比良山/縦走33km(朽木〜蛇谷ヶ峰〜武奈ヶ岳〜蓬莱山〜権現山〜妹子の郷)



- GPS
- 10:57
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,459m
- 下り
- 2,474m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 10:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし(蛇谷ヶ峰までの木道一部崩壊箇所あり) |
写真
感想
朽木から蛇谷ヶ峰に登って、そのまま南に縦走し、権現山から妹子の郷まで比良山縦走に挑戦した。
18歳の夏に葛川平から近江高島駅までの縦走はしたことがあった。今回は年齢も3倍になって、果たしてそれより長距離の縦走できるのかどうか。猛者S氏を誘っての挑戦。
道の駅「妹子の郷」集合。1台デポ、もう1台で志賀駅へ。まだ7時だというのに駅前無料駐車場がもうほぼ満車。湖西線に乗って安曇川駅へ。
朽木行き朝イチのバスに乗り込み朽木支所前下車。8時12分、もうちょっと早いバスがあれば余裕を持って出発できるのだが……。
近道で「グリーンパーク想い出の森」経由、蛇谷ヶ峰登山道に入る。雲ひとつない快晴、新緑の緑と青空が目に痛い。
途中、木道が破損している箇所があるが雨後のスリップさえ注意すれば問題なく通れる。「グリーンパーク想い出の森」より蛇谷ヶ峰まで66分。ちょっと飛ばしすぎたか。山頂からの風景は東側がかなり霞んでいて琵琶湖の対岸がわからない。
蛇谷ヶ峰よりしばらくは激下りだがその後は歩きやすい道。快適に歩きボボフダ峠、横川峠と通過して地蔵山へ。蛇谷山頂に次いで2度目の水分&エネルギー補給。
今回はバテてものが喉を通らなくなる前に、なるべくこまめに補給することにする。
このあたり2週間前から70代夫婦が行方不明になっている。はたしてここを通ったのか、もしくはここに来るまでの遭難したのか。早く見つかることを望む。
釣瓶への登りはいつ来ても美しいところ。シダ原で芽吹く頃と秋のシダの紅葉時期が特に美しい。釣瓶山頂で休憩&補給。続いて最高峰の武奈ヶ岳へ。予定タイムより50分早い。ここで比良の達人であるkol-yosiokaさんが応援に駆けつけてくださっていた。差し入れまでいただき頭が下がる思い。
それにしても武奈ヶ岳山頂の賑わいと言ったら……数十人が休んでいて入れ替わり立ち替わり続々と登山者がやってくる。
Kol-yosiokaさんと八雲ヶ原経由北比良峠までご一緒する。またどこかご一緒しましょうと別れ、ダケ道を下りて行かれた。Kol-yosiokaさんありがとう!
前山から金糞峠へ。シャクナゲが美しい稜線だ。今年は当たり年だったようで、淡いピンクから真っ赤に近いものまで数々の花が出迎えてくれる。ただわずかに最盛期は過ぎたようで、萎れているものや茶色く変色しかかっているものが見受けらる。金糞で補給、堂満には登らず縦走路のトラバース道へ。烏谷山への登りからはさすがに足の動きが鈍くなってきた。シロヤシオの花が辛さを紛らせてくれる。烏谷でまたまた補給。今のところこまめに補給作戦が功を奏しているようだ。
葛川越、比良岳、木戸峠と通過、辛いゲレンデを登って打見山へ。うわっ!と思わず声が出るほどの人ひとヒト。金糞峠以降ほぼ人に会ってないのでこのギャップに目が回りそうだ。ロープウェイ乗車に並ぶ長蛇の列が200mを超えているのではないだろうか。
それでもここに来れば食料飲料が手に入るのがうれしい。レストランのテーブルで大休憩。十分に英気を養って人混みに突入。満開の水仙園を登って蓬莱山頂へ。
比良の各山々は手に取るように見えるが、遠くは相変わらず霞んでいて京都市街もぼんやり。小女郎からホッケ山までは展望のよいササ原を行く。行く先ざきで鹿が白いお尻をふりふりして逃げていく。そして僅かな登りでとうとう南端の権現山までやってきた。2人ともさすがに疲れていることと、日暮れが近いので今回は霊仙山をパスすることに。長い林道歩きから栗原集落を抜け、道の駅妹子の郷に着く頃ちょうど日が暮れた。
10時間57分、33.73km、累積標高2193m、約51,000歩で、縦走は達成できた。正直、金糞までは行けるだろう、その先は常にエスケープルートを考えていた。荒川峠から大岩谷へ、打見よりキタダガ道、小女郎谷ルートなど。その場合に備えての志賀駅前車デポだったが、それに頼らず完歩できたのはうれしい。
同行のSさん、激励くださったkol-yosiokaさん、そして比良さん、ありがとうございました。
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