ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1410666
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

雪の信越トレイル踏破/天水山〜鍋倉山〜袴岳

2018年03月22日(木) 〜 2018年03月25日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
30:20
距離
74.0km
登り
4,098m
下り
3,385m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:55
休憩
0:17
合計
6:12
6:18
57
スタート地点
7:15
7:16
117
9:13
9:20
39
9:59
10:00
42
10:42
10:50
16
11:06
11:06
68
12:14
12:14
16
12:30
2日目
山行
7:24
休憩
0:14
合計
7:38
6:21
118
8:19
8:29
81
9:50
9:50
42
10:32
10:32
108
12:20
12:23
74
13:37
13:38
21
13:59
3日目
山行
6:16
休憩
0:02
合計
6:18
7:54
306
13:00
13:02
70
14:12
4日目
山行
8:44
休憩
0:37
合計
9:21
5:54
80
7:14
7:15
127
9:22
9:44
18
10:02
10:02
24
10:26
10:27
33
11:00
11:03
6
11:09
11:09
105
12:54
13:04
56
14:00
14:00
75
15:15
ゴール地点
【食料】
朝:チキンラーメン
昼:行動食(ソイジョイ1、あめ6、チョコ8、柿の種2)
夕:焼きそば(乾麺)、コーヒー、ミルクティー
夜:アルファ米とフリーズドライのカレーとかシチューとか。ポタージュスープ。寝る前にココア
【燃料】
ガス缶はプリムス250Ux2個。ただし一つは使いかけ。雪から水を作ったり、濡れたものを乾かそうとすると残量が心配。お湯を沸かすだけなら1つでも可。
天候 3/22雨のち雪、3/23吹雪、3/24快晴、3/25快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
車は道の駅信越さかえに駐車。
縦走完了後、斑尾高原ホテルからバスで飯山駅。
http://www.madarao.jp/hotel/access.html
JR飯山線で森宮野原駅、徒歩で道の駅信越さかえに戻る。

【エスケープルート】
各峠から長野側へ。JR飯山線の駅へ直接向かうか、長電バスで駅へ。
1.須川峠・伏野峠→西大滝駅(06:40,07:27,11:57,13;54,16:34,17:58,19:23,21:50)
2.宇津ノ俣峠→ 森の家バス停(10:01,12:36,14:26,16:56,19:01)
3.牧峠→上桑名川駅(06:31,07:18,11:49,13:47,16:27,17:50,19:16,21:42)
4.梨平峠→下部は沢に挟まれるため関田峠まで前進
5.関田峠→ 温井バス停(戸狩野沢温泉駅・飯山駅行き10:12,12:47,14:37,17:07,19:12)
6.仏ヶ峰→戸狩スキー場バス停(戸狩野沢温泉駅行き10:23,12:58,14:48,17:18,19:23),戸狩野沢温泉駅(06:18,07:05,11:37,13:35,16:14,17:37,19:04,21:30)
7.平丸峠(桂池)→信濃平バス停(戸狩野沢温泉駅行き平日のみ、15:14,16:39,18:17,信濃平駅まで3km)、信濃平駅(06:06,06:47,x08:04,x09:32,11:22,13:30,x15:18,15:55,17:25,18:55,x20:16,21:16,x23:46)、
8.涌井→バス無し
コース状況/
危険箇所等
・日の出日の入り 05:49-18:00@3/22
・3/22および3/23の雪質は極めて悪く、足元から切れ落ちることも度々。3/23は降雨後の気温低下で氷と化した斜面にエッジが入らず苦戦、クトーは必須。
・3/24に通過した鍋倉山〜仏ヶ峰では雪庇の崩落が2ヶ所。板を履いたままでは通過できず。ウィペットだけではなく、アックス+クランポンが欲しかった。新潟側の斜面では大規模な全層雪崩が数ヶ所あった。
その他周辺情報 【飯山方面の温泉】
戸狩温泉 暁の湯 550円 〜21時 0269-65-2648
戸狩温泉 望の湯 550円 〜21時 0269-65-2629
いいやま湯滝温泉 510円 〜21時 0269-65-3454
【津南方面の温泉】
クアハウス津南 500円 〜21時 025-765-3711
リバーサイド津南 500円 〜21時 025-765-4733
3/22(木)06:20に道の駅信越さかえをスタート。雨です。けっこうな雨です。
2018年03月22日 06:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/22 6:21
3/22(木)06:20に道の駅信越さかえをスタート。雨です。けっこうな雨です。
森宮野原駅を過ぎ、登山口へ…と思ったら林道は神社から除雪済み、スキー板の出番は先送り。
2018年03月22日 06:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/22 6:33
森宮野原駅を過ぎ、登山口へ…と思ったら林道は神社から除雪済み、スキー板の出番は先送り。
しょうがないので板は手で持って数キロ歩きます。トホホだよ。
2018年03月22日 06:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/22 6:40
しょうがないので板は手で持って数キロ歩きます。トホホだよ。
雪に乗ったらサクサク歩きます。まずは最初のピーク天水山の山頂へ。降り続く雨…。それでも隣の山くらいは見えました。
2018年03月22日 09:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/22 9:14
雪に乗ったらサクサク歩きます。まずは最初のピーク天水山の山頂へ。降り続く雨…。それでも隣の山くらいは見えました。
雨は昼前に雪へと変わり…視界が悪くなります。
2018年03月22日 10:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/22 10:58
雨は昼前に雪へと変わり…視界が悪くなります。
とりあえず伏野峠に到着。今夜も風雪が強そうなので、テントはブロックでガッツリ囲みました。
2018年03月22日 13:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
3/22 13:42
とりあえず伏野峠に到着。今夜も風雪が強そうなので、テントはブロックでガッツリ囲みました。
03/23(木)。とにかく歩を進め、花立山まで来ましたが何も見えません。雪の状態も悪い…何回かスパっと切れたり。
2018年03月23日 09:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/23 9:53
03/23(木)。とにかく歩を進め、花立山まで来ましたが何も見えません。雪の状態も悪い…何回かスパっと切れたり。
撤退を迷いながらも牧峠まで到着。とりあえず関田峠までは行ってみよう。撤退するなら温井の集落に降りられるし。
2018年03月23日 10:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/23 10:33
撤退を迷いながらも牧峠まで到着。とりあえず関田峠までは行ってみよう。撤退するなら温井の集落に降りられるし。
関田峠から黒倉山へ。吹き付ける雪に頬が痛い。でもあと少しで幕営地!行くぞ!
2018年03月23日 13:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/23 13:00
関田峠から黒倉山へ。吹き付ける雪に頬が痛い。でもあと少しで幕営地!行くぞ!
とりあえず黒倉山に到着。周りの景色は相変わらず見えない。鍋倉山まではひと登り。
2018年03月23日 13:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/23 13:36
とりあえず黒倉山に到着。周りの景色は相変わらず見えない。鍋倉山まではひと登り。
14:00に鍋倉山に到着…ここには何回か来たことがありますが、過去最高の白さ。まさにホワイト&ホワイト。何も見えません!
2018年03月23日 13:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/23 13:59
14:00に鍋倉山に到着…ここには何回か来たことがありますが、過去最高の白さ。まさにホワイト&ホワイト。何も見えません!
3/24(土)日の出の30分前、テントから。待望の晴天が…これだ、これを待っていたのだ!
2018年03月24日 05:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
3/24 5:25
3/24(土)日の出の30分前、テントから。待望の晴天が…これだ、これを待っていたのだ!
カメラを持って山頂へ向かうと360°のクリアな視界。モルゲンロートに染まる妙高山が美しい。前半2日が悪天だからこその感動かもしれない。
2018年03月24日 05:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8
3/24 5:48
カメラを持って山頂へ向かうと360°のクリアな視界。モルゲンロートに染まる妙高山が美しい。前半2日が悪天だからこその感動かもしれない。
残念ながら日の出そのものははっきりとは見えず。
2018年03月24日 05:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
3/24 5:50
残念ながら日の出そのものははっきりとは見えず。
朝もやの中から、歩いてきた関田山脈の山々が見えてきました。やわらかい光がいい感じ。
2018年03月24日 05:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
3/24 5:59
朝もやの中から、歩いてきた関田山脈の山々が見えてきました。やわらかい光がいい感じ。
テントに戻ってパッキング、再び山頂へ。手に持っているのはピッケルではなくウィペットです。
2018年03月24日 07:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 7:36
テントに戻ってパッキング、再び山頂へ。手に持っているのはピッケルではなくウィペットです。
ようやく訪れた晴天なので、思う存分に景色を楽しみます。この稜線の右端からあるいてきたのだな。
2018年03月24日 07:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
3/24 7:43
ようやく訪れた晴天なので、思う存分に景色を楽しみます。この稜線の右端からあるいてきたのだな。
妙高山方面から黒倉山までのパノラマ。
2018年03月24日 07:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 7:44
妙高山方面から黒倉山までのパノラマ。
黒倉山から天水山までのパノラマ。
2018年03月24日 07:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
3/24 7:44
黒倉山から天水山までのパノラマ。
進むルートはこちら側。まずは仏ヶ峰まで。右手には飯綱山・黒姫山・妙高山、左手には毛無山とか。楽しい一日になりそうです。
2018年03月24日 07:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 7:48
進むルートはこちら側。まずは仏ヶ峰まで。右手には飯綱山・黒姫山・妙高山、左手には毛無山とか。楽しい一日になりそうです。
今回に使った板。頼りになる相棒です。
2018年03月24日 07:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 7:50
今回に使った板。頼りになる相棒です。
鍋倉山から仏ヶ峰の区間はシールを付けたまま。さくさくとペースを上げて。
2018年03月24日 08:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 8:01
鍋倉山から仏ヶ峰の区間はシールを付けたまま。さくさくとペースを上げて。
景色が見えるって素晴らしい。ニヤニヤが止まらない。
2018年03月24日 08:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5
3/24 8:01
景色が見えるって素晴らしい。ニヤニヤが止まらない。
うさぎ美味し…ではなく、うさぎ追いし…ですがちょっと待てその先は( ̄0 ̄;
2018年03月24日 08:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 8:36
うさぎ美味し…ではなく、うさぎ追いし…ですがちょっと待てその先は( ̄0 ̄;
雪庇が崩落してるやんけー。危ない危ない。
2018年03月24日 08:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 8:37
雪庇が崩落してるやんけー。危ない危ない。
板を外して近づいてみたところ、やはりスキーのまま突破するのは無理そう。新潟側(右側)は日陰で凍った急斜面だし。長野側(左側)から大きく回り込むと軌道修正が難しい。
2018年03月24日 08:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 8:41
板を外して近づいてみたところ、やはりスキーのまま突破するのは無理そう。新潟側(右側)は日陰で凍った急斜面だし。長野側(左側)から大きく回り込むと軌道修正が難しい。
しょうがないので板を担いで藪に突っ込みますが…こんなん落ちてきたらたまらんな。
2018年03月24日 08:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 8:54
しょうがないので板を担いで藪に突っ込みますが…こんなん落ちてきたらたまらんな。
そしてしばらくすると現れる2つ目の雪庇崩落。仏ヶ峰から先、戸狩スキー場の上部トラバースはちょっと危険かもな…。
2018年03月24日 09:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 9:08
そしてしばらくすると現れる2つ目の雪庇崩落。仏ヶ峰から先、戸狩スキー場の上部トラバースはちょっと危険かもな…。
振り返って鍋倉山。こちらからのアングルは新鮮ですね。
2018年03月24日 09:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/24 9:31
振り返って鍋倉山。こちらからのアングルは新鮮ですね。
鍋倉山〜仏ヶ峰の区間で唯一の広い尾根。気持ち良いお散歩。
2018年03月24日 09:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
3/24 9:43
鍋倉山〜仏ヶ峰の区間で唯一の広い尾根。気持ち良いお散歩。
びゅーん!と滑って仏ヶ峰へ。
2018年03月24日 09:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 9:51
びゅーん!と滑って仏ヶ峰へ。
仏ヶ峰の北峰とでも呼ぶのかな?P1146にて。この先が仏ヶ峰の山頂だけど、標高的にはこちらの方が高い。
2018年03月24日 10:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 10:07
仏ヶ峰の北峰とでも呼ぶのかな?P1146にて。この先が仏ヶ峰の山頂だけど、標高的にはこちらの方が高い。
あれが毛無山ですねー。山頂に鉄塔が立っています。
2018年03月24日 10:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 10:12
あれが毛無山ですねー。山頂に鉄塔が立っています。
シールを外して新潟側の林道へ。雪も緩んで快適なザラメ。一気に滑降します。
2018年03月24日 10:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 10:20
シールを外して新潟側の林道へ。雪も緩んで快適なザラメ。一気に滑降します。
15分ほどで平丸ふれあいの森に到着。沢で水を汲みながら少し休憩。
2018年03月24日 10:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 10:42
15分ほどで平丸ふれあいの森に到着。沢で水を汲みながら少し休憩。
妙高市森林セラピーロード、らしいです。夏はけっこう人が来るのかな?
2018年03月24日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 11:01
妙高市森林セラピーロード、らしいです。夏はけっこう人が来るのかな?
登り返しはシールをつけず、ウロコだけでさくさくと。途中で雪が切れていて道路が出ていました。春ですね。
2018年03月24日 11:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 11:46
登り返しはシールをつけず、ウロコだけでさくさくと。途中で雪が切れていて道路が出ていました。春ですね。
ここが信越国境…信越トレイルはまさに国境線を辿る縦走路。良いトレイルです。
2018年03月24日 11:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 11:58
ここが信越国境…信越トレイルはまさに国境線を辿る縦走路。良いトレイルです。
桂池に到着。気温が上がってカメラのレンズが曇った(笑)ちなみに太郎清水はまだ出ていません。
2018年03月24日 12:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 12:19
桂池に到着。気温が上がってカメラのレンズが曇った(笑)ちなみに太郎清水はまだ出ていません。
ウロコのまま黒岩山に到着。関田山脈から離れていくので、この景色ともお別れかな。
2018年03月24日 13:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 13:01
ウロコのまま黒岩山に到着。関田山脈から離れていくので、この景色ともお別れかな。
見覚えのある東屋。不思議な形をしてますよね。
2018年03月24日 13:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/24 13:04
見覚えのある東屋。不思議な形をしてますよね。
再び林道に出ました。このままソブの池までゆるゆると下って行動終了。
2018年03月24日 13:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/24 13:33
再び林道に出ました。このままソブの池までゆるゆると下って行動終了。
3/25(日)、最終日。行程が少しだけ長いので05:50にはスタート。富倉峠あたりで日の出。
2018年03月25日 06:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 6:09
3/25(日)、最終日。行程が少しだけ長いので05:50にはスタート。富倉峠あたりで日の出。
順調に進んで涌井の集落へ。この山行で初めて人間を見ました。
2018年03月25日 07:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/25 7:13
順調に進んで涌井の集落へ。この山行で初めて人間を見ました。
毛無山への登り。まるで初級者ゲレンデのようですが、夏は田園風景なんでしょうね。
2018年03月25日 08:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 8:15
毛無山への登り。まるで初級者ゲレンデのようですが、夏は田園風景なんでしょうね。
ここはトラバースせずに右の斜面へ。
2018年03月25日 08:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 8:58
ここはトラバースせずに右の斜面へ。
毛無山の山頂は広く、休憩適地でした。木々の間からは再び妙高山。
2018年03月25日 09:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 9:25
毛無山の山頂は広く、休憩適地でした。木々の間からは再び妙高山。
貸し切りの広い山頂でのんびりと。スキーとスノーシューのトレースがありました。
2018年03月25日 09:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 9:26
貸し切りの広い山頂でのんびりと。スキーとスノーシューのトレースがありました。
希望湖に向かって快適に滑降。南面で良いザラメ。正面には斑尾山。
2018年03月25日 09:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/25 9:52
希望湖に向かって快適に滑降。南面で良いザラメ。正面には斑尾山。
希望湖はスノーシューハイクのコースになっています。マーカーが可愛いな。
2018年03月25日 10:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 10:12
希望湖はスノーシューハイクのコースになっています。マーカーが可愛いな。
沼の原湿原まで来ました。BCスキーヤー・スノーボーダーのパーティが隣の尾根を滑降していきます。楽しそう!
2018年03月25日 10:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/25 10:30
沼の原湿原まで来ました。BCスキーヤー・スノーボーダーのパーティが隣の尾根を滑降していきます。楽しそう!
急登をひと登り、で赤池に。この辺りはスノーシューハイクのトレースがたくさん。
2018年03月25日 11:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 11:02
急登をひと登り、で赤池に。この辺りはスノーシューハイクのトレースがたくさん。
林道を歩いて柏ヶ峠へ。暑い。
2018年03月25日 11:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 11:28
林道を歩いて柏ヶ峠へ。暑い。
袴岳へ向かって最後の登り。日陰はアイス、日向はシャバシャバ。急だったのでさすがにシールを付けました。
2018年03月25日 12:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 12:47
袴岳へ向かって最後の登り。日陰はアイス、日向はシャバシャバ。急だったのでさすがにシールを付けました。
最終ピーク、袴岳の山頂に到着しました!妙高山がだいぶ近くなりました。けっこう歩いたもんねえ。背後に斑尾山ですが、樹林に遮られて見えないです。
2018年03月25日 13:10撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/25 13:10
最終ピーク、袴岳の山頂に到着しました!妙高山がだいぶ近くなりました。けっこう歩いたもんねえ。背後に斑尾山ですが、樹林に遮られて見えないです。
景色を楽しんだら万坂峠に向けて滑降。樹間は狭いところでこのくらい。
2018年03月25日 13:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 13:28
景色を楽しんだら万坂峠に向けて滑降。樹間は狭いところでこのくらい。
P1040台地にて。斑尾山どーん!
2018年03月25日 13:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 13:44
P1040台地にて。斑尾山どーん!
さくさく降りて万坂峠と思いましたが雪の無い沢に阻まれて北に100m。ここから斑尾高原までは板を担いで4kmほど舗装路歩き。
2018年03月25日 14:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/25 14:06
さくさく降りて万坂峠と思いましたが雪の無い沢に阻まれて北に100m。ここから斑尾高原までは板を担いで4kmほど舗装路歩き。
斑尾高原山の家に到着しました。中には自販機とソファーがあるのでバスの時間まで休憩。これにて下山完了です。お疲れさまでした!
2018年03月25日 15:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/25 15:28
斑尾高原山の家に到着しました。中には自販機とソファーがあるのでバスの時間まで休憩。これにて下山完了です。お疲れさまでした!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー 長袖フリース ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 着替え ザック 食糧 タオル ナイフ カメラ ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 地図(地形図) コンパス GPS 計画書 スキー板 ストック ブーツ ビンディング シール クトー ビーコン シャベル プローブ サングラス ゴーグル スリング数本 カラビナ数枚 コンロ コッヘル ライター ロールペーパー ポール テント テントマット シェラフ

感想

数年前の夏に一晩で踏破した信越トレイル、積雪期に歩いてみたいと思い縦走してきました。前半の悪天候には閉口しましたが、後半は目の前に広がる絶景にニヤニヤ、振り返り歩いてきた道を眺めてはニヤニヤ、と終始笑いっぱなしでした。

一日目:6時過ぎに道の駅信越さかえをスタート。雨です。泣ける。それでもさて登るぞ、と気合いをいれますが…除雪が進んでいてしばらくスキーの出番なし。しょうがないので雨の中、板を手にぶら下げて歩く…トホホ。早くも修行系縦走の予感。標高600mあたりから雪になり、ペースが上がる。今回の縦走では稜線に執着せず、並行する道路がある場合には有効活用。伏野峠には12時半に到着。テント設営後、夜間の強風に備えてブロックを積み上げる。雪から水を作り、濡れたものを乾かしていたらガスの残量が不安。足りるかな?

19時頃から雨が強くなる。また雨かー。天気予報では明日も一日中、降雪が続く。軽量化のために雪洞泊も検討したけど、やはりテントにして良かった。穴を掘ってる余裕なんか無さそう。

二日目:トイレついでに雪かきしようとテントの外に出る3時。ビンディングが凍ってる(涙)。降雨後の気温低下なのでまあそうですよね。そしてシュラフカバー代りに持ってきたSOLエスケープビビィの中で結露しまくり、シュラフがびしょ濡れに。これにはまいった。

6時過ぎにスタートするも激しい降雪、そして強風。これ一般的には吹雪と言うのでは。定義はともかく、視界が閉ざされるのでペースが上がらない。降りるべきコルも目指すべきピークも見えない。おまけに雪質が最悪。水分たっぷりの上に新雪が積もってまったく結合していない。二回流されました。エスケープルートとして設定していた宇津俣峠・牧峠・関田峠では、もうやめて下山しようかと思った。それでも何とか歩みを進め、幕営予定地の鍋倉山に14時着。何も見えない。稜線のどこにテントを張っても風の影響を受けそうなので、ガッツリ掘ってブロック詰んで設営。そしてシュラフを乾かすためにさらに燃料を消費…大丈夫かコレ。でも明日からは天気は良いはず。今夜さえしのげば何とかなる。

三日目:待望の晴天。日の出前から写真を撮りまくっててスタートが遅れる。いやー、絶景絶景!8時スタートでまずは仏ヶ峰へ。何度も振り返り写真を撮る。右手には妙高山。昨日一昨日の分まで景色を楽しむが、雪庇の崩落が2ヶ所、処理に手間取る。新潟側の急斜面では大規模な全層雪崩が数ヶ所。仏ヶ峰の先は雪庇崩落の危険を鑑み、戸狩スキー場方面ではなく新潟側に尾根沿いに降りて平丸ふれあいの森の林道へ。沢は口を開けてるので高度を下げすぎないように。林道に出てからはペースを上げる。桂池から黒岩山を過ぎて隣の尾根への登り返しは斜面が急で雪崩れていたが、手間取りつつも何とかクリア。あとは順調にソブの池に14時半。テントやシュラフなどを干す。足も蒸れているので、塹壕足にならないよう外にマットを引いて昼寝しつつ乾かす。太郎清水(桂池付近の水場)は出ておらず水を取れなかったけど、幕営地付近の日当たりの良い斜面で雪どけ水を集めることができた。雪から水を作るのは時間も燃料も必要なので、水を得ることができたのは幸運。

四日目:シュラフ(モンベル#4)だけで寝たら結露はしないけど少し寒い。00:30頃に目が覚める。トイレ行ってココアとミルクティーを飲んで二度寝。06:00にはスタート。林道は快適に滑りたいところだけど、杉の枝が落ちまくっていてブレーキがかかる。涌井の集落まで降りるとR292を走る車…4日目にして初めて人間を見かけた。毛無山(大平峰)に登るとスノーシューやスキーのトレースあり。沼ノ池(希望湖)までのザラメ斜面は快適に高度を下げる。沼の原湿原ではBCスキーヤー・スノーボーダーが隣の尾根を滑走していく。気持ち良さそう。赤池で舗装路を横断し、林道を進んで柏ヶ峠へ。ひと登りでこの縦走の最終ピーク、袴岳に登頂。妙高山や黒姫山が良く見える。斑尾山は樹林に阻まれ見えない。南東の1040m台地まで降りると斑尾山が大きく目の前に。ゲレンデ営業中なので今回は登らない滑降してくる人と衝突したら大事故だからね。ここでスノーシューハイクのグループを見かけました。南向き斜面を万坂峠に向かって快適に滑降し、県道97号線に出たら板を担いで斑尾高原へ4km、小一時間歩いてゴール。良い縦走でした。

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コメント

お疲れ様です。
仏ケ峰から先の稜線崩壊かなりいやらしく危険ですね。
ソロでは、空身突破もできませんし。
標高低い里山でもこんな区間ができるんですね。
2018/3/31 8:46
Re: お疲れ様です。
里山であっても、山は色んな表情を見せてくれるのだなあ、と思いました(^^;巻けるところは巻けるところは巻くとして、それもできなそうなら一時撤退が無難ですねー。
2018/4/1 14:48
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