180505の(2) ミズバショウ・カタクリ・ザゼンソウを見に入笠山へ そして謎の蝶
- GPS
- 01:45
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 275m
- 下り
- 272m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富士見リゾートのゴンドラ往復 |
その他周辺情報 | 湯〜とろん水神(温泉) 道の駅「富士川」 |
写真
感想
この日歩く予定だった守屋山は早く戻ってこれることはわかっていたので、もう一つ行こうと思い調べてあったのだ。美ヶ原・霧ヶ峰・入笠山のどれかに行こうと・・・。
で、レコを調べてみると美ヶ原と霧ヶ峰は花などがまだあまり載ったレコが見当たらないのである。入笠山はザゼンソウ・カタクリ・ミズバショウは確実にあることが分かった、それらの花は私は今年は撮影していないしザゼンソウは人生初花になる。これは、入笠山でしょうということになった。
かつて、入笠山に来たことがある、それは9月だった。ワレモコウやマツムシソウ、アキノキリンソウやヤナギランなどの秋の花鼻が見ごろを迎えていた。しかし、今回は春、しかも標高の関係で早春の花々である。
駐車場に停めて登山靴に履き替え、ザックを背負いハイカースタイルになるとなぜか「ビミョー」な雰囲気に・・・。そう、ハイカースタイルの人は少なくお散歩スタイル、そしてたくさんのマウンテンバイクの人たち。ゴンドラを利用して山頂から様々なコースがあるので下ってまたゴンドラに乗ることを繰り返す人たちである。なので、ここのゴンドラは「1日券」が存在するのだ。
私は「往復券」を購入、入笠山に咲く花図鑑、ソフトクリーム割引券、次回割引券をいただいた。夏の入笠山が気になった。夏のアルプス遠征の帰り辺りにどんな様子か見に来るのもいいなと思った。なお、期限は1年間である。
ゴンドラで上に上がると、もう肌寒い。そして、どんどんスタートするマウンテンバイクの人、ハイカーも準備をして山に向かう。いきなりカタクリゾーンに突入する。今年はもうカタクリを見られないと思っていたのでうれしい。標高を上げるというのはそういうことなんですよね。
ゴンドラ山頂駅で1700m以上あるわけですから。
そして、湿原では、たくさんのミズバショウ、そして名残のザゼンソウ。僧が座禅している姿に似ていることからつけられた名前。妙に似合っている。湿原散策を終えていよいよ山頂に向かう。
山腹で指導員をしている人に「上の方に花はありますか?」と聞いたところ。「花??ないない!!」と言われ愕然とするが、もっといいものをカメラに収めたのだ。
岩場で何か黄色いひらひらとしたものが落ちてきたのである。最初は枯葉かな?と思ったが妙に黄色い、とりあえず写真を撮る。ギフチョウだと思ってうきうきして2枚目を取ろうとするとまた飛び立ちどこかに行ってしまった。それでも私はうきうき。
そして自宅に戻り調べてみると、模様の様子、住んでいる地域から、ヒメギフチョウと同定したのである。確かに飛び方もギフチョウよりも頼りなく、体も小さいが何といっても黄色と黒の紋にヒメギフチョウならではの特徴が写真から見えたのである。でも、真上から撮りたかったなあ。
そして、ギフチョウとヒメギフチョウはほぼ棲み分けをしており、入笠山はヒメギフチョウで有名だということから考えても、この個体はヒメギフチョウと同定することができた。
もう、それからは、山頂で眺望を撮影していても頭はさっきの蝶がうまく撮れているかどうか?絶対にギフチョウだよなあ・・・。と頭のどこかで考えながらの日々でした。自宅で調べ「ヒメギフチョウ」と自信をもって同定できたことをうれしく思います。
最後に、日向になったザゼンソウを撮影するが先の方にまた白い花が咲いているのを目ざとく発見してしまった。そう、ミヤマエンレイソウであった。これも人生初花である。
あとは、ゴンドラ駅まで戻り、ソフトクリームを食べ、ゴンドラで下り、ざるそば大盛を食べ車に戻った。1日2山、良い山々達であった。
本日の車中泊場所、そして次の日の山行・・・いろいろ候補があるが結局は、富士見と白州の道の駅に入れなかったことである。休憩施設が混んでいる、混まない休憩施設といえば、道の駅が各所にある地域、観光名所が少ない地域・・・ということで南下することとした。
ちょうどよい感じの道の駅「富士川」に駐車し、夜を待って今日の祝杯を上げた。いよいよ、次の日は軽く歩いて自宅に戻る日である。
aideieiさん、こんにちは!
連休の遠征、お疲れ様でした
入笠山
この時期にミズバショウ、ザゼンソウ、カタクリが見られるのですね
標高の高いところはまだまだこれから春を迎える感じですね。
でもさすが花の入笠山。
ゴンドラで上がって人も多く、気持ちのよい山歩きが楽しめたご様子。
以前夏に登ったときには
霧雨の中で展望無し でしたので
再訪を!と思っているお山です。
守屋山というところもあるのですね。
こちらも家族ハイクの候補地のひとつに加えておきます!
sumihiyoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
美ヶ原、霧ヶ峰と比べてこれらの花があるレコが見えたのでこちらにしました。結果としては大成功だったと思います。過去には、ゴンドラを使わないで登ったこともあります。ゴンドラを使わないと、標高差500mほどになります。今回は2山目なのでゴンドラにしましたが、また季節を変えていくのもいいなあと思っています。
湿原、野原、そして大展望を味わえる山だと思います。
aideieiでした。
aiさん
入笠山で岐阜の帰りに悲鳴!ギフチョウ!ですね。
ザゼンソウ・カタクリ・ミズバショウも良いですね。
富士見町のマウンテンバイク場は大きくて有名なようですね。
おかげでスキーシーズン以外にもお客さんが来るようになったと聞きました。
記録拝見し、また入笠山行きたくなりました。
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ヒメギフチョウを撮影した時には「やったぁ!ギフチョウだ!」手戸でしたが、家で調べてみると文様が違いヒメギフチョウという確信を持てたとき「なにぃ!!ヒメギフチョウ!!!!」という感じでした。
また、見たいチョウですね。
マウンテンバイクで下りのみを楽しめるから人が集まるんでしょうね、また、外国からの方もたくさんおりました。
aideieiでした。
スノーシューのお山と思ってましたが
この時期はお花 に蝶と、楽しめるんですね
来年のGWに企画してみようかな
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
以前秋の入笠山に行ったことがありますが、たくさんの高山植物が咲いておりましたよ。そして、山頂からの大展望も素敵です。運が良ければヒメギフチョウも・・・。
ぜひ、取り入れてみてください。
aideieiでした。
2016年に入笠山に二度目に登った際に、小屋のご主人?から伺った登山適時は…
★6月第一週:スズラン
★8月第一週:山野草
★9月第一週:エゾリンドウ
だそうです。
次の機会は三度目の正直で、是非、山麓から這い上がってみてください。
単純標高差は900mぐらいだし、道(林道が多い)は立派だし、思ったより大したことないですよ。
隊長
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
山頂近くにいくつもの湿原を抱えているのが花が良い理由だと思います。9月の入笠山も素敵でした。
7月から8月にはどんな花が咲くのかなということには興味があります。その時期はゴンドラで行って、10月ごろになったら下から登るのも良いかもと思いました。
これから少しずつ南アルプスも花盛りになってくると思います。
aideieiでした。
aiさん お花の山 2座/1日 達成おめでとうございます
入笠山は噂に違わない良い山ですね@@ミズバショウ見たいです@@
守屋山も、花いっぱいで興味を覚えました@@
でも、、入笠山から行きたいな@@スキーには、昔行ってるし
スズランの季節狙いたいですね
でわ、、また。。。
muttyann
muttyannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
まあ、らくちんな2山で、前日・前々日の鬱憤もありましたので行かせていただきました。
標高が違うのと、湿原の有無で隣の山といえども咲いている植物が全然違いましたね。守屋山の登山口を逆に歩くと入笠山に行けますので・・・と考えると縦走もできるわけですね。
もうすぐスズランの時期を迎えます。山麓の温泉ではもう咲いておりましたので、ぜひ入笠山行かれてください。
aideieiでした。
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