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Yamareco

記録ID: 1438200
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無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

伊豆大島・海抜ゼロから三原山へ− 生きている地球を感じるミニ・ハワイの島旅・山旅

2018年04月29日(日) 〜 2018年05月01日(火)
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kenny その他1人
GPS
56:00
距離
20.6km
登り
872m
下り
864m
天候 4/29 晴 4/30 曇り後晴 5/1 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
熱海〜伊豆大島 東海汽船 高速船利用
島内の移動は大島バスの2日間フリー切符 3,000円
コース状況/
危険箇所等
三原山頂口から火口展望台往復以外は視界不良時注意。
レコの皆さんのログを見ると、ガイドブックにある道以外にも歩けるルートはかなりありそう… 問題は海岸にあるトウシキキャンプ場からどうやって海抜907mの三原山まで自分の足で登るか… ?
2018年04月26日 01:20撮影
4/26 1:20
レコの皆さんのログを見ると、ガイドブックにある道以外にも歩けるルートはかなりありそう… 問題は海岸にあるトウシキキャンプ場からどうやって海抜907mの三原山まで自分の足で登るか… ?
【4/29】とにかく現地に行くしかないっ。熱海港から東海汽船のジェット船セブンアイランズで大島へ。
2018年04月29日 10:44撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
4/29 10:44
【4/29】とにかく現地に行くしかないっ。熱海港から東海汽船のジェット船セブンアイランズで大島へ。
島の表玄関、元町港に到着すると、三原山外輪山の緑の山容が迫り、島に来た事を実感します。
2018年04月29日 11:54撮影
4/29 11:54
島の表玄関、元町港に到着すると、三原山外輪山の緑の山容が迫り、島に来た事を実感します。
港から大島バスに乗ると、20分程で三原山頂口へ到着。台地の向こうに伊豆大島のシンボル、三原山を遠望。
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港から大島バスに乗ると、20分程で三原山頂口へ到着。台地の向こうに伊豆大島のシンボル、三原山を遠望。
天気予報は翌日予想外の曇りに。天気の良い今日のうちに三原山お鉢巡りをする事にしました。
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天気予報は翌日予想外の曇りに。天気の良い今日のうちに三原山お鉢巡りをする事にしました。
黒い筋模様は1986年噴火時の溶岩流の跡。このあたりは溶岩流の上に先駆的に生育するイタドリやヤシャブシなど緑も多いだけに溶岩とのコントラストが印象的。
黒い筋模様は1986年噴火時の溶岩流の跡。このあたりは溶岩流の上に先駆的に生育するイタドリやヤシャブシなど緑も多いだけに溶岩とのコントラストが印象的。
最終バスまであまり時間がない。「急げや急げ !」かなりのハイペースで一気に内輪山の一角にある三原神社へ到達。
最終バスまであまり時間がない。「急げや急げ !」かなりのハイペースで一気に内輪山の一角にある三原神社へ到達。
三原山山頂火口を一周するお鉢巡りへと向かいます。
三原山山頂火口を一周するお鉢巡りへと向かいます。
右手に巨大な火口が見えてくる。
右手に巨大な火口が見えてくる。
荒涼とした三原山のカルデラをバックに内輪山稜線を目指して登ります。
荒涼とした三原山のカルデラをバックに内輪山稜線を目指して登ります。
B火口は1986年の噴火で出来た新しい火口。眼下に遠く大島温泉ホテルの建物が小さく見える。
B火口は1986年の噴火で出来た新しい火口。眼下に遠く大島温泉ホテルの建物が小さく見える。
遠望する内輪山最高点の三原新山(764m)。
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遠望する内輪山最高点の三原新山(764m)。
外輪山の櫛形山(670m)と広がる荒涼とした「裏砂漠」。火口から南東に向かって吹く風で火口からの有毒ガスが流れ草木の生えない世界が広がっています。
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外輪山の櫛形山(670m)と広がる荒涼とした「裏砂漠」。火口から南東に向かって吹く風で火口からの有毒ガスが流れ草木の生えない世界が広がっています。
麓にまで広がる荒涼とした溶岩の跡、その彼方には青い海原。日本の他では見られない風景です。
麓にまで広がる荒涼とした溶岩の跡、その彼方には青い海原。日本の他では見られない風景です。
東側の景色が見えてきた。広大な溶岩台地の向こうに外輪山の高みが。別の惑星のような不思議な風景。
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東側の景色が見えてきた。広大な溶岩台地の向こうに外輪山の高みが。別の惑星のような不思議な風景。
「スコリア」と呼ばれる黒い小石サイズの軽石が堆積している内輪山の稜線。風も強いためか緑も少ない。
「スコリア」と呼ばれる黒い小石サイズの軽石が堆積している内輪山の稜線。風も強いためか緑も少ない。
外輪山で最も高い白石山(736m)を見る。
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外輪山で最も高い白石山(736m)を見る。
三原山の噴火の噴出物の特徴は白い火山灰ではなく、粘り気のない黒っぽい軽石・スコリアが多い事。黒い山肌がそれを物語っています。
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三原山の噴火の噴出物の特徴は白い火山灰ではなく、粘り気のない黒っぽい軽石・スコリアが多い事。黒い山肌がそれを物語っています。
そして、三原山中央噴火口、どーん !
2018年04月29日 13:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/29 13:48
そして、三原山中央噴火口、どーん !
直径400メートル、深さ250メートルの火口。
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直径400メートル、深さ250メートルの火口。
遠望する白石山には明瞭な踏み跡はないようですが、登る人もいるようです。
2018年04月29日 13:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/29 13:54
遠望する白石山には明瞭な踏み跡はないようですが、登る人もいるようです。
キャンプ予定のトウシキの鼻や砂の浜ビーチなどのある島の南海岸を見下ろす。
2018年04月29日 13:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/29 13:54
キャンプ予定のトウシキの鼻や砂の浜ビーチなどのある島の南海岸を見下ろす。
764メートルの三原山最高所、三原新山の頂。
2018年04月29日 13:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/29 13:57
764メートルの三原山最高所、三原新山の頂。
お鉢巡りを終え、三原新山を後にします。
2018年04月29日 14:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/29 14:08
お鉢巡りを終え、三原新山を後にします。
避難小屋までのスコリアの台地。
2018年04月29日 14:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/29 14:10
避難小屋までのスコリアの台地。
寄り道して火口展望台へ。ここからも中央噴火口の荒々しい姿が確認出来ます。
2018年04月29日 14:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/29 14:11
寄り道して火口展望台へ。ここからも中央噴火口の荒々しい姿が確認出来ます。
無事に三原山頂口へ戻って来ると、オオシマツツジが咲いていました。今日はここまで。元町港に戻り、バスを乗り継いで今夜の宿、トウシキキャンプ場へ。
2018年04月29日 14:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/29 14:44
無事に三原山頂口へ戻って来ると、オオシマツツジが咲いていました。今日はここまで。元町港に戻り、バスを乗り継いで今夜の宿、トウシキキャンプ場へ。
トウシキキャンプ場は無料。元町港からバスで20分。連休中だというのにこの空き具合。海岸沿いで風が強いのを我慢すれば三原山の外輪山を望むこのロケーションを楽しめます。
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トウシキキャンプ場は無料。元町港からバスで20分。連休中だというのにこの空き具合。海岸沿いで風が強いのを我慢すれば三原山の外輪山を望むこのロケーションを楽しめます。
山と海に遊ぶ、島の長い1日の終わり。
2018年04月29日 18:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/29 18:06
山と海に遊ぶ、島の長い1日の終わり。
夕食はキャンプ場から歩いて5分程の場所にある大関寿司さんでいただきました。島で獲れた新鮮な魚が味わえおすすめです。
2018年04月29日 19:14撮影
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4/29 19:14
夕食はキャンプ場から歩いて5分程の場所にある大関寿司さんでいただきました。島で獲れた新鮮な魚が味わえおすすめです。
【4/30】海抜ゼロのトウシキキャンプ場から島内の道路を歩きつないで、島の東側に回り込んで裏砂漠の一角に出て、三原山山頂を目指す日。高くそびえ立つ、外輪山の二子山(619m)のさらにその奥だ。
2018年04月30日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 8:01
【4/30】海抜ゼロのトウシキキャンプ場から島内の道路を歩きつないで、島の東側に回り込んで裏砂漠の一角に出て、三原山山頂を目指す日。高くそびえ立つ、外輪山の二子山(619m)のさらにその奥だ。
三原山の噴火は145年周期。島のあちらこちらで地層の断面を見ることが出来る。
2018年04月30日 08:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 8:46
三原山の噴火は145年周期。島のあちらこちらで地層の断面を見ることが出来る。
生活道路から林道へ入り高さを稼いでゆく。
2018年04月30日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 8:49
生活道路から林道へ入り高さを稼いでゆく。
三原山の外輪山の稜線は風強く吹きさらし。奥に櫛形山。
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三原山の外輪山の稜線は風強く吹きさらし。奥に櫛形山。
三原山本体に取り付くために外輪山稜線から下りて、表砂漠を歩く。
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三原山本体に取り付くために外輪山稜線から下りて、表砂漠を歩く。
三原山へ向かって砂礫の斜面を登る。この後、外輪山の一角に登り着き、テキサスコースへのルートに入る。
2018年04月30日 09:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 9:36
三原山へ向かって砂礫の斜面を登る。この後、外輪山の一角に登り着き、テキサスコースへのルートに入る。
とりあえず、海抜ゼロから三原山へ登ったのを喜んでいます  (^^)
2018年04月30日 10:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 10:32
とりあえず、海抜ゼロから三原山へ登ったのを喜んでいます  (^^)
テキサスコースは平坦な溶岩台地の中にのびる道。
2018年04月30日 10:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 10:54
テキサスコースは平坦な溶岩台地の中にのびる道。
後半は樹林の中に入りますが、溶岩のためとにかく歩きにくい。
後半は樹林の中に入りますが、溶岩のためとにかく歩きにくい。
ようやく登山口に到着。ここから徒歩10分程の大島公園で少し休憩しよう。
ようやく登山口に到着。ここから徒歩10分程の大島公園で少し休憩しよう。
ベンチを見つけ、少し遅い昼食をとります。
ベンチを見つけ、少し遅い昼食をとります。
大島公園からさらに少し登山道を下ると泉津海岸遊歩道に出る。
2018年04月30日 13:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 13:27
大島公園からさらに少し登山道を下ると泉津海岸遊歩道に出る。
これで三原山を海抜ゼロから登り、再び海抜ゼロに下ってきたことになります。
2018年04月30日 13:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 13:31
これで三原山を海抜ゼロから登り、再び海抜ゼロに下ってきたことになります。
海抜ゼロのトウシキキャンプ場から三原山へ登り再び海抜ゼロの東海岸へ下ったこの日のトレースログ。
2018年04月30日 14:25撮影
4/30 14:25
海抜ゼロのトウシキキャンプ場から三原山へ登り再び海抜ゼロの東海岸へ下ったこの日のトレースログ。
【5/1】トウシキキャンプ場から見た朝の二子山。
2018年05月01日 06:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 6:42
【5/1】トウシキキャンプ場から見た朝の二子山。
出港の時間までまだ余裕があります。キャンプ場近く、トウシキの鼻と呼ばれる海岸に沿って波浮の町まで往復します。
出港の時間までまだ余裕があります。キャンプ場近く、トウシキの鼻と呼ばれる海岸に沿って波浮の町まで往復します。
波浮の港。ここも実はもとはカルデラの火口湖。背後の切り立った断崖がその証拠です。
2018年05月01日 07:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 7:42
波浮の港。ここも実はもとはカルデラの火口湖。背後の切り立った断崖がその証拠です。
灯台への道途中にトキソウが咲いていました。
2018年05月01日 08:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 8:51
灯台への道途中にトキソウが咲いていました。
静かで人も少ないこの小さな港町が、昔は栄えて多くの小説家や文人が訪れていたとは信じがたい。
2018年05月01日 09:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 9:01
静かで人も少ないこの小さな港町が、昔は栄えて多くの小説家や文人が訪れていたとは信じがたい。
踊り子の里資料館(無料)。川端康成の小説「伊豆の踊子」のモデルになった当時の波浮の踊子たちを人形で再現してある。
2018年05月01日 09:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 9:03
踊り子の里資料館(無料)。川端康成の小説「伊豆の踊子」のモデルになった当時の波浮の踊子たちを人形で再現してある。
大海原を見て歩く波浮とトウシキを結ぶ海岸歩道を戻ります。
大海原を見て歩く波浮とトウシキを結ぶ海岸歩道を戻ります。
青い海原、寄せる白波… 島旅ならではの風景。
青い海原、寄せる白波… 島旅ならではの風景。
トウシキキャンプ場に戻る前に海岸にあるという海水浴場に下ってみた。あれ、岩場しかない… ?
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トウシキキャンプ場に戻る前に海岸にあるという海水浴場に下ってみた。あれ、岩場しかない… ?
三原山外輪山の展望と、溶岩が造った海岸の造形がマッチしたトウシキの海岸線は隠れた絶景スポット。
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三原山外輪山の展望と、溶岩が造った海岸の造形がマッチしたトウシキの海岸線は隠れた絶景スポット。
火山活動の跡であることがよくわかる地形です。天然のプールが出来て夏は海水浴もできるとか。こんなロケーションで泳げるなんて、島の子供たちがうらやましい。
火山活動の跡であることがよくわかる地形です。天然のプールが出来て夏は海水浴もできるとか。こんなロケーションで泳げるなんて、島の子供たちがうらやましい。
南国情緒あふれる海岸からキャンプ場への道。
南国情緒あふれる海岸からキャンプ場への道。
海岸に咲くシャリンバイの花。どこにでもあります。
2018年05月01日 10:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 10:33
海岸に咲くシャリンバイの花。どこにでもあります。
トウシキに戻って来ました。テントを撤収して、バスをつかまえて元町港へ。たった2泊でしたが素敵なキャンプ場でした。
2018年05月01日 06:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 6:49
トウシキに戻って来ました。テントを撤収して、バスをつかまえて元町港へ。たった2泊でしたが素敵なキャンプ場でした。
再びジェット船に乗り、熱海港へ。伊豆大島の島と山の短い旅は終わりました。
2018年05月01日 13:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 13:05
再びジェット船に乗り、熱海港へ。伊豆大島の島と山の短い旅は終わりました。

感想

この数年よく一緒に山に登っていた山トモ2人の内1人が山岳会に入り多忙に。しばらくトリオでは山に行く事がなく、この連休も結局直前になっても予定が合わなくて、遠征するのに足並み揃わず。結局まとまったプランは2人のみで2泊3日での伊豆大島。キャンプ場は無料と嬉しいが、そこから肝心の三原山への道がない。困った時のヤマレコ(?)を見てみようと、みんなの足跡を探すと一応トレースが? 出発まで時間もないし、あとは現地で情報集めて何とかするさ…。何せ休み直前突発的に発生した旅で、行きの切符だけは慌てて取った次第。テント持って行けばあとは島で現地判断だ ! と久々に大きなザックを引っ張り出す。伊豆大島は本土から船で1時間、離島という程遠くないが、れっきとした島は島。何かと本土とは事情が違う。心配事はあるが、それにも増して『島に行く』というだけで何故か旅情が増す嬉しさの方が大きい。さらにそれに山が付いてくれば、申し分無い。

熱海からの高速船船内は連休とは思えない程閑散としていました。テントを張ったトウシキキャンプ場も賑わいからは程遠い。穂高・涸沢の混雑ぶりなどを思い浮かべると、ここは喧騒とは無縁の別天地。島時間特有のまったりとした時の流れ。そんな中、2日続けて三原山周辺をぶらぶら歩いた。ぶらぶら、と言っても2日目は海岸のトウシキキャンプ場から裏砂漠まで自分の足で上がり、スコリアと呼ばれる噴火で出来た砂礫地を逍遥、テキサスルートと呼ばれる長い溶岩台地のコースを東海岸まで下って、さらに海岸遊歩道を椿トンネルのバス停まで歩くロングトレイル。それなりに時間がかかりました。

三原山の風景は普段の山行ではまず見る事がない別世界のものでした。大自然の猛威が一気に周りの風景を変えてしまった噴火の爪痕や、一瞬別の惑星に立っているような不思議な感覚になる溶岩の作った荒地…
昨年訪れたハワイ島のミニ版とも思うが、大きく違うのは手頃な島の大きさ。大きなハワイ島と違い、自分の足を使って海に山に簡単に動ける楽しさが、伊豆大島にはある。
(ハワイ島での登山は昨年のログを参照:
"ハワイ島の2つの4,000m峰 マウナ・ケアとマウナ・ロア "
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1227286.html )

テントを張ったトウシキ海岸から見上げた三原山は緑の外輪山外側しか見えず、懐の荒涼とした別世界は麓からは見えない。ですが、一度その世界を歩いた後だけに、山並みの奥にあるその風景を思い起こさずにはいられない。夜、海岸に打ちつける波の音を聞きながらシュラフに入ると、その日歩いた火の山の風景が思い出され、いつしかそれは夢の中の風景へと変わっていきました…

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