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Yamareco

記録ID: 1458726
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳 蝶ヶ岳 〜三股登山口ぐるっと周回🌀〜

2018年05月07日(月) 〜 2018年05月08日(火)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
33:21
距離
23.3km
登り
2,638m
下り
2,639m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:35
休憩
1:07
合計
6:42
6:13
22
スタート地点
6:35
6:48
223
10:31
11:25
90
12:55
2日目
山行
7:41
休憩
1:30
合計
9:11
12:55
64
7:28
7:50
195
11:05
11:12
7
11:19
11:32
10
12:07
12:38
4
12:42
12:46
89
14:15
14:21
31
14:52
14:57
16
15:13
15:14
21
15:35
ゴール地点
天候 7日・・・雨天
8日・・・曇天
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股登山口の駐車場手前数百メートル崩落箇所あり。
その直前に仮設駐車場有り。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
現在、三股登山口駐車場の手前数百メートルで崩落があったため通行止めになっています。
人が通れる通路は確保されています。(下山時の写真)
2018年05月08日 15:40撮影 by  iPhone X, Apple
5/8 15:40
現在、三股登山口駐車場の手前数百メートルで崩落があったため通行止めになっています。
人が通れる通路は確保されています。(下山時の写真)
崩落の状況。
この先にも崖の上から巨石が落石しそうな箇所もありました。(下山時の写真)
2018年05月08日 15:40撮影 by  iPhone X, Apple
1
5/8 15:40
崩落の状況。
この先にも崖の上から巨石が落石しそうな箇所もありました。(下山時の写真)
通行止めの手前が臨時駐車場のようになっています。
10台弱くらいの駐車スペースでした。(下山時の写真)
2018年05月08日 15:41撮影 by  iPhone X, Apple
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5/8 15:41
通行止めの手前が臨時駐車場のようになっています。
10台弱くらいの駐車スペースでした。(下山時の写真)
三股登山口。
常念岳 蝶ヶ岳 へ登山可能な登山口です。
初日は常念小屋を目指し、常念岳方向へ登っていきます。
スタートから雨…☔️レインウェアを着て、ザックカバーを付けて出発です。
三股登山口。
常念岳 蝶ヶ岳 へ登山可能な登山口です。
初日は常念小屋を目指し、常念岳方向へ登っていきます。
スタートから雨…☔️レインウェアを着て、ザックカバーを付けて出発です。
序盤は樹林帯の中で標高を稼いでいきます。
この日は雨風をしのげたので助かりましたが、とにかく急登なので、おのずと心拍と体温が上がっていきます。
結構、汗だくでした(笑)
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序盤は樹林帯の中で標高を稼いでいきます。
この日は雨風をしのげたので助かりましたが、とにかく急登なので、おのずと心拍と体温が上がっていきます。
結構、汗だくでした(笑)
この日は2,000mを超えたあたりから雪が出てきました。
この場所は平坦なので、呼吸を整えながら進みます。
2018年05月07日 08:54撮影 by  iPhone X, Apple
5/7 8:54
この日は2,000mを超えたあたりから雪が出てきました。
この場所は平坦なので、呼吸を整えながら進みます。
急登です(笑)
2018年05月07日 09:00撮影 by  iPhone X, Apple
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5/7 9:00
急登です(笑)
しばらくまた急登が続きます。
この辺りはトレースも有り、安心して歩くことができました。
でもまだまだ初日の行程の半分くらいです💦
しばらくまた急登が続きます。
この辺りはトレースも有り、安心して歩くことができました。
でもまだまだ初日の行程の半分くらいです💦
樹林帯を抜け、梯子が掛けてある場所を過ぎると大きな岩があるルートになります。
風を遮るものがなく、雨も強く打ちつけてきました。
急登が続いたあとに大きな歩幅を強制されるのはキツかったです。
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樹林帯を抜け、梯子が掛けてある場所を過ぎると大きな岩があるルートになります。
風を遮るものがなく、雨も強く打ちつけてきました。
急登が続いたあとに大きな歩幅を強制されるのはキツかったです。
岩のルートを登りきると前常念直下に避難小屋のような石室があります。
今回は悪天候だってので、ここがあって本当に助かりました。
三股から常念岳間 ちゃんと休めるのはここだけです。水場もありませんので、やっぱりハードなルートなんだなと再認識。
たしかスタートから4時間くらいだったので、昼食にしました。食事と温かい飲み物で体力と気力が回復しました。
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岩のルートを登りきると前常念直下に避難小屋のような石室があります。
今回は悪天候だってので、ここがあって本当に助かりました。
三股から常念岳間 ちゃんと休めるのはここだけです。水場もありませんので、やっぱりハードなルートなんだなと再認識。
たしかスタートから4時間くらいだったので、昼食にしました。食事と温かい飲み物で体力と気力が回復しました。
森林限界を超え、常念岳直下の分岐点を目指します。
昼食休憩が効いて、多少足取りは戻ってきました。
足元を見てると…人ではないトレースを発見!!「もしや◯◯か!?」と探していると…。
2018年05月07日 11:34撮影 by  iPhone X, Apple
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5/7 11:34
森林限界を超え、常念岳直下の分岐点を目指します。
昼食休憩が効いて、多少足取りは戻ってきました。
足元を見てると…人ではないトレースを発見!!「もしや◯◯か!?」と探していると…。
雷鳥発見っ!!
初めて雷鳥に会えました。
ここまでの疲れが完全に吹っ飛びました。悪天候で眺望もない中を登ってきて本当に良かったなと思えた瞬間でした!
2018年05月07日 12:00撮影 by  iPhone X, Apple
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5/7 12:00
雷鳥発見っ!!
初めて雷鳥に会えました。
ここまでの疲れが完全に吹っ飛びました。悪天候で眺望もない中を登ってきて本当に良かったなと思えた瞬間でした!
常念岳直下の分岐点、分岐点から常念小屋間、写真を撮り忘れです(笑)
なんとか常念小屋に到着しました。
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常念岳直下の分岐点、分岐点から常念小屋間、写真を撮り忘れです(笑)
なんとか常念小屋に到着しました。
常念小屋から見た常念岳。
これを翌日に登り返すと思うと…(笑)
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常念小屋から見た常念岳。
これを翌日に登り返すと思うと…(笑)
夕飯はハンバーグでした。
疲れた身体にしみました!!
カボチャが美味しかったな🎃
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夕飯はハンバーグでした。
疲れた身体にしみました!!
カボチャが美味しかったな🎃
2日目の予定が 常念小屋〜常念岳〜蝶ヶ岳〜三股 と行程が長かったので、常念小屋では睡眠時間を長く取ろうと10時間くらい爆睡してました😴
常念小屋の朝食。品数が多いし、とっても美味しかったです。お腹いっぱい食べて、いざ出陣です❗️
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2日目の予定が 常念小屋〜常念岳〜蝶ヶ岳〜三股 と行程が長かったので、常念小屋では睡眠時間を長く取ろうと10時間くらい爆睡してました😴
常念小屋の朝食。品数が多いし、とっても美味しかったです。お腹いっぱい食べて、いざ出陣です❗️
居心地の良かった常念小屋に別れを告げ、まずは常念岳を目指します!!
居心地の良かった常念小屋に別れを告げ、まずは常念岳を目指します!!
登り始めると西側の雲が流れていき、チラッと槍ヶ岳が!!
初日の天気がダメダメだったので、2日目は幸先の良いスタートです。
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登り始めると西側の雲が流れていき、チラッと槍ヶ岳が!!
初日の天気がダメダメだったので、2日目は幸先の良いスタートです。
まずは常念岳まで400m程の標高差を登ります。
岩のルートですが、岩自体は小振りなので、自分の歩幅で歩けます。前常念直下の岩ゾーンよりは楽チンです(笑)
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まずは常念岳まで400m程の標高差を登ります。
岩のルートですが、岩自体は小振りなので、自分の歩幅で歩けます。前常念直下の岩ゾーンよりは楽チンです(笑)
三股からの合流地点。
ここからは5〜10分で常念岳山頂です。
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三股からの合流地点。
ここからは5〜10分で常念岳山頂です。
うっすら槍をバックに常念へ😁
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うっすら槍をバックに常念へ😁
常念岳山頂!!
ヤマレコやインスタでずっと見ていた看板と祠。憧れていました(笑)
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常念岳山頂!!
ヤマレコやインスタでずっと見ていた看板と祠。憧れていました(笑)
東の空、まるで秋空のような うろこ雲 でした。
相方が綺麗に撮ってくれました🌤
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東の空、まるで秋空のような うろこ雲 でした。
相方が綺麗に撮ってくれました🌤
常念岳をあとにし、蝶ヶ岳へ向けて稜線を行きます。
岩場が多いですが、とても歩きやすいです。
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常念岳をあとにし、蝶ヶ岳へ向けて稜線を行きます。
岩場が多いですが、とても歩きやすいです。
「今日も絶対に雷鳥いるよね!!」とか冗談半分で話していたら…発見っ!!
とっても空気を読める雷鳥さんでした(笑)
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「今日も絶対に雷鳥いるよね!!」とか冗談半分で話していたら…発見っ!!
とっても空気を読める雷鳥さんでした(笑)
この日は2羽一緒にいました。
多分、つがいだと思われます😊
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この日は2羽一緒にいました。
多分、つがいだと思われます😊
標高2,500mを境に樹林帯に入りました。
前日の雨の影響なのか、はっきりしたトレースがないところも多く、ルートを探すのに苦労を強いられるところも多々ありました。
ちょうど樹林帯に入ったあたりからガスで視界も悪くなってきたこともあり、ルート探しが難しかったです。
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標高2,500mを境に樹林帯に入りました。
前日の雨の影響なのか、はっきりしたトレースがないところも多く、ルートを探すのに苦労を強いられるところも多々ありました。
ちょうど樹林帯に入ったあたりからガスで視界も悪くなってきたこともあり、ルート探しが難しかったです。
雪質がシャリシャリと水分を多く含んでいて悪く、アイゼンの効きが甘く感じました。
実際に何度か滑ってしまいました。
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雪質がシャリシャリと水分を多く含んでいて悪く、アイゼンの効きが甘く感じました。
実際に何度か滑ってしまいました。
ルート探しと雪質の悪さに疲弊しながら蝶槍を目指します🦋
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ルート探しと雪質の悪さに疲弊しながら蝶槍を目指します🦋
残雪のエリアを抜け、ようやく蝶槍間近です🦋
登山道の安心感は絶大です(笑)
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残雪のエリアを抜け、ようやく蝶槍間近です🦋
登山道の安心感は絶大です(笑)
蝶槍到着です。
この辺りからガスも晴れてきて、視界も良好になってきました。
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蝶槍到着です。
この辺りからガスも晴れてきて、視界も良好になってきました。
蝶槍の少し南寄りに三角点がありました。
ここが昔の蝶ヶ岳山頂だったようです。
よーく見ると岩に”頂上”と赤いペンキで書いてあります(笑)
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蝶槍の少し南寄りに三角点がありました。
ここが昔の蝶ヶ岳山頂だったようです。
よーく見ると岩に”頂上”と赤いペンキで書いてあります(笑)
槍が顔を見せてくれたときに記念撮影。
雲の切れ間を狙って、タイマーで必死に撮影してます💦意外と疲れました(笑)
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槍が顔を見せてくれたときに記念撮影。
雲の切れ間を狙って、タイマーで必死に撮影してます💦意外と疲れました(笑)
梓川と上高地をバックに。
ここは本当に眺望が良くて、何時間でもいられそうでした😆
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梓川と上高地をバックに。
ここは本当に眺望が良くて、何時間でもいられそうでした😆
槍ヶ岳と蝶ヶ岳。
とても綺麗に撮れた気がします✨
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槍ヶ岳と蝶ヶ岳。
とても綺麗に撮れた気がします✨
蝶ヶ岳ヒュッテ。
ここのバッチが欲しくて欲しくて(笑)
とても道のりが長かった(笑)
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蝶ヶ岳ヒュッテ。
ここのバッチが欲しくて欲しくて(笑)
とても道のりが長かった(笑)
現在の蝶ヶ岳の山頂。
蝶ヶ岳ヒュッテの少し南寄りに位置しています。
雲行きも怪しくなってきたので、下山開始です。
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現在の蝶ヶ岳の山頂。
蝶ヶ岳ヒュッテの少し南寄りに位置しています。
雲行きも怪しくなってきたので、下山開始です。
蝶ヶ岳から三股登山口まではルートの目印を丁寧に付けてくれています。道迷いの可能性は少ないと思いますが、やや傾斜の強いところをトラバースする箇所が多いので注意が必要です。
蝶ヶ岳〜まめうち平 の間は雪が多く残っていますので慎重に進んだ方が良いと思います。
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蝶ヶ岳から三股登山口まではルートの目印を丁寧に付けてくれています。道迷いの可能性は少ないと思いますが、やや傾斜の強いところをトラバースする箇所が多いので注意が必要です。
蝶ヶ岳〜まめうち平 の間は雪が多く残っていますので慎重に進んだ方が良いと思います。
最後のミッション。
“ゴジラみたいな木”をゲット!!
目と心臓も付いててビックリしました🤩
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最後のミッション。
“ゴジラみたいな木”をゲット!!
目と心臓も付いててビックリしました🤩
沢の水量がとても多かったです。
「雪解け水かな?」なんて話しながら、ゴールは目前です。
沢の水量がとても多かったです。
「雪解け水かな?」なんて話しながら、ゴールは目前です。
ようやく三股の分岐点に戻りました。
ようやく三股の分岐点に戻りました。
常念岳バッチ(左上)
蝶ヶ岳バッチ(右上)
ゴジラみたいな木バッチ(左下)
常念小屋限定のバッチ(右下)
10
常念岳バッチ(左上)
蝶ヶ岳バッチ(右上)
ゴジラみたいな木バッチ(左下)
常念小屋限定のバッチ(右下)

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス GPS 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想

残雪期の常念岳〜蝶ヶ岳縦走…本当に色々ありました。1泊2日の山行でしたが、三股に戻ったときには1週間くらいの時間が過ぎていたんじゃないかと思うくらいでした。
そもそも昨年のGW明けに行った燕岳がとても印象深かったので、今年も残雪期の北アルプスに行きたいなと思っていました。
そこで選んだのが営業している小屋がある常念岳と蝶ヶ岳でした。
初日は悪天候と険しい急登に悩まされ、2日目は雪山でのルートファインディングの難しさと雪質の悪さに悩まされました。
正直なところ、怖い思いも何度かしました。
でも蝶ヶ岳から穂高連峰を見たとき、「やっぱり来て良かった」と思えましたし、「今回の経験を次に生かそう」とも思えました。
いままでの単純に「楽しかった〜!!」と終えれる山行ではありませんでしたが、”山の怖さの一面”をみることも出来た貴重な山行になった気がしました。
今後も安全で楽しい登山を目指していきたいと思います。

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訪問者数:1605人

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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