蝶ヶ岳
長野県
meg-juri
その他3人 - GPS
- 29:05
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,167m
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横浜駅高速バス乗り場前 21:30発
9/17
6:00着 上高地(朝食) 6:35発- 7:25着 明神橋 7:35発- 8:15着 徳沢 8:25発-
12:20着 長塀山山頂(昼食) 12:50発- 13:35着 蝶ヶ岳山頂 13:40発 -13:40着 蝶ヶ岳ヒュッテ
9/18
4:30起床 蝶ヶ岳ヒュッテ 5:30発- 6:00着 横尾分岐(朝食) 6:15発- 8:30着 槍見台 -
9:00着 横尾 9:25発- 10:05着 徳沢 10:15発- 10:55着 明神橋 11:00発- 11:40着バスターミナル(昼食) 14:00発-
22:40着 横浜駅※シルバーウィークにつき大渋滞
| 天候 | 9/17 曇りのち雨 9/18 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・危険箇所は無し。 ・トイレは上高地バスターミナル、徳沢、横尾にはあり。※一部有料 ・合羽橋付近の飲食店は大変混雑しており、バスターミナルにある「上高地食堂」は観光客が少なく比較的入りやすい。 ・徳沢から森林限界までは長時間の急登。その間の眺望はなし。山頂付近から一気に展望が広がる。 ・ガレ場やくさり場などは無いが、木の幹が縦横無尽に張り巡っており少々歩きづらいところもあり。 ・蝶ヶ岳ヒュッテからの槍、穂高の眺望は最高。 ・朝夕ともに風は強く真夏でも防寒はしっかりと。 |
| 予約できる山小屋 |
|
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感想
初日から雨に降られ寒さと疲労、そして樹林帯の中を黙々と登るルートであった為、
精神的にも少々つらいスタートとなった。
上高地バス停から徳澤までは平坦な道を黙々と歩き続ける。
小雨も降っていたのでどの登山者も早足で登山口を目指していた。
私たちも同じ思いであり、ここでタイムを稼ぎたいという一心で歩き続けた。
しかしジィジはそうではなかったようで、
1人取り残され後方からトボトボと歩き少々ご機嫌斜め。
「山はチームワークが大切なんだっ」と
余計にチームワークを乱すような発言があり、
この先思いやられる態度であった。
あぁ、またか…。
あなたにその言葉を付き返したいところであったが、
スタスタ歩いてしまった事は悪いのかなと思いここは我慢する事に。
まあなんとか宥めて登山開始。
初っ端からキツイのぼりが永遠と、いやいや永延と続く。
丹沢でトレーニングしてきたとはいえやっぱりここは北アルプス。
みんなの顔も疲労と寒さとで限界に近かった。
まだまだ先は長い。
※徳澤から4時間の急登(休憩込)。
長塀山山頂までなんとか到着。雨の中ここで昼食をとることに。
立ち止るとやっぱり寒く、
せっかくのカップラーメンも三分待てずにバリバリ食べることに。
とほほ…。
長塀山を過ぎればもう少しで森林限界。山頂まであと少しだ。
このころから小雨になり始め、みんなの顔もほころび始めてきた。
あともう少し…。
長塀山から蝶ケ岳山頂まで40分。
やっと頂上に到着!!
みんなで記念写真を撮り終え急いでヒュッテへ。
ヒュッテ内は雨にもかかわらず大勢の人でごった返していた。
みんな本当に山が好きなんだなとしみじみ…。
冷たい雨に降られたので、みな黙々と着替えを済ませストーブの近くで暖をとることに。
そして当然とばかりにビールを4本購入。まんべんの笑みで乾杯した。
今日の山行の話で盛り上がり、気づいたら1人3〜4本もの空き缶が転がっていた。飲み過ぎたろっ。
しかしこんな山奥で冷たいビールが飲めるなんて本当に感謝すべき事だなとここでもしみじみ…。
そんなこんなで就寝時間(9時)が迫っていたので寝支度に入り、8時半過ぎには眠りについていた。
翌朝は快晴とまではいかなかったが、ヒュッテを出発したらすぐに雲がはれ、
輝かしい朝日が山々を照らしてくれた。
ヒュッテにいた人たちも急いで外に出て、歓声を上げる者もいるほど。
さっきまであきらめかけていた槍、穂高の眺望も見る事ができ至福トキを過ごす事ができた。
ありがとう、蝶ヶ岳。 ありがとう、北アルプス!!
これはきっと昨日の頑張りのご褒美だと勝手に思い込み、渋々蝶ヶ岳を後にした。
途中横尾分岐から少し下りたところで朝食をとることに。
槍、穂高を目の前に腰を下ろして優雅な朝食をする事ができた。
みんなうっとりしながら各自持参したゴハンをほおばる。
問題の強風はうまい具合に這松が風よけになり奇跡的に無風状態。感動!!
朝食は何を食べていたか忘れたが、あの景色だけは本当に忘れられないものになった。
森林限界が終わり、樹林帯の中に突入…。なんだか寂しい気持ちになってきた
「雲上の楽園」から「現実の世界」へ引き戻される感じ。
あ〜もっと居たかった。でもまた来ればいいんだ。
そんな想い胸に無事上高地へ。
上高地の景色も素晴らしいがやはり登った者にしか味わえない「あの景色」は
特別な物があるんだぞっと少し得意気な気分で高速バスに乗り込み帰路着いたのである。
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