【入笠山】バスツアーで行く同窓生山行(第五弾)
- GPS
- 02:49
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 278m
- 下り
- 277m
コースタイム
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 2:48
天候 | 曇り〜小雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
https://orion-bustabi.com/tour/20243 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ゴンドラ山頂駅〜入笠湿原】 林間コースを10分ほど歩くと湿原入口、 綺麗に整備され、危険箇所無し。 湿原内は木道が敷かれている。 【入笠湿原〜お花畑】 湿原わきの山彦荘近くに公衆トイレあり。 湿原へ流れ込む和流沿いの遊歩道。 【お花畑】 お花畑の中をジグザグに遊歩道が整備されている。 お花畑の上方出口より登山道に合流。 【お花畑〜入笠山山頂】 岩場交じりの段差のある箇所を3〜4か所登ると山頂までの 岩場(鎖場あり)コースと迂回コースの分岐点に出る。 左側の樹林帯の中の迂回コースを選択して進むと、 「山頂まであと5分」の道標のある山頂直下の分岐を右に登ると 山頂の道標が見えてくる。 【入笠山山頂】 山頂は広く、晴れていれば360度のパノラマ眺望が期待できる。 【入笠湿原〜スズラン群生地〜ゴンドラ山頂駅】 湿原の中央部より、改装されたとても歩き易い木階段を上る 階段の両側にちょうど見ごろのニホンスズランが群生 階段えお上り切って林間を抜けると林道に出る 林道を道なり進むとゴンドラ山頂駅に着く |
その他周辺情報 | 〇道の駅信州蔦木宿『天然温泉つたの湯』 http://www.tsutakijuku.jp/spa/ 〇八ヶ岳チーズケーキ工房 https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/eat/p3_0203.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
台風5号の影響で梅雨前線を刺激して、
当初より雨予想の中、中学の同窓生山行の第五弾。
今回は皆の予定が中々合わずに梅雨時の計画。
多少の雨でも、かえって花々が瑞々しく美しいはず、
ということで、スズランの群生地の入笠山に決定!
ネットで調べて、ちょうど予定日に企画があった
温泉、チーズ工房見学、そしてお弁当付の
新宿発着のバスツアーを利用。
ヤマテンでは15時くらいに傘マークがあるが、
いつ降り出してもおかしくないくらい、
重たい雲に辺り一面覆われていた。
とりあえず簡単に雨支度して出発。
釜無ホテイアツモリソウはちょうど見頃、
皆、初めて目にする花だった様子で
「もっと大きなイメージだった」、
「イヤ、こんもんでしょう」など真剣に見入っていた。
湿原は思ったよりも乾いていて、
朱色のレンゲツツジがあちこちに咲いているが
他の花の色はあまり目には入らなかった。
湿原のズミは既に終わりかけで殆ど散っていた。
湿原を出て遊歩道を進むと、
沢沿いの湿地に九輪草の群生があり、
鮮やかなピンク系の花と赤系の花との
アンジュレーションが美しかった。
お花畑に入ると早速、
スズランが健気に顔出して迎い入れてくれた。
一年ぶりの再会である。
お花畑もいつもより色合いが少なく、
サクラソウ、ツマトリソウ、
レンゲツツジなどが咲いていた。
登山道を進み最初の分岐点付近では
ズミが満開の見頃であった。
青空の中で下から見上げるズミは本当に美しい花である。
残念ながら今回は重たい曇天空であった。
「ズミ」という花はこの入笠山で知った花である。
最初に訪れたのは5年前の正月明け、ソロで、
スノーシュー初体験で来た時、雪を被った枝々に、
大きな白い花弁のような中から赤い実が顔を出した
不思議な樹木を目にしてから気になっている樹である。
山頂は案の定、曇天の雲の中、まったく眺望無し。
いつもなら強風ながら360度の大パノラマであるのに、
同窓の皆に見せてあげられなくて誠に残念。
写真撮影も早々にツアーで配給された結構なボリュームの
弁当を広げてのランチタイム、風が無いのは幸いである。
食べ始めて間もなく、大粒の雨が降り出す。
直ぐに小止みとなったが、雨支度を整えながらの
10分ほどの慌ただしい食事となった。
山頂をあとにする時に、未練たっぷりに、
誰とはなく山座同定盤のところに5人で囲むように集まり、
見えない景色の中を指さして、周囲の山々、
そして諏訪湖の位置などを確認し合った。
それから下山途中、雨は降りだしと小止みを繰り返した。
帰りは湿原の中をクロスして、百万株のスズランの丘を登る。
木段の両わきに、木段の高さよりも低い位置にスズランの群生。
木段に横這いになって下から覗かないと顔を確認できないが、
スズラン中を歩いているだけで癒される。
ゴンドラ山頂駅に着くと、未だ少し時間があるので、
見ごろを少し過ぎたドイツスズランを見ながら、周囲を散策。
結局最後まで、雨雲にまとわりつかれる感じであったが、
大げさに降り出すこともなく、ズブ濡れにならずに済み、
下りのゴンドラに乗り込む。
乗車の時に係りの人に手渡された温かいおしぼりが、
とても気持ちよくて有難かった。
周囲の気温も低くなっていたのか、
5人で乗ったゴンドラ内との温度差で全面の窓が曇って、
まったくどこを通過しているのかも解らない状態。
さすがに息苦しくなり、使い終わったおしぼりで、
前面の窓ガラスの曇りを拭き取ると、
なんと、八ヶ岳のシルエットが浮き上がって来た。
最後の最後で辛うじてご対面を果たせた。
14時集合の帰りのバスに参加者が全員が戻り、
予定時刻に帰路につく。
途中、ツアーパックの温泉で汗を流して着替え、
さっぱりしてからチーズケーキ工房で試食をして、
渋滞もあったが、概ね予定時刻に新宿に無事到着。
お天気には恵まれなかったが、
中々充実した良いツアーであり、
昔の友との語らいながらのお山歩としては、
ちょうど良いコース設定であった。
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