜15分は歩きにくい上に、かなりキツイ下りが続く
樹林帯まで下ってくると、そこから急に緩やかになり、
再びきつめの下りになりというのを繰り返す
道が大きく南へ曲がっているところに出ると
目的の本沢温泉もあと少し
本沢温泉(キャンプ地)
本沢温泉のキャンプ指定地は小屋から3分ほど下ったところにある
水場はそばにあるが、沢の水なので煮沸してから飲んでくださいとのこと
そのまま飲む為の水は小屋のそばの水場から取った方が良いので、
手続きを済ませたら、水場で飲料水を補充して指定地に向かうと良いかも
トイレは自分が入った時には紙が無かったので、
念のため用意して事に臨むのが良いでしょう
紙忘れで往復6分はちょっと辛すぎると思う
(ちなみに、自分はチリ紙用意してたので事なきを得た)
それから、虫が多かった
テント設営をしている間にアシダカクモさん2名様
ガガンボ様1名様がご案内されました
何とか出て行ってもらったけど・・・
ちなみに撤収の時にレインフライを剥がしたところ
無数の虫が張り付いて居たのは虫嫌いの人にとって
トラウマになるのではないだろうか?
本沢温泉(温泉)
この日は宿泊者が多かったとのことなので、
午後3時頃に内湯の申し込みをしたところ断られてしまった
(日帰り入浴・テント泊者は早めに行くと良いかも?)
仕方なく、露天風呂の雲上の湯に入る事にした
雲上の湯は夏沢峠へ向かう登山道を3分程登ったところにある
沢の方へ降りて行くと、徐々に硫黄臭くなってくる
結論から言うと、洗い場無し、掛け湯不可、
そこにただ温泉があるのみ そんな感じ、しかも妙にぬるい(←ここ重要)
日によって違うという話も聞くのでアレだが、
泉温が低い時に入ると出るのに踏ん切りがつかなくなるので注意
ちなみに「雲上の湯」と書かれている看板側の方が暖かかったので
踏ん切りを付けたい人はそっちに浸かってから出ることをオススメする
剱岳に登った時に一緒に登った某Tさんが「あそこはもういいや」と
言っていた理由が少し分かった気がする
そんな野性味溢れるお風呂が好きな人はたまらないです
もちろん、自分もだけど
3日目
本沢温泉〜しらびそ小屋
本沢温泉から10分程歩くとしらびそ小屋への分岐看板が見えてくる
きつい登りかと思いきや一つ尾根を越えた辺りがやや荒れていたり
する以外は非常に歩きやすく良い道でした
しらびそ小屋〜稲子湯
平凡な下山道という感じ
こまどり沢の水場から新登山道は台風の影響で通行止めになっていた
旧登山道から下山したが、この旧登山道も歩きやすかった
稲子湯(温泉)
湯船はそんなに広くないものの、ほのかに硫黄の香りが漂う良いお風呂でした
受付にいたおばあちゃんの雰囲気が良くて、また行ってみたいと思う温泉でした
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する