白馬岳・旭岳〜大雪渓

2018年05月21日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,968m
• 下り: 1,961m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:56
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:00

6:45 猿倉荘
8:15 8:30 白馬尻小屋
11:30 11:40 白馬岳頂上宿舎
12:40 13:00 旭岳
13:20 13:30 白馬山荘
14:00 14:05 白馬岳
14:33 14:35 白馬山荘
14:53 14:55 白馬尻小屋
15:45 15:45 猿倉登山口駐車場
15:45 猿倉荘

ルートは手書きです。

天候

晴れのち曇り　　5℃　　稜線は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平日だったので、猿倉Pは20台程度。

コース状況／危険箇所等

林道は雪があったり無かったり。長走沢は増水していて、スキーブーツのまま渡渉すると浸水必至。
大雪渓は、デブリや落石が例年に比べかなり少ないです」。
白馬の稜線でいったん雪が切れますが、旭岳は山頂まで雪が繋がっています。

写真

5/21 5:44

白馬村から白馬岳。滑走予定の2号雪渓は繋がっています。

5/21 6:26

猿倉P。新緑と残雪の白馬岳が素晴らしい！

5/21 6:44

6：45　スキー担いでスタート。

5/21 7:10

この景色なら林道歩きも苦にならない。

5/21 7:12

長走沢は雪融け増水。

5/21 7:19

簡易防水で無事通過。

5/21 7:54

泥流地帯を乗り越えて、

5/21 8:15

白馬尻着。大雪渓の雪は充分。

5/21 8:30

惚れ惚れする光景です。

5/21 8:51

落石やデブリは、例年に比べてかなり少ない。

5/21 9:16

葱平が見えてきました。

5/21 9:41

グサ雪のためシールの効きが悪くなり、ここでシートラ。

5/21 10:03

アイゼン・ピッケルを装着。

5/21 10:03

急斜面を登って行くと、

5/21 11:18

やがて村営小屋。

5/21 11:26

振り返ると、杓子岳と白馬槍ヶ岳。

5/21 11:35

稜線到達。普通は白馬山頂に向かいますが、

5/21 11:36

いったん下り、

5/21 11:39

お隣の旭岳へ。

5/21 12:19

急斜面をアイゼン・ピッケルで登り、

5/21 12:35

山頂を目指します。20m超えの強風。

5/21 12:46

12：40　旭岳（2867m）着。　登山道＆山頂板は無いのでGPS先生に教えて頂きました。

5/21 12:46

雪倉岳

5/21 12:47

毛勝三山も迫力がありますが、

5/21 12:47

お隣さんが立山・剱なので、こちらに目が行ってしまいますね〜。

5/21 12:47

槍穂方面

5/21 12:47

ここから見る白馬岳は新鮮です。

5/21 12:59

13：00　お約束の山頂滑降。

5/21 13:00

旭岳・東斜面を滑降する予定でしたが、強風で叩かれ雪面がガリガリで固い。

5/21 13:03

よって、登った雪面を滑走。

5/21 13:06

稜線に登り返し、

5/21 13:27

スキーをデポして白馬岳へ。

5/21 13:47

ガレ場とスキーブーツの相性は、もちろん悪いです。

5/21 13:53

滑走予定だった2号雪渓を偵察。

5/21 13:55

一見、滑れそうでしたが、ここを偵察に下りたボーダーさんに聞いたら、やはり風に叩かれて雪面が固かったとのこと。

5/21 14:04

14：00　　白馬岳（2932m）着。　3回目です。

5/21 14:05

剱岳を見ながら下山。2号雪渓滑走は来年に持ち越し。

5/21 14:28

14：28　　小雪渓を滑走。

5/21 14:31

村営山荘でいったんスキーを外し、

5/21 14:33

14：33　再び滑走。

5/21 14:37

大雪渓へドロップ・イン。　誰もいません。

5/21 14:40

自分のトレースは？？？

5/21 14:43

デブリのほとんど無いザラメ斜面が続きます。

5/21 14:50

下部に来ると多少の凸凹。

5/21 14:52

14：53　白馬尻着。　村営山荘から20分。スキーの機動力は絶大です。

5/21 14:55

泥雪地帯はスキーを外し、

5/21 15:02

雪のあるところはスキーで下ります。

5/21 15:07

雪はあったり、

5/21 15:10

切れたりで、ここまで6回スキーを外しました。

5/21 15:23

スキーは長走沢で終了。

5/21 15:25

スキーを担いで林道歩き。

5/21 15:45

15：45　　無事帰着。沢水で道具を念入りに洗って終了です。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

aki-tk

　全国の山で雪融けが早かった今シーズンですが、さすがに豪雪の白馬雪渓には充分な雪があり、デブリや落石、ストップ雪もほとんど無く、快適滑走が楽しめました。

　登山道の無い旭岳は、積雪期限定の山。以前からスキー滑降を目標にしていました。東斜面を滑降予定でしたが、冷たい東風で叩かれガリガリ状態だったので、雪の緩んだ南斜面滑走に変更。それでも、北アの2900m峰から山頂滑走できたのは大きな喜びです。

　その後は、白馬岳2号雪渓を滑走する予定でしたが、出だしの核心部の雪が固くて危険と判断して今回は見送ることに。下山後、ここをクライムダウンしたボーダーさんに聞きたら、やはり核心部の雪は固かったとのこと。

　白馬大雪渓は、今までで一番の快適滑走が出来ました。これだけデブリ・落石の少ない大雪渓は珍しいのでは！？　とは言っても、小石でガリは何度もありましたが、ほとんど気にならないレベルでした。
　次の日、乗鞍大雪渓を滑走する予定でしたが、今回は白馬岳・旭岳滑走で満足。高ボッチ高原の散策をして帰宅しました。