南八甲田 赤倉岳にて藪と格闘 ! 蔦温泉〜菅沼〜赤倉岳〜赤沼〜蔦温泉


- GPS
- 09:40
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,072m
コースタイム
06:08 瓢箪沼
06:15 菅沼
ここより廃道に入る、ほどほどの藪道
08:28 1001ピーク
激しい藪道 (笑)
11:27 赤倉岳 山頂到着
休憩
12:07 赤倉岳 山頂出発
12:11 乗鞍岳-赤沼 分岐
12:50 猿倉温泉-赤沼 分岐
13:50 赤沼
14:30 松森
15:25 月沼
15:29 鏡沼
15:32 蔦沼
15:42 蔦温泉駐車場 到着
天候 | 雨が降ったり止んだり 風は結構な強さでしたが、終始藪の中でほとんど気にならず (爆) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ ログデータがGPSロガーの電池切れにより、赤沼と松森の間で切れてしまいましたので無理やりつなげてしまいました (^^ゞ ※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要となります。 ※ 今回のルートは、赤沼-蔦温泉間しか地形図には乗っていないルートで、 その他は廃道扱いになっているルートです。 ・菅沼から1001ピークまでは、ほどほどの藪道で赤テープも所々にありますので、 それなりの経験者であれば、なんとか歩く事は可能な範囲だと思います。 ・1001ピークから赤倉岳山頂までは、要所に赤テープはあるものの激しい藪道となります。 か な り の覚悟と、道に迷ってもなんとかできる自信がなければ、 とてもとてもお勧めできるコースではありません。 ・赤倉岳山頂から猿倉温泉方面への道は、なぜか刈り払いがされていて とーっても歩きやすい道になっていました。 ・湿地の分岐から赤沼までの道は、湿地近辺で崩落した個所がありますが、全体的にそこそこ安心して歩くことができる道です。 ・赤沼から松森、そして蔦温泉への道は藪道なのは藪道ですが、さほど濃い藪道ではないものの、 踏み跡が消えかかっている場所が多々ありますので、 地形図とコンパスは必須で、随時地形図の確認が必要だと思います。 ※ 下山後の温泉は蔦温泉(つたおんせん)を利用しました。 日帰り入浴 9時〜16時 大人500円 ボディーソープ付 蔦温泉旅館ホームページ http://www.thuta.co.jp/index_p.cgi |
写真
感想
当初この日は岩木山に登る予定でいましたが、一緒に行く予定であった人が熱を出してしまい残念ながら中止に。。。
そこで急遽話がでてきたのが今回のヤブヤブ登山 (笑) 菅沼からの赤倉岳ルートでした。
夏の南八甲田はナカナカ一人で入り込む勇気がないので、これは絶好のチャンスと思い、多少の藪は覚悟しての参加となりました。
なんせ、地形図からは登山道が消えてしまっているルートですからね (爆)
蔦温泉出発予定時間は藪道を考慮して06:00
いつもの集合場所への集合時間が05:00
いつもならほとんど一番乗りで集合場所に着いていましたが、到着時刻は04:55
遅れはしませんでしたが、さすがに最後の到着・・・ちょっと起きるのに手間取ってしまいました (;^_^A
集合場所からは私の車に全員が乗り込んで蔦温泉に移動開始。
朝から小雨は降っていましたが、途中の萱野高原で土砂降りの雨になってしまいました (;~〓~)
しかし、蔦温泉到着時には小降りになっていたので、全員躊躇せずにカッパを着込んで出発 !
止めようか・・・の声は誰からも一切出ませんでした (笑)
駐車場を出発して少し歩いて菅沼に到着。
ここより廃道に突入なんですが・・・これまた全員躊躇せずにアッサリ通過 (爆)
菅沼から長沼方面へと続く旧散策路を少し歩き、
1001ピークへと続く尾根に取りつく枝道を見失ってしまいましたが、何とか無理やり尾根に上がりました。
いよいよ尾根筋の廃道歩きのスタートです。
廃道と言っても微かに残る踏み跡と、誰かが残してくれた赤テープを頼りに薄めの藪道を順調に歩きます。
何度か道を踏み外しましたが、土の足への感覚が軟らかくなるので比較的すぐに異変に気が付きました。
先頭を歩く人が異変に気が付き立ち止まると、後ろの人が赤テープや道を探してくれて修正してくれます。
先頭の人は藪をかき分けたりしているので、それに集中してしまい、どうしても楽な方に引っ張られがちになってしまいますが、
後ろの人は比較的余裕があるためか、そんなに大きく道を外れることなく復活することができました。
これが今回最後までスムーズに行われ、先頭を交代しながら藪で少々苦労はしたものの楽しく歩き通す事ができました。
と言っても、全員それなりに藪道に慣れているという事なんでしょうか ? (爆)
今回は何と言っても1001ピークから赤倉岳山頂までがハイライト !
この間の藪はいい感じでしたよ〜・・・三時間藪の中を平泳ぎ (爆)
二年前に根曲がり竹の藪をだいぶ束ねたとはいうものの、やっぱり二年前の事・・・
それから新しい根曲がり竹も生えてきていますし、全体的に成長もしています。
人の背丈以上に生い茂る藪コギが・・・約三時間 ! ・・・正直しんどかったです。。。
一人では確実に引き返すか迷ってしまったと思います。
それでも終わってみると充実感にあふれ、とてもいい山行だったと思います。
山頂まで六時間もかかる山がこんなに身近にあるんだ・・・八甲田は本当に奥が深い楽しい山域だと思う一日でした。
皆さんお疲れ様でした !
連れて行ってもらえて嬉しかったです、ありがとうございました。
コメント
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昨年友人と挑戦しましたが、1001ピークで敗退しました。踏み跡は消えている上鬼笹薮地獄です。
yousakuさん、コメントありがとうございます。
そうですね、このルートは地形図から道が無くなっていますからね
私達が歩いた時もそんな感じでした。
確か菅沼の入口に「立ち入り禁止」と出ていたと思いますが、
軽い気持ちでの踏込は確かにマズイと思いますね。
1001から赤倉までが藪の本領発揮になっていますが、
私が近年経験した藪こぎでは、アレ以上の藪は八甲田にはありますよ
お互い今後も十分注意して歩きましょうね
shun-sさん こちらこそレスありがとうございます。
一応 赤倉岳はヘルメットとGPSが無いとマズいところだと思います。
多分、冬の方が藪地獄がないから少しはマシなのでしょうか。
>アレ以上の藪は八甲田にはありますよ・・・・て・・・・到底私には無理です。
1001ピークからやはり前に進んだのですが、余りの鬼藪振りに閉口し下山しました。
shun-sさんを藪専門の山男と正式認定させて頂きます。
yousakuさん、再度のコメントありがとうございます。
そうですね、藪への突入は十分な装備で臨んだ方がよいでしょうね
冬は天気が良ければ藪は大丈夫ですよ
ただ、あの辺りの冬はホトンド吹雪いてますけどね
藪専門だなんて、そんな事はないですよ
私はちょっと沢登りもするので
その時に藪を歩く事になっちゃう事が多々あるだけです
どうも私が所属している会の人は
ピストン山行を嫌い、行きと帰りでルートが違うんですよ
その人達に金魚のフン状態で引っ張られてるだけです
shun-sさん しばらくです。
本日、南八甲田の猿倉岳へ行ってきましたが、仰る通り、藪こぎを強いられました。友人でblack_sheep隊長がおり、彼は先週単独で櫛が峰を登りました。夏の南八甲田の記録がもっとどんどん増えれば、踏み跡拡大になっていいんですが≪苦笑)
yousakuさん、おつかれさまでした。
猿倉岳ですか、すごいですね!
最近は櫛ヶ峯の通常ルートはソコソコ歩きやすくはなったようですが、その他は相変わらずのようですね。
私が所属している同人会でも、踏み跡維持のためにこの付近を地味に歩き続けている人達がいます。
yousakuさんのような人がいらっしゃるのを知ると喜ぶと思います。
ありがとうございます!
と言う私は、どうも夏場は沢が中心となりがちで、南八甲田の登山道は歩けていないんですよね(^^ゞ
歩きたい気持ちはないわけではないんですが・・・・・
shun-sさん コメントありがとうございます。shun-sさんも含め、山岳同人たがじょさんに所属されている方々の南八甲田の記録拝見しまして・・・藪こぎ踏破力が凄いのを知りました。多分、所々に付けらていた赤テープはたがじょさんのボランティアと思っています。お礼を申し上げるのはこちらの方です。ありがとうございました。
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