西駒、宝剣

2011年10月11日(火) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 8.9km
• 登り: 740m
• 下り: 734m

コースタイム

アプローチ
05:00自宅発
06:20辰野発天竜峡行き乗車
07:25駒ヶ根着
07:30しらび平行きバス乗車
08:20しらび平着
08:35ロープウェー発、増発あり
08:45千畳敷、高所順応、お茶&ストレッチ
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09:00頃ぼつぼつ歩き出し
09:48乗越浄土(稜線)
10:52濃が池
11:29遭難記念碑、お昼
13:04西駒山頂
13:45宝剣山頂、極楽平方向へ下降
14:45ロープウェーのりば,お茶

天候

はれ　千畳敷の気温は5℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

JR飯田線、駒ヶ根駅下車　ロープウェー乗り場行きバス乗車　
http://www.chuo-alps.com/ropeway/

コース状況／危険箇所等

宝剣の登下降は最高レベルの注意が必要。
かなりの高度感があります。
岩登り慣れてない人は極楽平側へは降りない方がいいでしょう。
風、雨など気象条件の悪い時は無理しない方がいいと思います。
どの山でもそうですが。。


ただ
鎖、取っ手は比較的新しいものが充実しているので
手を離さなければ死にません。。

写真

10/11 9:22

宝剣

10/11 12:57

西駒

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z40 カシオ

感想

takosaru

「聖職の碑(いしぶみ)」

　晴れ予報だったのにまさかの暴風雨に遭い、テントが飛ばされない
よう一晩中テントを押さえながらろくに眠れない夜を耐え忍んでいる時

「これじゃ、聖職の碑だぜ〜」

と頭の中でつぶやいている人は少なくないと思う。

新田次郎先生の小説を読んでいる人はピンと来るのだが、ここ西駒を
舞台に大正二年、中学校の修学旅行登山の最中よもやの台風に遭遇。
登山を実践教育の一環とし率先していた赤羽校長以下生徒、引率した
OBに多数死者が出た。

この記念碑を見に行きたかった。

今日は秋晴れの好天であり稜線の風は冷たいが、美しいハイ松が静かに
そよいでいる程度。ここら一帯が本当に遭難現場なのかと疑った。

小説本編にもあるが、記念碑とすることは赤羽校長の志をこの遭難が
きっかけで学校登山を絶やしてはいけないという願いが込められている。

興味を持たれる方は本編を参照されたし
http://www.amazon.co.jp/聖職の碑-講談社文庫-4-2-新田-次郎/dp/4061316567


ロープウェーで2,600mまでわずか7分で運んでくれる登山を登山と言って
いいのか賛否あると思うが私はどっちでもいい。
今日は十分楽しめた。次回は麓から登ってみよう。宝剣の高度感も倍増
することでしょう。

以上