花と赤線繋ぎの西上州1日目(表妙義〜大桁山〜鍬柄岳)
- GPS
- 09:23
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,863m
- 下り
- 2,076m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:17
15:45南蛇井駅-17:00裏妙義国民宿舎
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
大仁田ダム手前にて車中泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・国民宿舎からの相馬岳コースは、踏み跡しっかりして概ねルート明瞭です。 岩稜帯や鎖場ありますが、裏妙義よりも難易度低いと感じました。 ・表妙義稜線に合流してからのザレ場の下りはスリップ要注意。 ・表妙義稜線は言わずと知れた一般登山道最難関。 特に鷹戻しとルンゼ2段25mは傾斜がきつく、事故が多い箇所です。 |
写真
感想
例年GWに計画する西上州の泊り山行ですが、
今年はGWまで花がもちそうもないので、時期を早めて決行です。
1日目は秋に訪れることが多い妙義山ですが、
いつの日か、妙義さくらの里からの妙義山を眺めたいと思っていました。
同時に、裏妙義と表妙義の赤線繋ぎを試みます。
スタートは裏妙義と表妙義の狭間にある裏妙義国民宿舎(閉館)。
このルート、表妙義も裏妙義も眺めることができるお得なルートでした。
いつもと違った角度から両妙義を眺めることができ、新鮮な気分。
特にのぞき穴から見るハサミ岩や、星穴岳は一見の価値あり。
また、これから歩く鷹戻しの人を寄せ付けない岩壁も見渡せます。
妙義山の中では比較的難易度が低い部類に入るルートだと思いますが、
ルートの変化、展望ともに申し分ありませんでした。
相馬岳からの稜線に合流すると、難所のザレた急降下が待ち構えてます。
岩に取り付く前にザックを少しでも軽くすべく、茨尾根のピークで昼食。
そしてホッキリを超えると、いよいよ鷹戻しが眼前に立ちはだかります。
威圧感のある絶壁は、否が応でも緊張感の高まる瞬間です。
鷹戻しは、鎖→ハシゴ→鎖3本と続きますが、上部ほど斜度がきつくなります
後ろを振り返ると空中に飛び出している高度感がビンビン。
ただ、今回は岩が完全に乾いていたこともあって、
これまでよりも少し余裕を持って楽しむことができました。
やはり岩場はコンディションによって難易度が大きく変わってきますね。
とはいっても個人的には奥穂〜西穂より技術的には難しいと感じ、
一般登山道最難関には変わりないです。
鷹戻しが終わっても表妙義2大難関と思われるルンゼ2段25mが待ち構えてます。
特に下段がオーバーハング気味で、足元が見えず腕力を要する所です。
その後は観光客も訪れる一般エリアへ。
平日のせいか人も少なく、ゆっくりと日本離れした奇岩の景観を鑑賞しました。
妙義山が終わると、もう今日の行程が終わったかのような安心感が芽生えます。
念願の妙義さくらの里を散策しますが、意外と園内からは妙義山が見えません。
最下部に下りてきて、ようやく妙義山と桜のコラボが実現。
ギザギザの岩峰と桜の競演に、しばし写真タイムとなりました。
その後は御荷鉾山からの赤線と接続すべく、以前訪れた大桁山・鍬柄岳を経て、
この2か月で何と3回目となる南蛇井駅まで歩きました。
線路に生えているオキナグサはまだ健在で、駅員さんと30分おしゃべり。
裏妙義までの自転車は予想以上にアップダウンがあり手こずりましたが、
今日は自宅まで運転しなくてよいと思うと気分が楽。
翌日の天気は下り坂ですが、午前中は持ちそうな感じ。
次の山のある南牧村へ移動し、満天の星空と鹿の鳴き声しか聞こえない暗闇の中、
あっという間に深い眠りに引き込まれました。
西上州2日目と続きます。
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コメント
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hirokさん コンばんは
やはり写真でみてもコワいずら
新緑の妙義も良いが、やはり下で見るのが一番
老体はもう2度と行かないつもりですので、レコ見て
懐かしいと思いますワイ
やはり癖になるのでしょうな〜
んーん残雪無く暖かそう、明日の計画でとても参考になりました。
kazuhagiさん、こんばんは
一度行くと、しばらくは止めておこうと思うのですが、
しばらくするとなぜか行きたくなる妙義山。
中毒のような山ですね
きっとkazuhagiさんもしばらくしたら行っているのだと予想しますが
明日、行かれるのですか!?
岩に取り付くまでの緊張感は他の山ではなかなか味わえませんよね。
同時に達成感もひときわ大きな山です。
時期が遅くなると裏妙義はヒルが登場するようなので、
今がベストシーズンかもしれませんね。
hirokさん、こんばんは。
毎度おなじみのコメになってしまいますが、
やっぱり、妙義はこわくて行けないです。
写真をみるだけでも、無理です。
でも、鍬柄岳ならいけるかもしれない。
と少し思ってしまいました。
このルートで赤線をつなげるというのは、
ほんど、偉業だと思います。
sat4さん、こんばんは
妙義山は人には勧められない山ですね。
ちょっとしたミスが致命傷になりかねないので。
これだけ集中して山に登ることはなかなかないので、
人生に活かせないかなあ、なんて思ってしまいます。
鍬柄岳は斜度はそこそこありますが、
足場が安定しているので、安心感があります。
低山ですが展望は素晴らしい山なので、チャレンジしてみてください。
hirokさん こんばんは
春に裏妙義縦走を考えていましたが、諸事情により秋まで
延期となりました。また、早い時期に「鷹戻し」に行って
みたいと考えていますが、チャレンジしても良いものか?
迷うところでもあります。でも、一度で良いからは歩いて
みたいコースです。考えただけでも緊張しますが…。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
順番としては、裏妙義→表妙義(鷹戻し)の順をお勧めします。
裏妙義でも両神山の八丁尾根よりは難易度高いと思いますし、
表妙義は一瞬たりとも気が抜けない岩稜歩きです。
眺望は最高ですし、素晴らしいルートだと思いますが、
毎年事故も起きているので、万全の準備が必要かと。
私も一度ぐらいは歩こうと思って、今回4回目になってしまいました。
hirokさま こんばんはー
こちらも出遅れましたが おじゃまします
次の日奇遇にも なんちゃって 逆回りをやりましたが
さすがに あのこわーい ところは ビビりのわたくしには無理です
あの写真見ただけで どっき どっき です。
やっぱり怖いですねー
でも ここつなげば 表から裏につながるんですよねー
わたくしは 遠回りしようかな やっぱり
では また どこかで
tsui
tsuiさん、こんばんは
私が南蛇井駅を出発してから半日後にtsuiさんが駅に下り立っていたのですね
南蛇井駅〜妙義山を歩く人はそう多くはないと思うので、
tsuiさんが同じ時期に歩かれていてびっくりです。
裏妙義の国民宿舎からのルートは、八丁尾根と同等か、むしろ易しいと思います。
相馬岳や鷹戻しを経由せずに、ホッキリから中間道に下山する手段はありますが、
無理にはお勧めしません
マイマップを眺めていると、赤線の密度が低い所を狙いたくなりますね。
今度こそ、赤線繋ぎのどこかで出会えることを楽しみにしてます!
hirokさん、こんばんは!
週末は天気予報が優れないので、お休みかと思っていました。
ところが、掟破りの金曜日からの出撃
流石は現役世代の暇○クラブ!仕事など物ともしませんね
しかし、皆さんの反応と同様ですが...
見るからに危険な妙義山の危険エリアを、よくぞ毎年
歩かれるものですね〜
写真を拝見しているだけで、手に汗が滲みます
難ルートを交えてのコースタイムに、技量の確かさが
如実に表れていますね!
持久力+技術力を併せ持つお方、眩しいばかりの存在です。
tailwindさん、こんばんは
暇○クラブではなく、周囲が休みを取りやすいように、
率先垂範してる!と言って欲しかったですね
夏、秋はたまに宿泊して縦走しますが、
春の西上州ホッピングは違った楽しみ方ができます。
何度も行こうとは思わない妙義山ですが、
しばらくすると行きたくなる不思議な山です
人間、時には刺激が必要ということでしょうか。
岩場で難易度も高いので、コースタイムはかなり甘めに設定されてます。
すれ違いの待ち時間や、鎖場渋滞があるので、
時間を読みにくいこともあると思いますが。
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