毛無森



- GPS
- 09:04
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,347m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 9:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道で崩落個所あり |
写真
装備
個人装備 |
スキー
シール
|
---|
感想
盛岡市最高峰の毛無森に挑戦した。雪解けが早く雪が心配であったが、案の定、スキーを履いて林道をスタートするが、すぐに雪が切れてしまう箇所多発。幾度か履き直しをする。スタートからしばらくはツボ足とスノーモービルと思われるトレースがあったが、いつの間にやら消えていた。途中、林道が大きく崩落している箇所があった。昨年の豪雨の時かは不明。ようやく、雪が多くなったと感じる頃、熊のものと思われる足跡あり。
林道を行けるところまでいくには、雪が無くなるリスクもあり、予定通りショートカットのポイントを探しながら進む。入り口を指すと思われるピンクテープが何か所か出始めたが、そこから少し先のポイントから林道をはずれた。藪の中だが、それほどうるさくは無く支障はない。
笠森山が近くなった頃、毛無森が鶏頭山と共に見えた。かなり遠い印象だったが、モチベーションは上がった。それからは、少しピッチが上がり、美しいブナ林の中を軽快に進んだ。雪はツボ足でもズボらず、アイスバーンでもなく、登坂するには程よい固さ。穏やかではあるが、アップダウンの尾根沿いを進んだ
ようやく、毛無森のすそ野に到着。30度ほどの斜面を登るが、なんとかシールが利き登れたが、標高差200mくらいから斜度が上がり雪面もかなり固くなった。他の2人はまだスキーで登ったが、この地点でスキーをデポ、ツボ足でキックステップで登る。しばらくいくと、かなり急なコブになり皆スキーをデポした。このコブは、巻いた方が楽であった。
このコブ以降、斜度は40度以上となった。アイゼンが有った方が確実であったが、キックステップでもなんとか登り切った。頂上はかなり平らで広く、早池峰山がドーンと見えた。この角度で眺める早池峰山は初めてで、全く別の山を見ている感じであった。鶏頭山もぐっと近くなり、頂上付近に数名の登山者も確認できた。
風もなく穏やかな頂上であったが、下りが気になるので、昼食は頂上ではなくスキーデポ地まで下る事とした。下りの方が大変かと思ったが、スキー靴のかかとでしっかりと雪面を捉える事ができて、少々杞憂だった。
デポ地で大休止し、シールをはずした。そこそこ間隔のあるブナ林で藪も薄かったが、雪面はかなり固くアイスバーンに近く、エッジを鳴らして鞍部まで降りた。
そこで、再び最終地点までシールを付けて降りた。概ね下り気味ではあるが、やはりアップダウンしながら、笠森山を巻いて、林道跡まで到達。今度は早めにショートカットして降りてきた。
山行前に、ネットでいろいろ探したが、毛無森の記録は少なくしかもほとんどが鶏頭山経由のものであった。夏道があるかわからないが、木々が茂れば目印となる山も切れ切れしか見えなく、読図・GPSで道を確認しながらでなければ、迷うケースもあるかもしれない。その点で、冬は見通しが良く、スキーでも徒歩でも歩きやすいと思う。狙うなら冬の方が楽だろう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する