奥裾花自然園から登る信州百名山の堂津岳（どうつだけ）、登るなら今が旬です

2018年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,076m
• 下り: 1,064m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:25
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:19

距離 17.8km 登り 1,076m 下り 1,075m

6:06 スタート地点
6:43 6:48 奥裾花自然園
8:40 奥西山
10:56 11:43 堂津岳
13:03 奥西山
14:50 14:52 奥裾花自然園
15:25 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4月29日から奥裾花自然園が開園したので、自家用車で自然園まで行くことができるようになりました。

コース状況／危険箇所等

雪の中に木の枝や根曲がり竹が潜んでいて、ものすごく滑る場合があります。
特に稜線までは急登なので、油断すると滑落します。

写真

4/29 6:15

奥裾花自然園の駐車場
今日から通行止め解除ですが、すでに何台かの車が駐車してあります。

4/29 6:21

日中はバスが走っていますが、この時間は徒歩で登山口に向かうしかありません。

4/29 6:33

遥かかなたの堂津岳
果たして登れるかちょっと心配

4/29 6:47

自然園の入り口に到着

4/29 6:50

ここが登山口です。

4/29 6:54

しばらく歩くと登山道は雪に覆われました。
でも、去年5月21日来た時よりも雪が少ないかも。

4/29 6:57

登山道はどこかよくわかりませんが、

4/29 6:59

先行している人たちのトレースとGPSを頼りに進みます。

4/29 7:08

雪に隠れた枝を踏み、大転倒！
雪面に顔を突っ込んでしまいました・・・

4/29 7:18

自然園を抜けると急登が続きます。

4/29 7:27

それにしても良い天気！

4/29 7:34

振り返ると高妻山と乙妻山が良く見えます。

4/29 7:34

先行する人たちが見えました。

4/29 7:49

急坂ですが、アイゼン無しでも登れます。
ただし、根曲がり竹を踏むと真っ逆さまに転落しますので要注意

4/29 7:55

雪庇に到着

4/29 7:56

先行者のステップがありましたので、ありがたく使わせていただきます。

4/29 7:56

稜線に登るとこの景色
目的地の堂津岳と高妻、乙妻、戸隠山、西岳
遠くには妙高山、焼山も見えますね。

4/29 7:56

雪庇の上を歩く

4/29 8:34

さっきまでの急登とはうって変わって緩やかな稜線歩き

4/29 8:42

堂津岳も見え隠れします。

4/29 8:56

だんだんと近くなります。

4/29 9:04

雨飾山かな？

4/29 9:14

1時間以上稜線歩いてもなかなか近くなりません。

4/29 9:20

時々、夏道を歩きますが切られた根曲がり竹が歩きにくくてかなわない。

4/29 9:28

雪道歩くほうが断然ラクチン

4/29 9:40

緩やかに登ります。

4/29 9:41

と言っても踏み抜くこともあるので油断大敵！

4/29 9:52

4/29 9:53

ここからが堂津岳への急登の始まり

4/29 9:54

乙妻と高妻

4/29 9:59

ここが激藪・・・
歩くの辛いのなんのって

4/29 10:02

でも足元には可憐な花がありました。

4/29 10:26

激藪を抜け、山頂まであと400mというところで、なんとハンガーノックになってしまいました。
先行するパーティーを抜いてきたのでオーバーペースになったのと、いつもは持参するチョコなどの行動食を忘れてしまったので何も食べずに行動したのが一番の原因です。
しかも頭がボーとしていたのでフォークを持ってきたことを忘れて歯ブラシで食べてます・・・

4/29 10:42

カップラーメンを食べ終えても、なかなか体が動きません。

4/29 10:53

ようやく体が動き始めましたが、ペース上がらず。

4/29 10:57

ようやく山頂に到着しました

4/29 10:57

なだらかな山頂

4/29 10:58

三角点にタッチして、

4/29 11:06

北に数百メートル行くと北峰があるみたいですが、行く気力がわきません。

4/29 11:11

もう一つのカップラーメンを食してようやく行動できるようになりました。

4/29 11:32

焼山、火打、妙高

4/29 11:32

地蔵山

4/29 11:32

わずかに見える黒姫

4/29 11:32

乙妻と高妻

4/29 11:32

戸隠山

4/29 11:32

本院岳と西岳

4/29 11:32

4/29 11:32

北アルプスも見えますよ

4/29 11:32

鹿島槍、五竜岳、唐松岳

4/29 11:33

白馬三山、乗鞍岳、大日岳

4/29 11:33

4/29 11:33

4/29 11:33

雨飾

4/29 11:33

金山に、天狗原

4/29 11:33

4/29 11:33

焼山、火打、妙高

4/29 11:33

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:34

4/29 11:46

360度のパノラマ

4/29 13:01

奥西山に戻ってきました

4/29 13:04

行きにはわからなかった三角点

4/29 13:34

それにしてもすごい雪庇

4/29 13:55

ここから降下

4/29 13:56

さよなら稜線

4/29 13:57

ルーファイに苦しみながら進みます

4/29 14:50

迷いながらもようやく登山口に戻ってきました。

4/29 15:02

遠かった堂津岳

4/29 15:12

桜がちょうど見ごろでした。

4/29 15:22

完全にガス欠になってしまったのでコーラで糖分補給

撮影機器：

FinePix S5Pro FUJIFILM

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ヘッドランプ 予備電池(1) 1/25000地形図 ガイド地図 コンパス 笛 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 ファーストエイドキット 医薬品 カメラ アイゼン チェーンスパイク ピッケル

感想

まみち

去年は中西山に登ってその景色の素晴らしさに感動した。
今年ははるか遠い信州百名山の堂津岳を目指すことにした。
稜線までの道のりは中西山と一緒ですが、去年より早い時期に来たにもかかわらず雪は少なめでちょっと心配でした。
早朝なので雪面は締まっていたのでアイゼン等は使わずに登り切ることができましたが、先行者たちの足跡を見る限りは12本爪アイゼンや軽アイゼンを付けているようでした。
雪面歩きは楽しいのですが時頼現れる夏道は寝曲がり竹の切り株が分がたくさんあって歩きにくくてたまりませんでした。
また、堂津岳手前の急登は岩も脆く両側に切り立っているので注意が必要です。
山頂は雪に覆われていましたが、三角点は雪が解けていて露出していました。
下りはチェーンスパイクを装着して下りましたが、10本爪以上のアイゼンがあったほうが緊張感が少なくていいと思います。
特に稜線からの下りは気温上昇により腐ってきますので、ストックではなくピッケル使用して、下るのが最善だと思います。
噂にたがわぬ長丁場に、かなり疲れて足も靴連れで痛くなってしまいましたが、眺めも良く、人も少なく静かな山登りをするにはいい山でした。