残雪期 槍ヶ岳 飛騨沢(中崎尾根に寄り道)

2018年04月29日(日) 〜 2018年04月30日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 29.3km
• 登り: 2,548m
• 下り: 2,542m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:30

1:30 新穂高温泉バス停
10:00 槍平小屋

2日目

• 山行: 12:20
• 休憩: 4:30
• 合計: 16:50

2:30 槍平小屋
8:30 11:30 槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳〜槍ヶ岳山荘
13:00 14:30 槍平小屋
19:20 新穂高登山センター

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘の無料駐車場 28日の22時頃で奥から2段目くらいまで埋まっている程度

コース状況／危険箇所等

雪崩れ箇所の通過等は周知の通り。踏み抜くと腰まで埋まる所もあるので注意。チビ谷付近にはトレースが無数にあり、不用意にトレースを歩くと意味不明なことになるので自身でルートを見る必要がある。槍の穂先は、直下から見ては雪が少しでもある時はアイゼンは必須。ピッケルも持参した方が良いように思う。

写真

滝谷付近から本格的な雪道に

滝谷

上部のスノーブジッリから渡る

滝谷

槍平小屋に到着。今日は槍平小屋でテント泊と、中崎尾根の視察と景色を見たかったので、見に行く。

中崎尾根取り付き

写真では伝わりにくいが結構急斜面

ずーっと登り

少しづつ細くなる

ピンクテープも多数ある。脚立もあったが、夏も登る人いるということだろうか。

尾根が見えてきたが、遠い、、、、、。

槍方面

大キレット〜穂高方面

槍平のこの雄大さが好き

槍平小屋周辺は川が見えてきている

飛騨沢

山荘内

槍の穂先は雪は粗なし

今年は登山者も少なめで渋滞なしで快適な登り

山頂

山頂も数名程度で快適

山頂

山頂から降りてきました

飛騨沢を下山、ここからの景色が好き。
この後、槍平でテントを回収し、日暮れまでに帰らないと、、、。

日暮れ前に白出沢に到着

林道で日が暮れ始める

穂高平小屋ではまだ薄暗い程度

日が暮れる、、、、。

新穂高に帰還

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 行動食 非常食 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

kuiten

残雪期の槍ヶ岳。去年よりも雪は本当に少ない。当初は連休後半に行く予定であったが、天気が思わしくなく、前半に変更。
1日目は槍平小屋でテントを張った後、中崎尾根に登り景色を見に登った。冬期の槍への主要ルートだが、尾根までは予想以上に遠く感じ、すごい急斜面だった。
2日目は飛騨沢から槍ヶ岳へ。飛騨沢は朝早くに出発し、雪が締まっている内に登った方が登りやすい。
今年の槍の穂先は渋滞なしで、非常に快適であった。雪は8割なかったが、ところどころ雪や凍結があり、アイゼンは必須。ピッケルも持参した方がよく感じた。ルートの状況上仕方ないかもしれないが、登りルートと下りルートを無視した登山者が多数いて少し困った。とはいえ、登山者事態が少なく問題はなかった。
登りに時間がかかり、下山は急ぎ足となった。
途中、滝谷避難小屋を覗いてみた。「怖くてこんな所泊まれない等」悪い噂を聞いていただが、予想以上に立派で中には2段ベッドもあり十分に泊まれるレベル。衛生面は微妙。
明るい内に林道に合流したが、穂高平小屋を過ぎたあたりで日が完全に暮れてしまった。

それにしても、29日に目撃したスニーカーにジーンズ、綿のシャツの超軽装の若者、無事に帰ったのだろうか、、、。