藤原岳〜竜ヶ岳縦走(茨川廃村で一泊)
- GPS
- 64:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 1,787m
コースタイム
5/3
大貝戸登山口(10:20)〜八合目(11:30〜11:45)〜藤原山荘(12:20〜13:35)〜
蛇谷出合い(14:30〜14:50)〜茨川(16:00)
5/4
茨川(8:20)〜治田峠(9:00〜9:15)〜銚子岳(9:45)〜銚子谷頭(10:00〜10:20)〜
竜ヶ岳(11:10〜12:30)〜小峠(13:20)〜鵜峠橋(13:50)〜バス停(14:30)
天候 | 連日あいにくの曇 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
宇賀渓キャンプ場へ下山 |
写真
感想
5/3
連休のため大貝戸コースは先行者が列をなして登っている。
おかげでペースの乗れず重荷が肩に食い込み疲れが早い。
九合目を過ぎる頃、やはりガスが濃くなってきた。
このコースは下からずっと登りなので荷を持っての訓練には最適だとは
思うがとにかく疲れた。天狗岩まで足を伸ばす予定を変更して山荘で
昼食の大休止とする。
しかし内は連休で人が溢れ、ゴミも一杯でゆっくり休憩とはいかない
状態に。
山荘を出て天気をうかがうが、雨は降りそうにないので予定通り、
茨川まで行く。
山荘下の十字路を指標に従って右側へ下る。しばらくはひざ程の笹を
分けて行くがすぐに、ブッシュや樹林の枝が遮る歩きづらいコースに
なる。
薮こぎしたり、かがんだりしながら滑りやすい道を確認しながら行くと、やがて茶屋川の流れが聞こえ始めると長い嫌な道も終わり、
茶屋川に出合う。
出会いを右に折れ下ると指標が「善右衛門谷」と「茨川」を分けている。
枝沢を渡り右岸で一息いれる。
少し先で左岸に見える道に移り、しばらく沢沿いで平坦な左岸を進むと
やがて登りに変わり、沢が大きく左へ曲がる。
我々は、そこを登りきった所から笹で隠れて見ずらいが左側へ伸びている道を見逃し、沢沿いに進んだため迷って遠道をする結果になってしまう。
迷ってコースがはっきりしなくなったので、終始沢に沿って茨川を目指す事にする。
何度も渡渉を繰り返し、あげく沢に落ちと悪戦苦闘の末やっと沢の上方に
小屋を発見。
右岸にやっと道を見つけ少し行くと、橋が左岸へ続いておりコースに
戻った。
茨川の廃村の中に適当なテントサイトを見つけ設営する。
予定の1時間遅れだ。
簡単に夕食を済ませ、19時に寝袋に入る。
5/4
テントがオレンジ色に変わり6時に起床。外へ出てみるがなんとか雨は
無さそうだ。
8時にテントを撤収して治田峠へ向け指標に従って出発。
伊勢谷から流れ込む沢の左岸のなだらかな道を行く。右・左の渡りを
繰り返し進むと沢は二股になる。地図で確認して右の沢に入り、
やがて右岸から沢を離れ山腹を急登すると一気に治田峠に出る。
ここで指標は直進で「新町バス停」・左へ「藤原岳」
我々は右「竜ヶ岳」方面を進む。
ブッシュの激しい道の登降を繰り返し、小さな沢と出合う。
テントが張れそうだ。
やがてコースは左へ折れ、相変わらずブッシュの道が続く。
枝を払い滑りやすい道を登り、傾斜が落ち着くと銚子岳となる。
ピークからはガレ場の急降下だ。左には三重県下の市街地を望み、
目の前の丸い山頂の竜ヶ岳を見ながら、熊笹に覆われた尾根道を進み
静岳の登りにかかる。
所々枝道が派生しているが、枝のテープを目印にして進む。
樹々で陽を遮られた暗い道を進み、一息下るといよいよ竜ヶ岳への
登りだ。
笹道を登りつめると縦走路をくっきりと見せて竜ヶ岳が広がり、
一息で山頂へ。
イブキササに覆われた明るい山頂からは、釈迦ヶ岳他鈴鹿南部が
見渡せる。
後残すコースはわずかだ、昼食を兼ね大休止とする。
マイクロウェーブ中継鉄塔の建つ石槫峠へ向け急降下する。
峠から整備された林道を左に向かうと鵜峠橋への近道を示す指標が
案内してくれる。
たぶん旧道になるのだろうが、沢の中をどんどん下り壊れた小屋の近くで道を右にとり林道に出て、鵜峠橋、水晶橋を過ぎ国民宿舎「登竜荘」を
見送りやがてバス停で縦走の終点宇賀渓キャンプ村バス停となる。
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