雲取山
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
おとといの大雪で堂所から雪が多くなり 巻道分岐からはアイゼンを付けました |
写真
感想
7:40最初は民家の前の舗装道路を10分ほど歩くと杉林に入った。日陰には、おとといの大雪の影響で雪が残っているが、気にするほどではなかった。30分ほどで小袖駐車場に着くと車が10台ほどあり、先行者が数人はいるなと安心した。舗装道路を歩くと、大きな丸い雲取山という看板があり、そこから左の杉林に入っていく。植林され間伐もされていて、手入れが行き届いている林だ。幅70cmほどの登山道だが傾斜は緩く歩きやすい。
9:40堂所を通過するあたりから雪が多くなってきた。ここまでは予定した時間で歩くことが出来ていたが、雪の上を歩くと滑って歩きにくい。体力をロスしている感じだ。
10:30下段巻道分岐は迷わず巻道を選択するが、雪の上の踏み跡は、下ってきた人1人だけだった。10cmから20cmの積雪になってきたので、スパイクと4本アイゼンを装着。アイゼンを付けると雪をよく捕らえ歩きやすい。何せ左は数十メートル沢に落ち込んでいるから滑ったら遭難となってしまう。
11:10ブナ坂からも北斜面でボツボツと踏み跡をたどっていく。写真でよく見るダンシングツリーがあったので間もなく雲取山が近づいたかと錯覚。石尾根を登るが雪に体力を奪われるのがわかる。踏み跡の歩幅が合わなくなり、自ら雪を踏みつける場面も出てきた。
11:40奥多摩避難小屋に着くと目の前に急坂が見えた。これが小雲取山かと思い必死に雪と格闘しながら登ると、まだ先があった。一旦下るが、歩幅が合わない。雪は北斜面で固い。我慢してゆっくりゆっくり踏み跡をたどった。山の頂に小屋が見えたので地図で確認すると、雲取避難小屋でそこが山頂だった。太ももの後ろがぴくぴくしだしたので、水を飲んで少し休んだ。小屋の手前がまた急坂が待っていて、ジグザグの踏み跡をしっかり辿る。
12:40スタートしてから5時間歩きへとへとだった。しかし、帰りのバスに間に合うために設定した最低限の時刻だった。山頂には男性1人がいて自分は今日の3人目でラッセルが大変だったとの事だ。謝意を伝えるとともに写真を撮ってもらって、すぐ引き返した。バス停まで3時間で下らないとバスに間に合わない。山頂からは雪も緩んできて、大股に駆け下りていった。調子に乗って踏み跡のないところを下ると股まで沈んでしまい、忠実にトレースを引き返した。
13:40ブナ坂、下段巻道を戻った。朝より雪が柔らかくなっており、歩きやすかったが、滑るので滑落に注意しながら慎重に進んだ。ペットボトルに四分の一ほど水が残っていたが、水分不足でけいれんしそうになったと思われたため、岩から滝のように流れ落ちる雪解け水を汲んで腹いっぱい飲んだ。塩大福とパンを食べ、下りに備えた。巻道が合流して間もなく、軽アイゼンが取れそうになったため、スパイクとアイゼンを外した。まだ雪があるが、慎重にいけば何とかなると思った。ズボンのすそはグジャグジャと濡れていた。アイゼンを外すと滑った。右側は谷底なので、ストックで確保しながら慎重に進んだ。
14:35堂所のあたりから雪はだいぶ少なくなってきたが、今度は泥で滑る。靴は泥まみれ。あと一時間で降りなければと、地図とにらめっこした。慎重にかつ速足で、足がもつれないように泥道を下った。両ひざの後ろ側と、左ひざの外側が悲鳴を上げだした。だましだまし、ゆっくり歩き平坦なところはスピードを上げて歩いた。下に道路が見えてきたときはほっとして時計を見た。十分間に合う時間だ。小袖駐車場からは足をいたわりながらゆっくり降りていくと、15:40バス停に到着。バス時間の15分前で計算された通りの行程だった。
you tubu https://youtu.be/_f9R0pkOBsM
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