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Yamareco

記録ID: 1450245
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

逗子池子から神武寺と湘南鷹取山の摩崖仏をめぐる

2018年05月01日(火) [日帰り]
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hadzuki その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:41
距離
12.3km
登り
157m
下り
151m
歩くペース
ゆっくり
1.92.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:21
休憩
1:17
合計
6:38
10:06
197
13:23
13:23
39
14:02
15:07
33
15:40
15:51
3
15:54
15:55
49
16:44
追浜駅周辺
今回のコースは「神武寺・鷹取山ハイキングコース」を利用しています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:JR横須賀線 逗子駅からスタート
復路:京急線 追浜駅(近くの居酒屋さん)でゴール
コース状況/
危険箇所等
よく整備されてたハイキングコースですので、特筆するような危険な個所はありませんが、神武寺から鷹取山へのコース途中にはちょっとした岩場とクサリ場があります。
その他周辺情報 【横須賀市HPより】
鷹取山公園での岩登りは禁止です。但し鷹取山安全登山協議会指導員の指導に従い、決められた事項を遵守して行う場合はこの限りではありません。岩登りをする場合は鷹取山安全登山協議会への登録が必要です。
鷹取山安全登山協議会連絡先
電話046-825-2350
スタート前、JR逗子駅前のスズキヤにあるインストアベーカリー「バスケットベーカリー」さんで、美味しそうなパンをしこたま買い込みました。
2018年05月01日 09:57撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 9:57
スタート前、JR逗子駅前のスズキヤにあるインストアベーカリー「バスケットベーカリー」さんで、美味しそうなパンをしこたま買い込みました。
踏切を渡って西口側を通る神奈川県道205号金沢逗子線に出ます。
2018年05月01日 10:08撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 10:08
踏切を渡って西口側を通る神奈川県道205号金沢逗子線に出ます。
沿線を歩いていくと熊野神社の鳥居がありました。せっかくなのでお詣りしていきます。
2018年05月01日 10:10撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 10:10
沿線を歩いていくと熊野神社の鳥居がありました。せっかくなのでお詣りしていきます。
鎮守の森に囲まれた静かな境内です。
2018年05月01日 10:12撮影 by  iPhone SE, Apple
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鎮守の森に囲まれた静かな境内です。
今日の鷹取山は140mそこそこの低山とは言え、山は山。しっかりと安全を祈願しておきます。
2018年05月01日 10:13撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:13
今日の鷹取山は140mそこそこの低山とは言え、山は山。しっかりと安全を祈願しておきます。
池子の里山の新緑が目にしみるようです。さまざま濃淡の緑が、植生の豊かさを表しているようです。
2018年05月01日 10:20撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:20
池子の里山の新緑が目にしみるようです。さまざま濃淡の緑が、植生の豊かさを表しているようです。
錆びたレールと古いトンネル。今は使われていない引き込み線でしょうか。
2018年05月01日 10:26撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:26
錆びたレールと古いトンネル。今は使われていない引き込み線でしょうか。
田越川水系の池子川を渡ります。水はよく澄んでいて、たくさんの小魚の魚影が、橋の上からも見て取れました。
2018年05月01日 10:30撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 10:30
田越川水系の池子川を渡ります。水はよく澄んでいて、たくさんの小魚の魚影が、橋の上からも見て取れました。
へえ〜クマがよく聴いている湘南ビーチFM(逗子・葉山コミュニティ放送)の本社兼演奏所って、ここにあったんですね〜
2018年05月01日 10:34撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:34
へえ〜クマがよく聴いている湘南ビーチFM(逗子・葉山コミュニティ放送)の本社兼演奏所って、ここにあったんですね〜
京急線の踏切の向こうは池子米軍住宅ですね。
2018年05月01日 10:36撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:36
京急線の踏切の向こうは池子米軍住宅ですね。
線路沿いに歩いて神武寺駅を目指します。フェンスの向こうのアメリカ、ですね〜
2018年05月01日 10:37撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:37
線路沿いに歩いて神武寺駅を目指します。フェンスの向こうのアメリカ、ですね〜
神武寺駅手前に綺麗なイモカタバミが揺れていました。
2018年05月01日 10:44撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:44
神武寺駅手前に綺麗なイモカタバミが揺れていました。
ちょうどそこが池子神明社でしたので、ここでも地元の神様にご挨拶しておきます。
2018年05月01日 10:45撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 10:45
ちょうどそこが池子神明社でしたので、ここでも地元の神様にご挨拶しておきます。
こちらの狛犬さんは、なかなか愛嬌のあるお顔立ちです。
2018年05月01日 10:51撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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5/1 10:51
こちらの狛犬さんは、なかなか愛嬌のあるお顔立ちです。
京急線の神武寺駅に到着。神武寺・鷹取山ハイキングコースの本来の起点はココです。さて、池子の森自然公園への入口は・・・ないですね〜
2018年05月01日 10:56撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 10:56
京急線の神武寺駅に到着。神武寺・鷹取山ハイキングコースの本来の起点はココです。さて、池子の森自然公園への入口は・・・ないですね〜
どうやら、さっき素通りした米軍住宅地入口が池子の森自然公園の入り口でもあったようで、戻りました〜
2018年05月01日 11:05撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 11:05
どうやら、さっき素通りした米軍住宅地入口が池子の森自然公園の入り口でもあったようで、戻りました〜
右手に巨大な米軍住宅地へのゲートをホケ〜〜と見ながら進みます。
2018年05月01日 11:06撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 11:06
右手に巨大な米軍住宅地へのゲートをホケ〜〜と見ながら進みます。
すぐに池子の森自然公園の標識がありました。今日は70年間手つかずだったという緑地エリアを観たいと思ったのですが・・・
2018年05月01日 11:07撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 11:07
すぐに池子の森自然公園の標識がありました。今日は70年間手つかずだったという緑地エリアを観たいと思ったのですが・・・
ここで出会ったワンコお散歩中の地元のオネエサマから「今日は平日だから閉まってますよ」・・・あら〜でも行けるところまで行ってみまひょ
2018年05月01日 11:13撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 11:13
ここで出会ったワンコお散歩中の地元のオネエサマから「今日は平日だから閉まってますよ」・・・あら〜でも行けるところまで行ってみまひょ
小ぶりな野球場とテニスコートの間に散策路への標識。こちらも地元のお母さん方がお散歩中でしたので、入ってみます。
2018年05月01日 11:15撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 11:15
小ぶりな野球場とテニスコートの間に散策路への標識。こちらも地元のお母さん方がお散歩中でしたので、入ってみます。
右手の野球場の周りにはシロツメクサがたくさん咲き誇っていました。
2018年05月01日 11:16撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 11:16
右手の野球場の周りにはシロツメクサがたくさん咲き誇っていました。
野外卓が設置されていたので、まずはともあれ、ここで朝ごパンをいただくことにしました。
2018年05月01日 11:19撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 11:19
野外卓が設置されていたので、まずはともあれ、ここで朝ごパンをいただくことにしました。
散策路の入口の前には、大きな岩が置かれていました。なんとこれはシロウリガイの化石を含む岩塊だそうで、遺跡の一部のようです。
2018年05月01日 11:36撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 11:36
散策路の入口の前には、大きな岩が置かれていました。なんとこれはシロウリガイの化石を含む岩塊だそうで、遺跡の一部のようです。
そして、やっぱり緑地エリアの入口はトラロープで閉鎖されていました。また次の機会に〜
2018年05月01日 11:37撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 11:37
そして、やっぱり緑地エリアの入口はトラロープで閉鎖されていました。また次の機会に〜
併設されている池子遺跡資料館も、今日は休館でしたが、玄関先のユウゲショウが「またおいで」と慰めてくれました。
2018年05月01日 11:46撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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5/1 11:46
併設されている池子遺跡資料館も、今日は休館でしたが、玄関先のユウゲショウが「またおいで」と慰めてくれました。
池子の森自然公園を後して神武寺駅まで戻り、いよいよ神武寺・鷹取山ハイキングコースですが、もうしばらく神奈川県道205号を歩きます。
2018年05月01日 12:13撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:13
池子の森自然公園を後して神武寺駅まで戻り、いよいよ神武寺・鷹取山ハイキングコースですが、もうしばらく神奈川県道205号を歩きます。
逗子中学校の手前にハイキングコース入口の案内板があるそうですが、コースマップではその手前を斜め右に入っていきます。
2018年05月01日 12:13撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:13
逗子中学校の手前にハイキングコース入口の案内板があるそうですが、コースマップではその手前を斜め右に入っていきます。
すぐに逗子中学校前の道と交差し、ここを右折すると、目の前には大きな森が見えています。
2018年05月01日 12:16撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:16
すぐに逗子中学校前の道と交差し、ここを右折すると、目の前には大きな森が見えています。
路傍にタツナミソウがたくさん咲き誇っていました。
2018年05月01日 12:18撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:18
路傍にタツナミソウがたくさん咲き誇っていました。
このハイキングコースは、比較的多くの公衆トイレが設置されています。
2018年05月01日 12:19撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:19
このハイキングコースは、比較的多くの公衆トイレが設置されています。
逗子中学校の校庭を巻くように進んでいくと、神武寺・鷹取山の標識がありました。
2018年05月01日 12:23撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:23
逗子中学校の校庭を巻くように進んでいくと、神武寺・鷹取山の標識がありました。
さらに進むと「逗子ホームせせらぎ」という特別養護老人ホームがあり、その前にはたくさんの鯉のぼりが泳いでいました。キキやトトロもいます〜
2018年05月01日 12:26撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:26
さらに進むと「逗子ホームせせらぎ」という特別養護老人ホームがあり、その前にはたくさんの鯉のぼりが泳いでいました。キキやトトロもいます〜
その先には池子石の石切場跡がありました。この裏山にもっと大きくて渋い遺構があるのですが、この時はそれを知らず見過ごしてしまいました。次の機会にぜひ。
2018年05月01日 12:30撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:30
その先には池子石の石切場跡がありました。この裏山にもっと大きくて渋い遺構があるのですが、この時はそれを知らず見過ごしてしまいました。次の機会にぜひ。
岩を穿ったような狭い道を抜けていくと・・・
2018年05月01日 12:31撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:31
岩を穿ったような狭い道を抜けていくと・・・
池子参道と呼ばれる神武寺への裏参道になります。この緑深い雰囲気、やっぱりウサトレは裏参道派ですね〜
2018年05月01日 12:32撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:32
池子参道と呼ばれる神武寺への裏参道になります。この緑深い雰囲気、やっぱりウサトレは裏参道派ですね〜
一面の緑の中に点々を鮮やかな黄色が点々。オニタビラコでしょうか。
2018年05月01日 12:34撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:34
一面の緑の中に点々を鮮やかな黄色が点々。オニタビラコでしょうか。
鷹取山・神武寺の渋い標識を通過します。
2018年05月01日 12:35撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:35
鷹取山・神武寺の渋い標識を通過します。
沢沿いにシダ類が生え、苔むした石が敷き詰められた古い石畳が、いかにもいにしえの参道然としています。
2018年05月01日 12:37撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:37
沢沿いにシダ類が生え、苔むした石が敷き詰められた古い石畳が、いかにもいにしえの参道然としています。
この辺りでは岩を穿った道の上を湧水がチョロチョロと流れ、鎌倉の朝夷奈切通にも似た幽玄な雰囲気を醸し出しています。
2018年05月01日 12:37撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:37
この辺りでは岩を穿った道の上を湧水がチョロチョロと流れ、鎌倉の朝夷奈切通にも似た幽玄な雰囲気を醸し出しています。
たくさんのシダに混ざって、真っ白で豪奢な花が咲いていました。これは白花のタツナミソウですね。
2018年05月01日 12:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:39
たくさんのシダに混ざって、真っ白で豪奢な花が咲いていました。これは白花のタツナミソウですね。
森の中はウグイスなどの野鳥のさえずりが満ちていて、目と鼻の先が市街地だというのを忘れてしまいます。
2018年05月01日 12:43撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:43
森の中はウグイスなどの野鳥のさえずりが満ちていて、目と鼻の先が市街地だというのを忘れてしまいます。
古い石段ですが、さりげなくガードの柵もあり、しっかり整備されています。
2018年05月01日 12:48撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:48
古い石段ですが、さりげなくガードの柵もあり、しっかり整備されています。
20分ほどで、前方が少し開けてきました。そちらから子供の賑やかな声も響いてきます。プチ深山幽谷の裏参道も、どうやらお終いのようです。
2018年05月01日 12:49撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:49
20分ほどで、前方が少し開けてきました。そちらから子供の賑やかな声も響いてきます。プチ深山幽谷の裏参道も、どうやらお終いのようです。
ヒノキを透かした森の光も、少し明るさを増したように感じます。
2018年05月01日 12:53撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:53
ヒノキを透かした森の光も、少し明るさを増したように感じます。
真新しいハイキングコースの標識です。ここが表参道と裏参道の合流点です。
2018年05月01日 12:53撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:53
真新しいハイキングコースの標識です。ここが表参道と裏参道の合流点です。
こちらにも、しっかりとした公衆トイレが設置されています。ファミリーハイカーさんたちも利用していました。
2018年05月01日 12:54撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 12:54
こちらにも、しっかりとした公衆トイレが設置されています。ファミリーハイカーさんたちも利用していました。
総門を抜けていきます。ちょっと位置的に唐突な感じがしたのですが、もとは東逗子駅付近の踏切を渡った所にあったものを、戦時中に表参道の登り口に、1975年に現在地に移設したようです。
2018年05月01日 12:54撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:54
総門を抜けていきます。ちょっと位置的に唐突な感じがしたのですが、もとは東逗子駅付近の踏切を渡った所にあったものを、戦時中に表参道の登り口に、1975年に現在地に移設したようです。
総門を抜けると立派な鐘楼が見えました。情報によれば、鐘楼の傍らに「かながわの景勝50選」の石碑が立っているとのこと。
2018年05月01日 12:55撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:55
総門を抜けると立派な鐘楼が見えました。情報によれば、鐘楼の傍らに「かながわの景勝50選」の石碑が立っているとのこと。
薬師堂への石段を登り切ると、ありましたね。かながわの景勝50選の「神武寺と鷹取山」の石碑。かな景ハンター・ウサクマの今日の収穫です。
2018年05月01日 12:57撮影 by  iPhone SE, Apple
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薬師堂への石段を登り切ると、ありましたね。かながわの景勝50選の「神武寺と鷹取山」の石碑。かな景ハンター・ウサクマの今日の収穫です。
この鐘の音はどんなものなのでしょうか。「神武晩鐘」は逗子八景にも選定されています。逗子が浜 辿ふ人々さりあへず 心静めぬ 神武寺の鐘(山口 敏)
2018年05月01日 12:58撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 12:58
この鐘の音はどんなものなのでしょうか。「神武晩鐘」は逗子八景にも選定されています。逗子が浜 辿ふ人々さりあへず 心静めぬ 神武寺の鐘(山口 敏)
六地蔵さまに手を合わせて、左に目を向けると宝暦11年(1761年)建立の楼門が構えます。
2018年05月01日 13:01撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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5/1 13:01
六地蔵さまに手を合わせて、左に目を向けると宝暦11年(1761年)建立の楼門が構えます。
阿吽の仁王様のお顔を拝んで、楼門をくぐると・・・
2018年05月01日 13:06撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 13:06
阿吽の仁王様のお顔を拝んで、楼門をくぐると・・・
薬師堂がありました。慶長3年(1598年)造立上葺棟札のある建造物で、神奈川県の重要文化財です。
2018年05月01日 13:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:08
薬師堂がありました。慶長3年(1598年)造立上葺棟札のある建造物で、神奈川県の重要文化財です。
境内には大きな「なんじゃもんじゃの木」(ホルトの木)があります。樹齢400年、かながわ名木100選に選ばれています。
2018年05月01日 13:10撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:10
境内には大きな「なんじゃもんじゃの木」(ホルトの木)があります。樹齢400年、かながわ名木100選に選ばれています。
薬師堂の左手の石段に、神武寺・鷹取山ハイキングコースの標識が立っていました。
2018年05月01日 13:14撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 13:14
薬師堂の左手の石段に、神武寺・鷹取山ハイキングコースの標識が立っていました。
ここから急な石段を登っていきます。
2018年05月01日 13:15撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 13:15
ここから急な石段を登っていきます。
途中から石段ではなく石畳になりました。勾配は結構ありますから、雨が降った時にここを下る場合は注意が必要ですね。
2018年05月01日 13:16撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 13:16
途中から石段ではなく石畳になりました。勾配は結構ありますから、雨が降った時にここを下る場合は注意が必要ですね。
登り切ったところには石碑が。残念ながら碑銘は判読できませんでした。ここからは穏やかな尾根道です。
2018年05月01日 13:20撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 13:20
登り切ったところには石碑が。残念ながら碑銘は判読できませんでした。ここからは穏やかな尾根道です。
少し歩くと二股分岐に年季の入った標識。「鷹取山は左」と読み取れたので左へ。これは標高134mの神武寺山と呼ばれる小ピークを巻く道だったかも。もしかして右に行ったら神武寺山の山頂を通ったのかしら?
2018年05月01日 13:22撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 13:22
少し歩くと二股分岐に年季の入った標識。「鷹取山は左」と読み取れたので左へ。これは標高134mの神武寺山と呼ばれる小ピークを巻く道だったかも。もしかして右に行ったら神武寺山の山頂を通ったのかしら?
小ピークを巻き終わったところに石舞台のような大きな岩があり、横浜横須賀道路と横須賀の街並みが展望できました。もう少し空気がクリアなら東京湾まで望めそうです。
2018年05月01日 13:25撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:25
小ピークを巻き終わったところに石舞台のような大きな岩があり、横浜横須賀道路と横須賀の街並みが展望できました。もう少し空気がクリアなら東京湾まで望めそうです。
登山道の周囲には白い花が至る所に咲き誇っていました。円錐花序の花が上向きについているので、マルバウヅキかな?
2018年05月01日 13:30撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:30
登山道の周囲には白い花が至る所に咲き誇っていました。円錐花序の花が上向きについているので、マルバウヅキかな?
送電鉄塔を見上げながら横浜横須賀道路のトンネルの上を越えていくあたりから、登山道は岩の道になってきました。石がゴロゴロしているのではなく、大きな岩の上を歩くイメージです。
2018年05月01日 13:36撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 13:36
送電鉄塔を見上げながら横浜横須賀道路のトンネルの上を越えていくあたりから、登山道は岩の道になってきました。石がゴロゴロしているのではなく、大きな岩の上を歩くイメージです。
巨岩に挟まれたこんなところもいくつが出てきます。
2018年05月01日 13:42撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:42
巨岩に挟まれたこんなところもいくつが出てきます。
ここでちょっとしたクサリ場の登場です。ウサクマが到着した時にはグループのオバサマ方でちょっと渋滞していました。ここが「親不知」と呼ばれる岩山のクサリ場のようです。
2018年05月01日 13:48撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:48
ここでちょっとしたクサリ場の登場です。ウサクマが到着した時にはグループのオバサマ方でちょっと渋滞していました。ここが「親不知」と呼ばれる岩山のクサリ場のようです。
でも、上り方向ならばクサリはバランスをとる程度の補助的な使用でOK。ウサクマも難なく突破できちゃいます。
2018年05月01日 13:51撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:51
でも、上り方向ならばクサリはバランスをとる程度の補助的な使用でOK。ウサクマも難なく突破できちゃいます。
再び展望が開けました。3月末に歩いた三浦アルプスの上二子山(中央左側。山頂に展望塔が見える)、下二子山、そして阿部倉山がきれいに望めています。
2018年05月01日 13:55撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:55
再び展望が開けました。3月末に歩いた三浦アルプスの上二子山(中央左側。山頂に展望塔が見える)、下二子山、そして阿部倉山がきれいに望めています。
開放感を満喫するクマをウサがパシャリ! 大型のアゲハも結構飛び回っていて、写真右手の方に偶然写っていました。
2018年05月01日 13:55撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 13:55
開放感を満喫するクマをウサがパシャリ! 大型のアゲハも結構飛び回っていて、写真右手の方に偶然写っていました。
大きな岩壁の脇をロープと鉄柵でガードした狭い登山道で下ります。
2018年05月01日 14:02撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 14:02
大きな岩壁の脇をロープと鉄柵でガードした狭い登山道で下ります。
目の前が開けたと思ったら、いきなり岩壁に貼りつくたくさんのクライマーさん!どうやら鷹取山公園にたどり着いたようです。
2018年05月01日 14:03撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 14:03
目の前が開けたと思ったら、いきなり岩壁に貼りつくたくさんのクライマーさん!どうやら鷹取山公園にたどり着いたようです。
今日はロッククライミングの講習会のようで、岩壁の下から指導者の声が飛んでいます。公園内は幾何学的な断面の岩山が並び、山頂というよりは、正に石切場ですね。前方が「子不知」と呼ばれる岩塊でしょうか。
2018年05月01日 14:05撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 14:05
今日はロッククライミングの講習会のようで、岩壁の下から指導者の声が飛んでいます。公園内は幾何学的な断面の岩山が並び、山頂というよりは、正に石切場ですね。前方が「子不知」と呼ばれる岩塊でしょうか。
「親不知」と呼ばれる巨大な岩塊の上に展望台が見えます。あそこが山頂のようです。
2018年05月01日 14:06撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 14:06
「親不知」と呼ばれる巨大な岩塊の上に展望台が見えます。あそこが山頂のようです。
まずは公園のトイレ。あれ、ここには普通に自動販売機がありますね〜へえ、値段も通常です。気温も上がっているので、冷たい炭酸飲料、買っちゃいました〜
2018年05月01日 14:11撮影 by  iPhone SE, Apple
5/1 14:11
まずは公園のトイレ。あれ、ここには普通に自動販売機がありますね〜へえ、値段も通常です。気温も上がっているので、冷たい炭酸飲料、買っちゃいました〜
あずまやのある広場からは横須賀から横浜の金沢区方面が一望。野島が良く見えています。少し靄っていますが、遠くに横浜みなとみらいのランドマークタワーなども見えていました。
2018年05月01日 14:12撮影 by  iPhone SE, Apple
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あずまやのある広場からは横須賀から横浜の金沢区方面が一望。野島が良く見えています。少し靄っていますが、遠くに横浜みなとみらいのランドマークタワーなども見えていました。
さあ、今朝買い込んだ美味しいパンでランチタイム〜♪
2018年05月01日 14:19撮影 by  iPhone SE, Apple
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さあ、今朝買い込んだ美味しいパンでランチタイム〜♪
お腹も満足したところで、さっき見かけた山頂の展望台へ向かいます。
2018年05月01日 14:44撮影 by  iPhone SE, Apple
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お腹も満足したところで、さっき見かけた山頂の展望台へ向かいます。
あの先端のチョコっとしたところには、一般人は登れないようですね。
2018年05月01日 14:46撮影 by  iPhone SE, Apple
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あの先端のチョコっとしたところには、一般人は登れないようですね。
展望台の手すりに鷹取山(標高139m)の山名標識がありました。
2018年05月01日 14:47撮影 by  iPhone SE, Apple
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展望台の手すりに鷹取山(標高139m)の山名標識がありました。
偶然ご一緒したカップルさんが、ウサクマのツーショット写真を撮ってくださいました〜感謝です。
2018年05月01日 14:47撮影 by  iPhone SE, Apple
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偶然ご一緒したカップルさんが、ウサクマのツーショット写真を撮ってくださいました〜感謝です。
展望台からは、正に360度のパノラマが楽しめます。さっき広場から見た野島から、途中で見た三浦アルプスまで、綺麗に見えています。
2018年05月01日 15:04撮影 by  iPhone SE, Apple
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展望台からは、正に360度のパノラマが楽しめます。さっき広場から見た野島から、途中で見た三浦アルプスまで、綺麗に見えています。
公園内には子供さん連れのハイカーもたくさん。お父さんは夕べ、この山の歴史とか、いっぱい勉強したんじゃないですかね〜
2018年05月01日 15:07撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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公園内には子供さん連れのハイカーもたくさん。お父さんは夕べ、この山の歴史とか、いっぱい勉強したんじゃないですかね〜
それにしても、このハーケンの痕はすごいです。いったい、どれだけの人がココにくさびを打ったんでしょうか。岩塊の風化浸食を早めそうな気がします。
2018年05月01日 15:09撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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それにしても、このハーケンの痕はすごいです。いったい、どれだけの人がココにくさびを打ったんでしょうか。岩塊の風化浸食を早めそうな気がします。
「後浅間」と呼ばれる岩塊。この風景は、ウサトレでも2015年に登った千葉県の鋸山の石切場跡(岩舞台)と似てます。
2018年05月01日 15:09撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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「後浅間」と呼ばれる岩塊。この風景は、ウサトレでも2015年に登った千葉県の鋸山の石切場跡(岩舞台)と似てます。
公園を後にして、「前浅間」に向けて下山ルートに入ります。こちらは幅は広くありませんが、舗装道になっていました。
2018年05月01日 15:21撮影 by  iPhone SE, Apple
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公園を後にして、「前浅間」に向けて下山ルートに入ります。こちらは幅は広くありませんが、舗装道になっていました。
5分ほど下ると、岩山には、巨大な弥勒菩薩尊像が彫られています。柔らかな鷹取石に刻まれているので、製作からまだ50年ほどしか経過していないのに、浸食でいい味が出てきています。
2018年05月01日 15:41撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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5分ほど下ると、岩山には、巨大な弥勒菩薩尊像が彫られています。柔らかな鷹取石に刻まれているので、製作からまだ50年ほどしか経過していないのに、浸食でいい味が出てきています。
摩崖仏の脇をすり抜けて下っていくと「前浅間」と呼ばれる岩塊です。親不知、子不知、前浅間、後浅間の4つの岩山を総称して鷹取山と呼ぶようです。
2018年05月01日 15:47撮影 by  iPhone SE, Apple
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摩崖仏の脇をすり抜けて下っていくと「前浅間」と呼ばれる岩塊です。親不知、子不知、前浅間、後浅間の4つの岩山を総称して鷹取山と呼ぶようです。
舗装された階段を下っていくと、横須賀下水道局の丸いタンクを通過します。
2018年05月01日 15:51撮影 by  iPhone SE, Apple
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舗装された階段を下っていくと、横須賀下水道局の丸いタンクを通過します。
ほどなく鷹取山入口のこの階段を下って下山完了しました。
2018年05月01日 15:54撮影 by  iPhone SE, Apple
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ほどなく鷹取山入口のこの階段を下って下山完了しました。
あとは帰路へのロードで、湘南鷹取の住宅地を抜けていきます。
2018年05月01日 15:55撮影 by  iPhone SE, Apple
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あとは帰路へのロードで、湘南鷹取の住宅地を抜けていきます。
路傍にはたくさんの初夏の花が咲いていました。これはコバノタツナミですね。
2018年05月01日 15:56撮影 by  iPhone SE, Apple
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路傍にはたくさんの初夏の花が咲いていました。これはコバノタツナミですね。
途中の公園の縁石には、ピンクの花がちらほら。こちらはヒルガオかな?
2018年05月01日 16:04撮影 by  iPhone SE, Apple
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途中の公園の縁石には、ピンクの花がちらほら。こちらはヒルガオかな?
こちらはヒルザキツキミソウのようですね。昼咲月見草と漢字で書いたほうが、この花の雰囲気に合うかもしれません。
2018年05月01日 16:05撮影 by  iPhone SE, Apple
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こちらはヒルザキツキミソウのようですね。昼咲月見草と漢字で書いたほうが、この花の雰囲気に合うかもしれません。
この三角形の、なんだっけな〜湯河原の万葉公園で見たなあ〜あ、トキワツユクサだ。などと路傍の花々を堪能していると・・・
2018年05月01日 16:07撮影 by  iPhone SE, Apple
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この三角形の、なんだっけな〜湯河原の万葉公園で見たなあ〜あ、トキワツユクサだ。などと路傍の花々を堪能していると・・・
いきなり小さな祠、というか小屋があって、その中に供養塔がありました。ここが「首斬観音」です。昭和初期に国道16号建設の際に頭骨が出てきたといわれ、この場所に祀られたそうです。
2018年05月01日 16:17撮影 by  iPhone SE, Apple
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いきなり小さな祠、というか小屋があって、その中に供養塔がありました。ここが「首斬観音」です。昭和初期に国道16号建設の際に頭骨が出てきたといわれ、この場所に祀られたそうです。
祠の脇を流れる用水路の両脇には、咲き始めは花色が白く、しばらくすると花が赤みがかってくるペラペラヨメナが一面に揺れていました。
2018年05月01日 16:20撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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祠の脇を流れる用水路の両脇には、咲き始めは花色が白く、しばらくすると花が赤みがかってくるペラペラヨメナが一面に揺れていました。
ロードは京急線沿線に出ました。ゴールの追浜駅を目指します。
2018年05月01日 16:26撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 16:26
ロードは京急線沿線に出ました。ゴールの追浜駅を目指します。
良心寺というお寺さんの門前の踏切を渡って、国道16号沿いの追浜大通りへ。さっきからウサは打ち上げ場所をスマホで検索中。駅から少し軌道修正の指示が飛びました!
2018年05月01日 16:32撮影 by  iPhone SE, Apple
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良心寺というお寺さんの門前の踏切を渡って、国道16号沿いの追浜大通りへ。さっきからウサは打ち上げ場所をスマホで検索中。駅から少し軌道修正の指示が飛びました!
到着したのは追浜本町1丁目にある、その名も「居酒屋一丁目食堂」さん。昭和レトロな雰囲気が落ち着くわ〜〜と、ここで打ち上げ決定しました。
2018年05月01日 16:44撮影 by  iPhone SE, Apple
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5/1 16:44
到着したのは追浜本町1丁目にある、その名も「居酒屋一丁目食堂」さん。昭和レトロな雰囲気が落ち着くわ〜〜と、ここで打ち上げ決定しました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想



伊豆から帰ってきて1日お休み。このGWは後半に天気が崩れる予報だから、前半にもう一つウサトレ行っておきたいな〜ということで、5/1にはウサクマのグッとお膝元、横須賀にあるかながわの景勝50選「鷹取山と神武寺」をめぐってみました。

お膝元とあって朝ものんびり〜朝の「半分、青い。」を観てから自宅を出発。JR逗子駅前のスズキヤのパン屋さんで、相変わらずの美味しそうなパンを大量ゲットして、まずは京急線 神武寺駅近くにある池子の森自然公園に立ち寄りました。

ここは逗子の池子米軍住宅地区(旧日本海軍の弾薬庫跡)だったエリアで、「池子の森自然公園」として一部開放されたそうで、緑地エリアは約70年間、ほとんど人の手が入らなかった池子の森を観察できるとか。でも保護のため当面開園は土日祝日のみだそうで、あ、そっか〜〜GW真っ只中だけど今日は平日でしたね〜残念。でも散策路の入口にはシロウリガイの化石を含む大きな岩がありました。その側に野外卓で、さっき買った美味しいパンで朝のエネルギー補給して、神武寺に向かいます。

神武寺駅を過ぎて、しばらく住宅地を歩いていくと、だんだん池子の山の緑が迫ってきたところで、たくさんの鯉のぼりが泳いでいました〜端午の節句も近いですね〜
鯉のぼりを過ぎると、いよいよ神武寺への裏参道。深い緑のシダが茂る森の中を岩を穿った傾斜のきつい参道が続きますが、ウグイスなどの野鳥のさえずりと風の通り過ぎるザワワとした森の息づきのみが周囲を包み込んで、なんとも気持ちのいい道でした。静けさに包まれて、豊かな歴史に育まれた山と森と古刹をゆきたい、という方には、こちらの裏参道をオススメします。

しばらく登ると六地蔵に迎えられ、神武寺の鐘楼の傍にかながわの景勝50選の「神武寺と鷹取山」の石碑がありました。この鐘の音はどんな色なのでしょうか。「神武寺の晩鐘」は逗子八景ともなっています。

神奈川県重要文化財の薬師堂を参拝し、かながわ名木100選に指定されている「なんじゃもんじゃの木」を眺めた後は、薬師堂の左側から鷹取山へ上がっていきます。ここは明治時代の初期までは女人禁制なところで、山伏、修験者の荒修業の道場だったそうです。なので登る石段も急勾配、山道は第三紀の凝灰岩の岩場が増えてきました。ザレ場でない岩場はウサトレ的には大歓迎〜いくつも並ぶ大盤石をぬって岩上の展望台に立つと、伊豆、三浦、房総半島が眺望できたり、短いものですがちょっとしたクサリ場もあったり、と予想以上に楽しいコースでした。

大きな岩の間を抜けていくと、垂直の岩壁がいくつも連なる岩山のなりました。戦前まで利用された石切場の跡だそうで、ここが「湘南妙義」とも呼ばれる鷹取山で、山頂は広い公園となっていました。岩壁では多くの方がロッククライミングの練習をしていました。基本的にはここでの岩登りは禁止のようですが、鷹取山安全登山協議会への届出を行い、指導者が管理する場合には利用できるようです。

親不知と呼ばれる大きな岩山の上に立つ展望台に上ると、鷹取山の山名標識がありました。ここからの展望も素晴らしいパノラマでした。

鷹取山からは京急線 追浜駅に向かって下山しますが、その途中の岩壁には、像高約8m、像幅約4.5mの大きな磨崖仏が彫られていました。とても柔和なお顔が、春紫苑の花の向こうで微笑んでいます。この磨崖仏は横須賀市在住の彫刻家が昭和35年から約1年かけて製作したものだそうです。ということは、まだ60年弱。磨崖仏としては新人ですよね〜でも岩質が柔らかくもろいために、表面は一部が剥離し始めていて、むしろ幾星霜の歳月を積み重ねてきた遺跡のような雰囲気を醸し出しています。

鷹取山公園入口から湘南鷹取地区の新興住宅地を下り、下町風情のある追浜南町を歩いていくと、崖下の小さなお堂(というか小屋)の中に「首斬観音」といわれる石塔が祀られていました。天保の大飢饉の頃、浦郷村(追浜)でも犯罪が横行し捕らえられた犯罪者は浦郷陣屋で裁かれ、処刑されたそうですが、大正末期に国道工事の際、頭蓋骨だけが十数個発見され、地元住民が供養碑として石塔を建てたそうです。この日も供養碑には綺麗な花が供えられていて、今も地元の方々が大切に供養していることがうかがえました。

今回コースのゴールは追浜駅を予定していたのですが、追浜大通りに出るなり、今日の打ち上げ場所を探し始めたウサクマ。まるで「三丁目の夕焼け」に出てきそうな居酒屋さん「一丁目食堂」さんにたどり着いたウサクマは、今日のゴールはココと決定してGPSログ記録をサッサと終了。樽生ホッピーとじゃばら酒サワーでカンパ〜イ♪

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