北ア・蓮華岳…蓮華大沢滑降

2018年05月02日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,398m
• 下り: 1,407m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:20

7:25 扇沢駅
8:20 8:30 針ノ木雪渓分岐
8:45 8:50 左俣分岐
11:40 11:50 ノド部
12:55 13:05 稜線
13:15 13:45 蓮華岳
14:15 14:15 左俣分岐
14:20 14:25 針ノ木雪渓
14:45 扇沢駅

ルートは手書きです。

天候

晴れ　　7℃（山頂）　微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢無料P。連休の合間でしたが、8割埋まっています。

コース状況／危険箇所等

雪は、堰堤手前の橋を渡ってから繋がっている。蓮華大沢は落石やクラックは少ないが、4月の高温で両脇からのブロック雪崩がほとんど落ちた模様。そのため、上部以外はデブリを避けながらの滑降です。もちろん、まだ落ちそうなブロック雪が残っているので注意が必要です。

写真

5/1 7:04

連休合間の平日でも扇沢Pは大賑わい。この天気ですからね〜。

5/1 7:24

7：25　登山届を出し出発。

5/1 7:28

始めはスキーを担ぎます。

5/1 7:45

この先で橋を渡り、

5/1 7:54

スキー歩行開始。

5/1 8:14

針の木雪渓が見えてきました。大勢の人。

5/1 8:18

蓮華大沢（左）と針の木雪渓。

5/1 8:24

稜線までサクッと登れそうに見えますが、標高差は1100m！

5/1 8:45

蓮華大沢右俣を詰めて行きます。

5/1 8:53

下部はデブリだらけ。

5/1 9:02

針の木雪渓との分岐からだいぶ登ったように見えますが、まだ序の口。

5/1 9:10

凸凹急斜面でシールとクトーの効きが悪くなり、早々とシートラ。

5/1 9:32

クラックや落石は少ない。

5/1 9:55

両側からのブロック雪崩は、だいたい落ちた模様。

5/1 10:05

振り返ると爺ヶ岳。いつか滑りたい。

5/1 10:32

登れど登れど近づきません。まあ、これが雪渓登りなんですけどね〜。

5/1 10:53

華麗に滑降する先行者。

5/1 11:05

たぶん、その方のトレースを拝借。助かりました。ありがとうございます。

5/1 11:38

ノド部を通過。右からも迂回できます。（上の写真参照）

5/1 11:47

ノド過ぎても先は長い。暑いのでバテバテです。

5/1 12:12

斜度は40〜45度もあるので、グサ雪でもアイゼン・ピッケルは必要ですね。

5/1 12:32

ホント、近づかないんですケド〜。

5/1 12:45

やっと、蓮華岳山頂部が見えてきました〜。

5/1 12:54

12：55　稜線到達。標高差1100mを4時間35分もかかった！

5/1 13:05

アイゼンを外し登山道を歩きます。

5/1 13:10

山頂直下北面には雪がありました。

5/1 13:16

13：15　　蓮華岳（2799m）着。2回目。

5/1 13:17

穂高連峰と槍ヶ岳

5/1 13:17

野口五郎岳と水晶岳

5/1 13:17

赤牛岳かな？

5/1 13:17

相変わらず薬師岳はデカイ。

5/1 13:17

お隣の針ノ木岳

5/1 13:18

立山

5/1 13:18

圧倒的存在感の剱岳

5/1 13:18

鹿島槍ヶ岳

5/1 13:18

白馬連峰

5/1 13:41

13：45　タップリ休憩したのち、山頂直下から滑走。

5/1 13:44

ストックで漕ぎました〜。

5/1 13:47

いったん板を外し歩きますが、

5/1 13:49

せっかくなので、ここも滑走。

5/1 13:50

3ターン

5/1 13:53

稜線部を右俣まで滑走し、

5/1 13:55

ここから蓮華大沢滑降の始まり〜。高度感抜群！

5/1 13:56

上部はザラメで快適。

5/1 13:57

まだ快適です。

5/1 14:00

デブリ地帯に突入。

5/1 14:02

右に左にデブリを避けながら滑走。

5/1 14:06

休憩しないと足が持ちません。

5/1 14:10

デブリでも滑走できれば幸せ。

5/1 14:15

場所を探せば快適滑走も。

5/1 14:16

針ノ木分岐までも意外に距離があります。

5/1 14:20

針ノ木雪渓着。　山頂から45分。スキーでも時間がかかります。

5/1 14:22

あとは安全に帰るだけ。

5/1 14:41

フキノトウに癒されながら林道をテクテク。

5/1 14:48

14:50　無事帰着。疲れました〜！

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

aki-tk

　以前から狙っていた蓮華岳の滑降。針ノ木峠からの往復も考えましたが、ダイレクトに滑降できる蓮華大沢からの方が断然面白い。雪の状態の偵察も兼ね、蓮華大沢を詰めることに。針ノ木方面にはたくさんの人が入っていますが、こちらに入る人はごくわずか。自分は単独ですから、遭難したら発見される可能性は低いので厳冬期フル装備。荷物は重くなるが仕方ありません。
　蓮華大沢は針ノ木雪渓に比べると狭いですが、滑走には充分です。ただ、デブリが多いので滑走面が限られるのが難点ですね。斜度は30〜45度あるので、デブリが無ければ最高に楽しい滑走が出来ると思いますが、春スキーではそんなことまず無いでしょう。
　登りの目標は4時間でしたが、大甘でした。スキー担いでの急斜面に難儀し、5時間50分もかかってしまいました。もっと筋力をつけないとイケマセン。
　ザラメ快適滑降は上部だけでしたが、その後のデブリかわし滑降も充分楽しく、蓮華大沢を堪能できました。今回も様々な方の記録を参考にさせて頂き、感謝申し上げます。