越百山〜仙涯嶺・・残雪の中アを満喫♪

2018年04月19日(木) [日帰り]

• GPS: 11:19
• 距離: 18.9km
• 登り: 2,038m
• 下り: 2,038m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:13
• 休憩: 2:06
• 合計: 11:19

3:04 伊奈川ダム上駐車場
3:38 3:41 福栃平(南駒-越百分岐)
4:16 4:18 下のコル(四合目)
4:34 4:34 上のコル
5:10 5:30 展望台
5:53 5:55 上の水場
6:43 6:55 越百小屋
7:38 7:56 越百山
9:25 10:01 仙涯嶺
11:17 11:26 越百山
11:50 11:59 越百小屋
12:31 12:32 上の水場
12:48 13:00 展望台
13:23 13:23 上のコル
13:33 13:33 下のコル(四合目)
13:55 13:56 福栃平(南駒-越百分岐)
14:21 14:22 今朝沢橋分岐（二合目）
14:23 ゴール地点

天候

快晴＆微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊奈川林道ゲート前の駐車場を利用（ポストあり）・・簡易トイレが設置されていましたが、本日は使用不可でした

コース状況／危険箇所等

越百山登山道は、よく整備されたとても歩きやすい道です

標高1800m付近から積雪が現れ出し、2000mが近づくと雪が繋がってアイゼンを装着（御嶽展望台の看板付近）・・下山時もそこでアイゼンを外しました

その後、越百山頂上までは雪がよく締まっていて、概ね歩き易いコンディション

意外にも、越百山〜仙涯嶺の中ア主稜線の雪が、（たぶん前日の雨が上部では降雪となった）新雪やらモナカ雪やらで、時々膝まで踏み抜いて歩きにくいコンディションでした・・主稜線での展望は大満足でしたが

仙涯嶺直下は、後ろ向きクライムダウンする急坂でしたが、危険を感じる程ではありませんでした（写真35）・・凍結があると緊張したと思います

写真

4/19 3:02

駐車場入口のポストに届を提出して登山開始

4/19 4:04

下の水場でシッカリ補給・・暑くなったので、この日は結局2L以上の消費

4/19 5:09

標高2千mが近づくと雪が繋がってきて〜

4/19 5:29

蹴りが入らない締まった雪質なのでアイゼンを装着・・下山時もここで外しました

4/19 5:53

水場分岐・・上の水場は雪に埋まっているかも（未確認ですが）

4/19 5:53

逆光ですが、この日1日”盟主”の感じだった南駒ヶ岳

4/19 5:54

こちらは目指す仙涯嶺

4/19 6:19

乗鞍岳に〜

御嶽山・・撮影地点は、たぶん昨年末に敗退した地点と思われます

4/19 6:43

越百小屋に到着・・冬期小屋の入口は除雪されていました

4/19 7:20

越百山に向います・・雪は締まっていて歩き易いコンディション

4/19 7:25

雪稜を進み〜

4/19 7:41

山頂到着・・予想より順調で「南駒経由の周回も？」が頭を過ぎりました

霞みますが中ア主稜線からの南アはいつもながら素晴らしい

雲海に浮かぶ荒川〜赤石〜聖

4/19 7:44

南越百山の奥には池口岳以南の深南部

4/19 7:44

奥念丈岳〜安平路山の激ヤブ突破はこの時期がいいかも？

4/19 7:44

長〜い裾野を引く御嶽山と手前は糸瀬山

4/19 7:44

御嶽山をズームで

4/19 7:45

やや霞みますが乗鞍岳

計画では仙涯嶺が目標でしたが、時間が早いので「この際南駒も！」が頭をもたげています

4/19 8:15

振り返ると越百が結構カッコイイ

4/19 8:34

仙涯嶺の岩峰群・・一番右のピークが最高地点

4/19 8:34

左奥のピークが南駒ヶ岳山頂

4/19 8:45

越百をもう1枚

4/19 8:54

雪稜を仙涯嶺へ

4/19 9:24

急傾斜にダガーポジションで前爪をきかせて〜

4/19 9:36

仙涯嶺最高地点に到着・・風が緩くて岩には立てるのですが、セルフタイマーに間に合わない；

4/19 9:36

越百山から歩いてきた稜線

4/19 9:40

南駒ヶ岳と、赤梛岳と重なる空木岳

仙涯嶺からの南ア方面の眺め

4/19 9:40

見下ろす先に山名標識

4/19 9:55

展望を堪能して下山にかかります

4/19 9:57

ホシガラスくん

4/19 10:04

上部は後ろ向きのクライムダウンでした・・凍結していたらかなり緊張したでしょう（本日はOK）

4/19 10:16

所々でヒザ丈の踏み抜きあって往路から既にスローペース・・南駒へは無理せず、十分に準備してからに

4/19 10:53

主稜線では苦労しつつも越百山が近づいて来ました

4/19 11:15

ここが越百山最高地点

朝方より南アがクッキリしてきました

4/19 11:18

白峰三山

4/19 11:18

塩見岳〜富士山

4/19 11:18

荒川〜赤石〜聖

4/19 11:33

下山中に越百山を振り返ります

4/19 11:44

夏道のテープマークは進路修正に助かります

4/19 11:59

越百小屋と南駒〜越百

下山中に見納めの三山

4/19 14:21

駐車場に帰着・・本日2台でした

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

今年の春は好天に恵まれる確率が高く、各地の残雪の山々を楽しめる“当たり年”といった感じ。おかげでこの日も好天に恵まれて、中アの越百山〜仙涯嶺を歩いてきました。

越百山は、昨年末にサラサラ・フワフワの雪に太刀打ちできず、大汗かいた激ラッセルの末に敗退した山です。

この日の雪は残雪期らしくよく締まっていて、越百山までは予想以上に順調。「仙涯嶺に9時ごろ着いてしまったら南駒まで行って周回しようかなぁ〜」などと、ノー天気な思い付きが頭を過ぎりましたが、これはやはり大甘でした。

「気温が低くて雪が締まっていそう」とのイメージだった主稜線が、新雪やらモナカ雪やらで一歩一歩進む感じのスローペースになってしまい、結局計画通りピストンに。（南駒は岩稜通過もあってかなり警戒が必要で、このコンディションで突っ込むのは自分にはやはり無謀だったでしょう）

一昨年末にアッサリ登れた越百山が、昨年末は遥か手前で敗退したこともあり、雪山はコンディションによって丸で別の山になりますね。

それでも、雪化粧した岩の峰々は“アルプス”のイメージそのもので、迫力ある展望に大満足の中ア山行でした。