吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺 飯森山〜栂峰〜1515.2m峰〜1220m峰
- GPS
- 12:32
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,587m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り. |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大峠トンネル福島口から冬季限定ルートの尾根を登る.最初と途中にかなり急な登りがある.今回は分水嶺が目的なので鉢伏山は山頂東側をトラバースした.鉢伏山から飯森山までの稜線は広く特に危険な場所はない.飯森山から始まる最初の分水嶺は両側が切れているので雪庇の端を歩く.栂峰までの稜線は広い場所が多くややわかりにくい.1515.2m峰の西側に雪庇が切り変わる部分があり雪庇を踏み抜きそうだったので急峻な斜面をトラバースをしたが稜線上を歩いた方が安全.1218m鞍部への下りは急峻で稜線の南西の尾根を下った.分水嶺から下山した尾根は途中にナイフリッジ状の部分がある.今年は残雪が少なく雪が落ちていたが,翌年4月1日に来た時は雪がブロック崩壊しており通過困難であった. |
写真
感想
このコースを日帰りで歩くのはリスクが高いのでしばらくためらっていたが,天気が良さそうなので行けるとこまで歩くことにした.飯森山の手前までは天気が良く快適に歩けた.飯森山から天気が少し悪くなり不安になってきたが体調は良かったので縦走を試みた.飯森山の山頂近くは雪庇があり少し緊張する.飯森山から栂峰までは広い稜線で危険はないがルートの選択に迷う.栂峰山頂は針葉樹が目立つ.この先の分水嶺には雪庇が断続し特に1515.2m峰手前では雪庇が途中で北から南側に切り変わっておりルートの選択に苦慮した.稜線の通過を諦め南側の急斜面をトラバースしたが稜線上を歩いた方が楽で安全だった.1128m鞍部に下る稜線は急峻で南西の尾根を下り鞍部に戻った.分水嶺から下山した尾根は途中にナイフリッジ状の部分があった.今年は残雪が少なく雪が落ちていたが,翌年4月1日に来た時は雪がブロック崩壊しており通過困難であった.ここの通過は念のため補助ロープを持参した方が良い.大峠トンネル米沢口から約4kmのトンネルを歩いて福島口に戻る予定だったが,疲れたのでヒッチハイクを試みたところ運よく秋田からレンタカーの配送をしていた方に乗っけてもらった.
今回はスノーシューとアイゼンで歩いた.ストックとピッケルも使用した.コース中,トレースはなかった.GPSはあった方が良い.
この記録は2018年に公開.
ここから南に続く分水嶺山行:
吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺 1343m峰〜1308m峰〜1220m地点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1428027.html
ここから西に続く分水嶺山行:
吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺 飯森山〜1422m峰〜1355.5m峰〜1321m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1440350.html
ここと一部重複する分数嶺山行:
吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺 栂峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3455652.html
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