谷川連峰主脈縦走(フライング登山で紅葉を見に行こう!)
seizanryo
- GPS
- 17:09
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,797m
- 下り
- 2,469m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
谷川岳的普通をイメージしておけば問題ないです。 (谷川岳的普通:坂道は基本的に急・岩稜は多い・左右がかなり切れた痩せ尾根も多い・水場は少ない) 主脈に入ると、エスケープが少なくなるので注意。 |
写真
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夜明けの時間は過ぎていますが、日の出方向に雲がかかって、なかなか太陽が昇りません。
なんか、いい感じだったので。
観光用ポスターにならんかな?
濃い色の紅葉が敷き詰められています。
左手が、俎��山稜。
いつか行ってみたい。
何度も立ち止まってしまう。
なんて茶化してはダメ。避難小屋です。
もう空は、秋です。
獣の前足につかまれているみたい。
感想
フライング登山、第2弾です。
繰り返しますが、日帰りには長くテン泊には短い、そんなルートこそフライングに最適。
実はこのルート、土合駅テント泊とかで考えていましたが、縦走なんでテントをデポできない。テントを持って移動となると、重い。
どうしよっかな〜と思っていたのですが、フライングという発想で解決しました。
そう。フライングでイメージしていた山は二つ! 奥多摩長沢背稜と谷川連峰主脈だったのです。
というわけで、必然的にフライング第2弾として谷川岳に向かいます。
今の時期なら、まるで観光案内のポスターに出てくるような、ビックスケールの紅葉に出会えること間違いなし!!
前日はとっとと仕事切り上げるつもりが、妙に忙しい。
家に帰って、1時間チョイ仮眠して、いざ、水上へ!
電車では眠れず、睡眠時間的な心配を抱えつつ、水上へ。
土合への最終はとっくに終了しているので、ここから徒歩で西黒尾根登山口に向かいます。
ここで誤算。意外に車道歩きが時間かかってしまって、2時過ぎには登山口に到着すると思っていましたが、登山開始は3時になってしまいました。
真っ暗な樹林帯の西黒尾根は、さすが日本三大急登。
ヘッドライトに照らされる道は、岩にまみれた壁のように見えます。
しかし、フライング登山は私だけでなく、一人先行の人がいて、鉄塔のところで追い抜きました。
その他にも、ラクダのコブで振り返ると下に明かりが二つ見えたので、もう一人いるようです。
ちょっと安心です。
さて、前回の奥多摩で痛めた右ひざが完治していなかったようで、ラクダのコブ手前で違和感を感じ、谷川岳山頂では明らかに痛み始めていました。
山頂でゆっくりして膝を癒しましたが、根本的に解決せず。
というわけで、思案のしどころです。
西黒尾根を下るのは、急すぎて今の膝の痛み具合では非現実的。
天神平ロープウェー方面は、あの階段を下ると確実に膝が死んでしまう。
というわけで、無茶とは知りつつも、アップダウンの少ないことが予想される県境稜線に計画通り突入。
のっけから右ひざ外側じん帯が痛いですが、かばいながら進みます。結果、左足への負担がすごいことに。
稜線の紅葉はきれいでした。
右側の谷は赤い紅葉の森、左側は黄色く枯れた下草のカーペット。贅沢な景色です。
谷川岳から平標山へのこの県境稜線、静かで美しくて、素晴らしい。素晴らしすぎる。
何度でもここに来たい! そう思いました。味のある稜線です。
右ひざをかばうので、通常の70%くらいのスピードでゆっくり登山です。
おかげで、紅葉が堪能できました。
また、振り返ると谷川岳がそびえ、行く先は、「万太郎山」「仙ノ倉山」「平標山」を越えるごとに景観が変わり、とても楽しい。楽しい。楽しい。
久々に、山で「楽しい! 楽しい!」と連呼しました!!
さて松手山からは、西にまっすぐ下るか、北の松手尾根に進んで下るかの二種類。
右ひざが結構きついので、急こう配の下りを避け、時間がかかっても等高線の間隔の広い松手尾根で下ります。
標高を下げたことで、まさに紅葉している森林ゾーンに突入。
上から遠望した紅葉の塊と、その紅葉を作り出す一つひとつの紅葉との両方を堪能!
風が吹くと落ち葉が舞い、落ち葉の降りしきる中、下山しました。
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すごすぎます！
まったく同じコースを僕は避難小屋へ一泊し、テント装備で歩きました。平標山に到着したのは12時頃でしたので、2時間違いですね。フライング登山というのですか？僕にはまねできません。
しかし、このトレイル。僕も生涯ベストコースに認定です！
僕はこれから記録書こうと思います。（遅いですね）
やー、すごくないですよ。
私も、テン泊装備では、重量的に日帰りは絶対無理です。
そして、ヘタレな私は、水上から土合まで歩くのはもうやめたい……。
カモン、タクシー！！
タクシーで土合まで行っていたら、お山でお会いできたかもしれませんね。
県境尾根はいつも眺めているばかりで、いつかは行きたいと思っていました。
谷川岳から見ているのとたがわぬ、本当に素晴らしい尾根だったと思います。
なんか、踏み出す一歩一歩を楽しめるというか、縦走路がとても壮大で美しいというか、何とも贅沢な縦走でした。
今度は、膝が本調子なときに、またもう一回やりたいです。
今も脳裏に、あの尾根の姿が焼き付いています。
実に、実に、実にすばらしかった！！！！！
makasioさんの山行も、記録、書いてください。
見に行きます。楽しみにします！！
こんばんは、seizanryoさん。
膝痛は大丈夫ですか？
前回のロングから余り日も経って無いですし、無茶もほどほどに…ですね
天気も良いしダイナミックな景色を味わえて、seizanryoさんが羨ましいですな
このルート、仙ノ倉山への登り返しが標高差ありそうで、キツそうに思えます
水上駅から永延と車道を歩くのもキツそうですが。
是非行ってみたいルートです。
>>谷川岳的普通
補足でイメージ付きました
エスケープ無しは、悪天候によっては避難的避難小屋利用も考慮の必要アリ！ですね。
ところで、ナイトハイク。
自分もナイトハイクを織り交ぜないと達成不可!?な計画ルートが一つあります。
seizanryoさんが奥多摩に続いて谷川岳を縦走された事によって俄然ヤル気出ました!!
ukkysuzさん、こんばんは。
谷川岳は、素晴らしいところです！！
県境尾根は谷川岳山頂から見てていい感じで、いつかはって思ってたんですよね。
大満足です。
県境尾根は、装備を軽くすれば、軽いフライングでなんとかなります。
車持っていて、5時くらいから登れれば、夏場なら充分日帰りOKかと。
膝は、ちょっとなめてました。今もまだ違和感が少しあるので、ゆっくり養生します。
仙ノ倉山への登りは確かにけっこうありますが、登りは苦手ではないのでさほど苦しくなかったです。
それよりも、そこまでの下りのほうが、心とひざを痛めます。え〜〜、まだ下るの〜〜ってなもんです。
振り返ったとき、今登ってきた山が、そびえたって見えるのが何とも悲しい。
でも、そんな急こう配をものともしない、美しい稜線です。景色に心奪われ、いつの間にか進んでいるって感じです。
そしてukkysuzさんも、フライング登山ですか！？
がんばってください!!（闇に慣れるまでが大変と思いますが、慣れてしまえば楽になります）。
狙いは一体どこざんしょ？
レコを楽しみにすることにします。
そうそう、もう秋なんで、冬眠前の食いだめ中のクマに注意が必要ですね。
谷川、県境尾根。あれから一週間経ちましたが、目を閉じれば、脳裏のあの景色の美しさが蘇ります。それだけ、美しかった。
僕も登ることが好きで急登と聞くと登りたくなるのですが、下りが大嫌い。変でしょうか。
松手山からの濡れ落ち葉の道も、滑ってとても苦労しました。紅葉はきれいでしたが。
しかし、日帰りなんて、僕にはとても信じられません。
登山って人、それぞれ、その人のやり方があり、自由な挑戦ができる。それが魅力ですね。
コメント、ありがとございます。
確かにね〜、瞳を閉じるとあの稜線が浮かび上がります。
歩きながら、ず〜〜っと稜線の景色に見とれていました。実に、美しかった。
花の季節、いいですね。新緑もいいかも。
いま、雪のシーズンに行けないか考えてもいます（ちょっとナイフリッジになりそうなとこが多くて、今は二の足中）。
下りが大嫌いは、私も一緒。
仙ノ倉への下りよりも、平標からの階段の下りが一番苦しかった。
そしてそう! 仙ノ倉山は近くて遠かったですね。言い得て妙です。
松手山からの下りも、大共感です。
濡れた落ち葉の下に、湿った根っこやら岩やらがあって、つるっといくので結構苦しみました。
山はいいですね。
山と自分がどう向かい合うかで、いろんな感じ方があります。
山は私にとって、自分と向かい合える、とてもいい場所です。
遅まきながら。。。
フライング登山、良さそうですね！
（今頃気付いてごめんなさいです
水上エリアは私も好きです＾−＾
夏に冬に、温泉も
空雲、綺麗ですね〜〜、どれも印象的な空と雲
実際に見てみたかったです
天気良くってよかったですね
お疲れ様でした！（＾▽＾）
コメントありがとうございます。
フライングはいいものですよ。
なんちゃってですが、「ライト＆ファスト」的な感じが自分に肌合いが合うので、フライングはたぶん相性がいいと思います。
ただ、夜は怖いけれど。
あと、行動時間長くなる分、ひざにきますが……。
そして、空に反応するとは、ittiさんらしいですね。
すごいきれいでした。
夜明けもきれいでしたし、紅葉もきれいでした！
もう、少し歩いては立ち止まって写真撮る、の繰り返し。
膝さえ本調子なら、いつまでも歩いていたい尾根でした。
天気にも恵まれ、本当にいいときに行けたと思います。
……日の出とモルゲンロートは、またもおあずけでしたがね。
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