吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺 飯森山〜1422m峰〜1355.5m峰〜1321m峰
- GPS
- 13:43
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,769m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 13:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
飯森山の登山道は1000m付近から雪が出てくる.1300m付近からは雪上の方が多くなるが,山頂付近まで登山道が出ている場所がある.分水嶺は1488m峰から1422m峰,1355.5m峰から1321m峰の間はやぶ漕ぎがある.稜線が急峻な場所の雪解けは早く,稜線が広く傾斜が緩い場所は残雪が多い.下山した尾根は1270m峰から1229m峰の間は雪はなくやぶ漕ぎが辛い.この後も藪漕ぎが断続的に続き大変だが,地形図の破線記号の部分はかなり上部まで林道になっており利用できる. |
写真
感想
吾妻連峰から飯豊連峰に続く分水嶺を日帰りで分割して歩いているが,今回のコースは標高差や登り下りが多く,また長いので日帰りで歩けるか悩んでいた.結局,最後に残ってしまった.
先週,大塚山に行った雪の状態から今回のコースは雪がまだかなり残っており比較的快適に歩けると予想し日帰りでの縦走を試みた.飯森山の登山口を暗いうちに出発し後半の体力を温存するために比較的ゆっくり歩いた.登山道のある尾根は長く分水嶺まで約5時間かかった.登山道分岐の分水嶺から飯盛山山頂までは200m程だが何回か歩いており時間短縮もしたいので山頂は踏まず分水嶺を西に向かって歩いた.ここからはいきなりやぶ漕ぎから始まり予想に反して標高が高く稜線が急峻な場所は雪解けが早くやぶが出ている場所が多かった.部分的に雪庇もあり利用したいが急で崩落しそうなので仕方がなくやぶ漕ぎをしたため通過に時間がかかった.ただ稜線が広い場所は標高が低くても残雪がたっぷり残っている場所が多く快適に歩けた.下山した尾根も傾斜が急な稜線は雪がなくやぶ漕ぎに終始し辛かった.やぶ漕ぎにすっかり嫌になった頃に林道が現れホッとした.途中から無人の作業車が現れ除雪してあったので快適に下山できたが体力的には限界に近いコースだった.分水嶺や下山した尾根の前半はもう少し早い時期の方が快適と思うが,その場合は後半の林道歩きに残雪が残っているとかなり大変だと思う.分水嶺や下山した尾根で稜線が急峻で狭い場所には部分的に踏み跡がかすかにあった.昔の登山道や作業道の跡と思われる.
飯森山までは最近に歩いたような痕跡があった.分水嶺から下山した尾根には最近歩いた痕跡はなく誰とも会わなかった.GPSはあった方が良いと思う.急な雪の斜面もあるのでアイゼンとピッケルも必要.
これで吾妻連峰から飯豊連峰に続く分水嶺がつながったが厳しいコースもあった.これからは飯豊連峰から朝日連峰,神室山から鳥海山への分水嶺を歩こうと思っているが,厳しい稜線もあり体力も衰えてきているのでもう無理のような気がする.
ここから東に続く分水嶺山行:
吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺 飯森山〜栂峰〜1515.2m峰〜1220m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1428046.html
ここから西に続く分水嶺山行:
吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺 1210m峰〜大塚山〜1321m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1433301.html
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