尾瀬ヶ原〜至仏山 やはり息子は猿だった


- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
所沢〜尾瀬戸倉駐車場(朝まで仮眠)
10月8日
戸倉 4:30〜 鳩待峠 4:50(朝食)
鳩待峠 6:00
横田代 7:40
中原山 8:40
アヤメ平 8:50
富士見峠 9:30〜10:00(昼食)
土場 10:40
長沢頭 10:55
長沢 11:50
竜宮十字路 12:25〜12:40
下田代十字路(弥四郎小屋)13:10
10月9日
弥四郎小屋 6:40
牛首 8:10
山の鼻 9:05
中間地点の看板 11:20
至仏山山頂 12:40〜13:50(昼食)
子至仏山 14:30
オヤマ沢 15:10
鳩待峠 16:25
鳩待峠 17:30 〜 戸倉 17:50
尾瀬戸倉駐車場〜所沢
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日に雹が降ったそうで、林のなかの木道は濡れていてとても滑りやすくなっていました。 下の子は長沢新道で10回以上滑ってしりもちをついていました。 ※番外 弥四郎小屋にある「弥四郎清水」で子供二人の記念写真を撮ろうと思い、「もうちょっと後ろからだな」と思い、一、二歩後ずさりしたら、「ドボン!!」右足が、弥四郎清水の下流(というかすぐ2,3m先)に完全に落ちてしまいました。 靴下はびしょぬれになってしまいましたが、そのときは山靴ではなく、小屋のサンダルだったので、不幸中の幸いでした。 皆さん写真に夢中になり過ぎないように気をつけてください。 |
写真
感想
金曜日、自宅(平塚)からだと遠いので、会社(港区)から妻の実家の所沢へ直行して、自宅から車できた妻と子供二人と合流。
今回、至仏山にも登るので、妻は体力的に自信がないとのことで、子供と3人で尾瀬に行くことになりました。
<初日>
湿原は期待通りの素晴らしさ。草紅葉ごしに見る燧ヶ岳、至仏山は絶景。
来年の夏は、山登りはあきらめて妻も一緒に花がいっぱい咲いている時期に来たいと思いました。
前日は雹が降ったそうで、長沢新道の木道はツルツルというかヌルヌルをいうか、とても滑りやすく、長男は10回以上滑って尻もちをついていました。
13時過ぎには弥四郎小屋に到着。 時間的には余裕があるものの、翌日の至仏山ががハードになると思われたので、初日は無理をせずこのまま終了にしました。
<二日目>
初日のペースからしてかなり早めに出ないと下山が遅くなってしまうと思ったので、朝食は朝一番の5:30の回を予約して、小屋を6:40に出発しました。
東京や神奈川とは全然違って、寒いこと寒いこと。 気温0℃でした。
早朝のうちはまだ霧があり、幻想的な風景の中、木道を歩き続けました。8時前頃から霧は晴れてきて、山の鼻に着いたころにはすっかり青空が見えていました。
至仏山もはじめのうちは林の中で、きれいな紅葉もたくさん見られました。
ある程度の高度まで来ると、周りに木も少なくなってきて、噂の「蛇紋岩」が現れてきました。長沢新道の木道程すべることはありませんでした。ここまで来ると、今度はそれまでの紅葉を見下ろす形になり、尾瀬ヶ原も一望できる絶景でした。
あまりの景色の素晴らしさに写真に夢中になっていると、息子は一人でサッサと登って行ってしまいました。 どうせすぐに追いつくだろうと思って、先に行かせていたのですが、いくら追っても追っても姿が見えない。迷うような道はないけど、さすがに心配になってきて焦って登ると、はるか上方に息子の小さな後ろ姿が。
そこで「そこで待ってろー!」と大声で呼び止めて、何とか追い付きました。すると息子は一言、「パパ達を待ってなきゃとっくに頂上に着いていたのに」。
息子は木道とか普通の登山道は好きじゃないけど、岩山登りは得意のようです。そこで申年生まれの息子には「岩山猿男(イワヤマサルオ)」というニックネームをつけてやりました。
子至仏山までは岩山が続きましたが、後はまた木道続きです。
至仏山は山の鼻〜至仏山頂間は登り専用なので、鳩待峠から登ってしまうと、ピストンで下らないといけません。はっきり言ってそれでは至仏山の面白さはわからないだろうなと思ってしまいました。いつの日か山の鼻〜至仏山頂間も下りで使えるようになるといいなと思いました。
<二日間通して>
今回は本当に子供たちが頑張ったなと思いました。思い切り褒めてあげました。
二人には「みんなに自慢できるよ」と言いましたが、多分彼らの友達ではおそらくこのすごさは分からないだろうというのが残念です。
泊まりがけはなかなか難しいですが、これからも子供たちをいろんなところに連れて行ってやりたいと思います。
<山小屋について>
今回はもともとTVの旅番組で山小屋を見て、長女が「山小屋に泊まってみたい」と言ったのがきっかけだったので、山小屋をのんびり満喫。 といっても、子供達にとっては普通の民宿にでも泊まっている感覚なのか、トランプで遊んでました。
私にとっても初めての山小屋泊だったので、若干イメージが違いました(勝手にログハウス的なものをイメージしていた)。
山小屋というと、大部屋で知らない人も一緒の相部屋かと思っていたのですが、うちの家族用に4畳半位の部屋を割り当てられました。 多分、人数的にたまたま運がよかったのでしょう。
尾瀬の山小屋には通常他の山小屋にはない「お風呂」があるというのはプラスポイントでした。弥四郎小屋のお風呂は窓から尾瀬の風景がみることが出来ます。シャンプーや石鹸が使えないのはちょっと残念ですが、山小屋にお風呂があるというだけで、マイナスポイントは軽く相殺されてしまいます。あと思ったのが、「寒い」。電気や灯油などのエネルギーも街中に比べて制限されるのはわかるのですが、ストーブは共有スペースにしかなく、部屋の中も寒かったです。デジカメのバッテリーも充電できたらと思っていたのですが、ヤッパリ部屋にはコンセントはありませんでした。食事に関しても「まあこんなものかな」という感じでした。
こう書くとなんだか、イメージが悪く感じてしまいますが、山小屋内にカフェがあったり、庭(?)にもテーブルがいくつかあって、たくさんのハイカーでにぎわっていました。 うちが子供連れだったのと、私自身がコーヒーを飲まないので、山小屋のいいところの一部しか見ていなかったのかもしれません。 また、他の山小屋に泊まったことがないので、比較のしようがなく、贅沢を言っているのかもしれません。今後も尾瀬に限らずいろんな山小屋に行ってみて、山小屋のよさを知りたいと思いました。
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