三方岩岳経由の笈ヶ岳

2018年03月30日(金) 〜 2018年04月01日(日)

• GPS: 18:43
• 距離: 29.4km
• 登り: 2,498m
• 下り: 2,521m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:53

8:13 トヨタ自然学校
8:28 8:30 白山スーパー林道馬狩料金所
10:02 10:02 白川郷展望台
12:47 13:17 三方岩岳
13:21 13:23 三方岩岳展望台
14:33 14:43 瓢簟山
15:06 国見山東面1686付近

2日目

• 山行: 10:32
• 休憩: 0:48
• 合計: 11:20

3:57 国見山東面1686付近
4:16 4:17 国見山
5:50 6:01 仙人窟岳
7:23 7:23 中宮ルート分岐
7:40 7:43 小笈ヶ岳
7:51 8:17 笈ヶ岳
8:23 8:23 小笈ヶ岳
8:30 8:37 中宮ルート分岐
10:01 10:01 仙人窟岳
14:04 14:04 瓢簟山
15:17 三方岩岳展望台

3日目

• 山行: 2:03
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:07

4:00 三方岩岳展望台
5:50 5:54 白山スーパー林道馬狩料金所
6:07 トヨタ自然学校

天候

3日間とも快晴無・微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

マイカーでトヨタ白川郷自然学校へ。フロントの方に登山届を提出し、車のキーを預かっていただきました。

コース状況／危険箇所等

＜登山口〜三方岩岳＞
・雪は柔らかくなって割れてきているが、尾根通しで歩ける。
・三方岩岳北側はトラバース。そこに乗っかるところに大穴あり。要注意。
・三方岩岳は電波あり。
＜三方岩岳〜国見山＞
・ここも雪がつながっている。テントは国見山の東面がおススメ。
＜国見山〜仙人窟岳＞
・国見山まで進むと北側が崩れていて下りれないため、手前からトラバースする。
・仙人窟岳南側は雪が途切れているところがあり、藪を巻いた。
・ここのブロック崩壊が一番激しい。今後どんどん歩けなくなる。
＜仙人窟岳〜笈ヶ岳＞
・中宮コース分岐の手前(東南側)は雪が切れていて尾根通し不可。
　岩場の下をトラバースし、その後直登っで尾根に戻った。尾根で電波あり。

その他周辺情報

＜駐車場＞
■トヨタ自然学校白川郷　05769-6-1187　宿泊を兼ねているのでスタッフさん常駐。
＜温泉＞
■白川郷の湯　0576-96-0026　7:00〜21:00　700円　この辺りはここしかない。

写真

3/30 8:28

馬狩ゲートまではまだ入れません。

3/30 9:24

ツリーホールが巨大。

3/30 11:26

慎重にコースをとる。

3/30 11:52

春を背負って？

3/30 11:57

三方岩岳の加賀岩(右)と飛騨岩(左)

3/30 12:19

大門山から笈ヶ岳へと続く雪尾根

3/30 12:28

山頂北側のトラバース。

3/30 12:50

三方岩岳頂上から白川郷方面。

3/30 12:52

山頂から明日目指す笈ヶ岳。

3/30 13:23

この時は雪がつながっているように見えたのに。。。

3/30 13:39

瓢箪山まではつながっていた。

3/30 18:10

初日は困難なく歩けました。

3/31 4:11

2日目。この日は満月。月光に誘われ笈ヶ岳を目指す。

3/31 5:18

げ、崩れている。ここはいったん藪へ。

3/31 5:28

迂回して再び尾根に。

3/31 5:46

槍ヶ岳から日が昇った。

3/31 6:08

仙人窟岳から目指す笈ヶ岳。

3/31 6:35

中宮ルート分岐手前で雪が切れている。近づいて見たが登れそうにない。

3/31 6:45

この岩の下部をトラバースし、その後直登で尾根に上がった。

3/31 6:47

トラバース中。

3/31 7:43

あと少しだ！

3/31 8:00

笈ヶ岳、無事登頂。72/100(200名山)

3/31 8:00

白山と笈ヶ岳。山頂標識は熊に削られているらしい。

3/31 8:01

来たコース。

3/31 8:01

シリタカ山からのルート。

3/31 8:02

こちらは北面、大笠山からのルート。2年前、ここから狙って藪に阻まれた。

3/31 8:18

長居も出来ないので、名残惜しいが帰ります。

3/31 9:17

あぁ、崩れている。

3/31 10:01

あぁ、ここも。

3/31 10:07

ここは雪を繋げないので

3/31 10:13

やぶにエスケープしました。

3/31 10:41

左側を慎重に歩きました。

3/31 10:42

核心部を通り抜けました。。。ふーっ

3/31 10:43

と思ったらまだあったよ。。。本当に怖かった。

3/31 10:45

4mはあるブロックが崩れ出しています。

3/31 11:01

今度こそ、通りぬけたぞー

3/31 11:56

マイホームに無事到着。

3/31 16:14

その後、三方岩岳展望台へ移動。前泊含めると3日目なので、濡れたものを乾かしました。

3/31 18:11

よい1日でした。

4/1 4:06

3日目。月灯りが眩しいです。

4/1 6:04

無事下山。素晴らしい山行でした。

撮影機器：

RICOH WG-4 リコー

装備

個人装備

ピッケル アイゼン わかん ストックを時々に応じて使い分ける。
シュラフは3シーズン+シュラフカバー。

感想

kame3ma

300名山中、かなり難易度が高い笈ヶ岳。
2年前のGWは寡雪につき、大笠山から笈ヶ岳を狙ったが藪に阻まれた。
今年は南側から、次期を1ヶ月早めて再挑戦しました。

このコースはあまり情報が出てきませんが、分かることは仙人窟岳の南側のヤセ尾根の雪が崩れていそうだということ。中宮ルート分岐南東の尾根の雪が崩れているため、岩場下をトラバースする可能性があること。そのため朝早く通過し、午前中に戻って来ないと危険だということ。

初日は予定通り国見山東面でテントを張りました。
2日目。この日は満月のため、ヘッドライトが無くても歩けるほど。そのため4時発で笈ヶ岳を目指しました。見込みは片道3時間。
実際は崩落地を避け、前述のトラバースを行うなどして4時間弱かかりました。
2年越しの笈ヶ岳山頂には誰もおらず、4人で360度の景色を堪能。
長かった。

ただ長居は出来ないので、名残惜しいけどテントまで戻らねば。
日が当たって崩落地の全容が分かり、往路以上に恐怖心を覚える中、
何とか12時前に戻って来れました。
2時間ほど大休止したあと、ここでは電波が入らないので三方岩岳へ移動。
展望台は土が出ているのでこの付近にテントを張り、様々なものを干しました。
翌日も4時出発。早々に下山し、白川郷の湯で汗を流し、帰京しました。