常念岳 三股〜 新雪に覆われた静かな山頂
- GPS
- 10:47
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,643m
- 下り
- 1,626m
コースタイム
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:47
4:32 駐車場到着 気温0度
4:56 駐車場出発
5:09 三股駐車場出発
5:19 三股登山口出発
5:21 蝶ヶ岳・常念岳分岐到着
5:40 迂回路分岐到着
6:31 三股登山口から2km地点到着
7:17 三股登山口から3.1km地点到着
8:17 ハシゴ場到着
9:28 前常念避難小屋到着
10:46 常念乗越からとの合流点付近到着
11:09 常念岳山頂到着
11:47 常念岳山頂出発
12:45 前常念避難小屋到着
13:00 前常念避難小屋出発
13:38 ハシゴ場到着
14:09 三股登山口から3.1km地点到着
15:05 三股登山口から1km地点到着
15:12 迂回路分岐到着
15:22 蝶ヶ岳・常念岳分岐到着
15:23 三股登山口到着
15:32 三股駐車場到着
15:44 駐車場到着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三股登山口駐車場は手前700mの位置で路肩崩落により通行止めになっている この地点の林道下に駐車場あり 登山指導所横にも数台駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高2164m地点〜 断続的に残雪が現れる 標高2171m地点〜 しばらく残雪が連続となるがつぼ足のままで問題なし 登り、下りともにほぼ踏み抜きの心配なし 標高2323m地点〜 残雪の斜面が始まるのでチェーンスパイクを装着 標高2360m付近にあるハシゴでチェーンスパイクを外す ここではつぼ足でもキックステップで問題なし 標高2360m付近のハシゴ〜常念小屋からの合流点付近 岩と雪のミックスなのでつぼ足 靴底に雪が付着した状態で岩に足を置くと滑るので要注意 前常念岳以降はひざ位までの踏み抜きは多数 午後の下りは太もも位までの踏み抜き数回 標高2817m付近の山頂下で新雪を含む残雪の急登となるのでチェーンスパイクを装着し、山頂で外す 下りは終始つぼ足で歩行可 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
自分の中に毎年必ず1度は登りたい山として、蝶ヶ岳、常念岳、燕岳、爺ヶ岳、唐松岳がある。
爺ヶ岳は夏道になるまで自分の力量に合わないし、唐松岳はいつも紅葉終盤の最後になっているので今年こそは夏に行こうと考えている。
春から登れる北アルプス三座目として一昨年に続いて今回も常念岳を目指すことにした。
三股登山口から常念岳へのルートは健脚者向けとして注意看板があるくらいだが、ある程度以上の体力があれば問題なく歩くことが出来、一の沢からのルートよりも自分は好きだ。
昨年の5月下旬に一の沢から常念岳に登ったが、不安定な雪渓上でルートを探しながら歩く必要があったりして、真夏以降でないと気が進まない。
駐車場で身支度をしていると、ほぼ同時に駐車場に到着した方が先に出発してお互いの行先を情報交換した。
その方は前常念へ写真撮影に行くとのことで、同じルートだとわかった。
そのため、ずっと自分の前をこの方が先行しているものと思っていたが、前常念に到着してもその方はおらず、新しいトレースもなかった。
よくよく考えると三股登山口で朝食されていた方がいたが、その人がそうだったみたいだ。駐車場出発時からオレンジ色のヘルメットを着用されていて、その印象だけが残っていた。
前常念までは新しいトレースがあって、それを頼りにしていたのに前常念から先に新しいトレースが無く、避難小屋で休憩でもしているのかと都合良く思っていたが、架空の先行者を拠り所にしてしまっていたようで、現実を知ったら一気にテンションがダウンしてしまった。
今日は撤退でもいいかな、などとも考えだしたが、晴天で風も弱く、時間も十分にあり、撤退の理由が見つからず半分いやいや歩き続けた。誰のため、何のため?自問自答しても頭はからっぽだった。
樹林帯の残雪はキックステップで進めばつぼ足で問題ない状況だったが、チェーンスパイクと10本爪アイゼンを用意していたので、チェーンスパイクを利用した。
日陰の雪は締まり、日向の雪は朝から緩んでいたが、歩行に問題はなかった。
ハシゴ場以降は岩と雪のミックスになったので、つぼ足で歩いたが、靴底に雪が付着していると岩上で滑るので注意が必要だった。
この雪は一昨日麓での降雨のものらしく柔らかいものだった。
結局この積雪は山頂まであった。
前常念から先の残雪は踏み抜くことは多かったが、膝から下程度で大きく支障はなかった。
下山時に深く踏み抜く場合は股までとなることがあったり、踏み抜いた靴が岩に挟まってしまい、すぐに抜けないことがあったりはしたが、ラッセルするようなことはなかった。
ハシゴ場から山頂手前の合流点までは、岩の間または岩の上を○印のペインを頼りに歩くが、どの岩を通るかは自身で判断しなければならないし、両手を使って登り下りしなければならないことも多い。
ただし、穂高連峰のような岩場ではなく、花崗岩の岩が散らばっていて、浮石はほぼない。
今回の往復を含めて片道ずつ数えると、7回このルートを通過しているが、情けないことか、初めての人を案内出来るようなスキルを身に着けることが出来ていない。
やはり自分は万年初級者なのだと再認識させられた。
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