伯耆大山＊ブナの新緑と大展望（夏山〜行者谷）

2018年05月24日(木) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 8.3km
• 登り: 985m
• 下り: 1,030m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 1:59
• 合計: 5:36

4:55 夏山道登山口（大山寺橋側）
4:56 4:57 大山寺橋・南光河原駐車場
5:01 5:01 夏山登山口
5:39 5:48 三合目
6:01 6:03 五合目
6:05 6:18 行者谷分かれ
6:26 6:34 六合目避難小屋
6:57 7:07 八合目
7:12 7:12 石室方面との分岐
7:21 7:24 大山頂上避難小屋
7:25 8:19 大山頂上碑
8:21 8:21 大山頂上避難小屋
8:35 8:40 石室
8:42 8:42 石室方面との分岐
8:48 8:48 八合目
9:00 9:01 六合目避難小屋
9:06 9:10 行者谷分かれ
9:10 9:12 五合目
9:42 9:43 元谷堰堤右岸分岐
9:55 9:59 元谷・下宝珠越分岐
10:03 10:04 大神山神社
10:13 10:14 大山寺
10:28 10:28 大山火の神岳温泉「豪円湯院」
10:31 ゴール地点

天候

■晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■大山山麓、南光河原P（無料）
山陰道・大山ICで下り、看板通りに進むといつのまにか到着。ICから10kmほど。
※駐車場は何箇所かありますが、夏山〜行者谷周回の場合はこちらに停めると都合が良いです。ただし人気のPのため週末争奪戦必至。今回は平日でしたが下山時満車でした。

コース状況／危険箇所等

■危険箇所ありません

その他周辺情報

■中山温泉ゆ〜ゆ〜倶楽部ナスパル
大人430円。シャンプーリンス、ボディソープ付。大きな浴槽ひとつとサウナ1室。下駄箱の鍵をフロントで渡すと引き替えに脱衣場のロッカーのカギをもらえるシステム。湯あがりの牛乳やコーヒー牛乳が楽しみ。昨夏の大山の際もこちらを利用。
http://www.sanbg.com/naspal/

本当は、参道にある豪円湯院さんに行きたかったのですが
http://www.goenyuin.com/
オープン11時で時間が合わず却下。

写真

5/24 4:40

おはようございます。本意ではないのですが、こんな時間から出発です。モンベル横の橋から北壁がキレイに見えています。良い日になりそう。

5/24 4:56

今回はじめて南光河原P利用。びっくりするくらい綺麗なWCがあります。登山（下山）届はこちらで提出できます。

5/24 4:57

道路を10mほど進むと夏山登山口です。夏山登山口は2箇所あり、ここと前々回利用したしもやまP正面。すぐに合流します。

5/24 5:02

コケイラン。暗くてブレブレ。。

5/24 5:12

ほぼ水平移動で一合目。陰影美しいですがまだ日差しは入りません。

5/24 5:13

若いブナの森をゆるゆると。すでに感激しております。

5/24 5:17

ギンリョウソウです。梅雨の生き物という印象ですが、もういました。下部〜5合目付近までポツポツ見られます。

5/24 5:18

案内板がいろいろあります。大山の動物や植生、環境に関しての説明など。

5/24 5:21

冬も最高だったけど、青葉の季節もいいな。

5/24 5:28

二合目。てっぺんまでずっと〇合目といった棒があり、目安になります。ここまでにお兄さん一名がシューっと抜いていかれました。

5/24 5:36

ここでようやくサンライズ。森に光が差す。ただそれだけなのに涙がでそうになります。

5/24 5:38

お美しい…足が全く進みませんが、いーんです！

5/24 5:41

緑が濃くなりましたが、まだ新緑感はあります。

5/24 5:43

三合目。ここまではジャブ程度の斜度。ここからはやや急になっていきます。

5/24 5:47

それでもこれでもかっというブナの美しさに疲れなど感じません。吹き抜ける風も心地よかったです。

5/24 5:52

ミツバツツジが緑に映えます。森と相性抜群です！

5/24 5:54

四合目です。この辺りは登り一辺倒ですが、とても良く整備されており、一定ペースで登ればさほどではありません。ていうか大山は登り一辺倒なお山です。

5/24 6:04

五合目。休憩適地。軽くジョイソイをほおばります。

5/24 6:06

足下にかわいこちゃん発見♡　シーズンお初のマイヅルソウです。まだいたのかもしれませんが、ここでしか見かけなかったです。

5/24 6:11

山の神さんがいらっしゃいますので手を合わせます。

5/24 6:13

五合目過ぎてすぐに行者谷分かれ。帰りはこちらから元谷経由で参ろうと思います。

5/24 6:13

三鈷峰…♡

5/24 6:17

クルマムグラと思ったのですが、葉っぱが7枚とか8枚とかですね。なんだろ。

5/24 6:18

随分高度が上がり、下界が確認出来るようになりました。過去二回、ハッキリ見えたことがなかった弓ヶ浜のカーブと美保湾の青、米子・安木の町が大変美しい…感動。

5/24 6:19

このお山の存在感が凄かったのですが、地図を見ると孝霊山っぽいです。

5/24 6:26

木の背丈が低くなってきたかな…と思ったら六合目避難小屋です。展望がドカンと広がるので小休止をする方が多そうです。

5/24 6:27

下山後お話した観光協会のおいちゃん曰く、現在大山町と鳥取県でトイレの整備を進めているそうです。確かに下山時は工事の方がいらっしゃいました。

5/24 6:35

豪円山をはじめ、小粒なお山がぽつぽつあって良いアクセントです。

5/24 6:35

駐車場、大山の宿泊施設、観光施設が確認できます。

5/24 6:38

カッコいい北壁です。ちょい逆光なのが残念ですが、大迫力です。

5/24 6:46

七合目過ぎ森林限界を突破すると、もはやどこまでも見えます。

5/24 6:53

弓ヶ浜ズーム。前回、大山とこらぼ撮影した工場も確認できました。

5/24 6:57

中海。空気がもっと澄んでいたら、宍道湖や隠岐の島まで見えるようです。

5/24 7:07

三鈷峰をツツーっと右に行けばユートピア避難小屋が目視出来ます。

5/24 7:07

九合目からはゆるやか木道。積雪期は大雪原だった部分に突入です。

5/24 7:08

あと100mほどですが、そんなに登るような感じでもないです。

5/24 7:08

ちょっと日が上がりすぎて控えめな影大山。

5/24 7:15

弥山に向かってビクトリーロードーーー。

5/24 7:20

避難小屋を横目に見ながら

5/24 7:22

山頂到着です。どなたもいらっしゃらなかったのですが、小屋からお一人ご登場されました。

5/24 7:25

海が良く見えますね〜。

5/24 7:36

山陰のマッターホルンこと烏ヶ山からの〜

5/24 7:37

剣ヶ峰！光線角度が若干残念ですが、相変わらずカッコ良いお姿の剣さまです。

5/24 7:39

靴が汚い。。。

5/24 7:49

まぁこうなっちゃいますよね♪

5/24 7:54

上がって来る方を次々と盗撮w　望遠圧縮しがいがあります。

5/24 8:05

前々日、偶然同僚ちゃんから頂いた広島土産にて、水・ラーメンに続く中国シリーズもおしまいです。

5/24 8:07

長閑です。平和です。幸せです。7合目〜小屋付近までは教科書通りで暴風にもかかわらず、弥山に来るとそよ風になるのが不思議。

5/24 8:16

青すぎる空…！って名曲がありました。

5/24 8:20

帰りの道のりは長いので、名残惜しいですが下山することにします。日中は小屋番の方がいらっしゃるようですがまだいらっしゃっていませんでした。多分。中見ていないのでわかりません。

5/24 8:24

帰りはダイセンキャラボクの純林を見ながら石室経由で。こちらは相変わらずの天空感。

5/24 8:27

大山は脆いお山です。

5/24 8:29

イワカガミだ〜。シーズンお初です。まだ咲き始めとか蕾とか。

5/24 8:35

石室です。横に説明看板があります。

5/24 8:36

池塘もあって静かな素敵空間です。

5/24 8:45

次があるとしたらあっちを歩きたいなぁ。

5/24 9:07

帰りは行者谷コースから！とっても楽しみにしていましたが、いきなりものすごい角度でものすごい間隔の階段です。。

5/24 9:14

想像通り、ブナ林が本当に素晴らしかったのです。マジですごい。独り言が絶えません。変な人です。

5/24 9:19

ヌシのようなブナの根元は僕の居場所とばかりにマムシちゃんが鎮座。

5/24 9:23

樹間にチラチラ見える北壁に悶えます。

5/24 9:32

ぽいっと広場に出ましたよ。

5/24 9:33

そこは前回運動場状態だった元谷。北壁ドーン、スンバラシー！！

5/24 9:36

どこがどこだか分かりませんが、きっと名前があるのでしょう。ホレボレ。。

5/24 9:38

上まで行かなくても十分楽しめますね。ここで星空撮影とか良いかも。

5/24 9:40

森の中にぽつんと六合目避難小屋。

5/24 9:42

関係車両はここまで入って来られます。

5/24 9:43

さらに林道が続きますが、資材運搬道のため通行不可です。登山者はこちらから登山道へ。

5/24 9:48

こちらは鬱蒼とした雰囲気で湿り気がありますが、勿論素晴らしい森です。

5/24 9:49

光と影。様々な表情を作ります。

5/24 9:57

ものすっごい主張する木のところに来ると

5/24 9:59

ユートピア方面分岐です。

5/24 9:59

森林浴を楽しめる大山です。

5/24 10:03

大神山神社を通過します。ちょうど春季例大祭が執り行われておりました。

5/24 10:07

こんなにも広い参道だったんですねえ。

5/24 10:08

この道を歩くのも楽しみにしておりました。

5/24 10:14

そして大山寺。こちらでも大祭。地元のカメラが入っておりました。もっとじっくり居たかったのですが、私には時間が…。

5/24 10:15

今回もまた大山さんがきっちりと調えて下さいました。ありがとうございました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

kozakura2702

なんと今年二度目、人生三度目の大山。
このタイミングで来る予定はなかったのですが、なぜか調いました。

前日の道中は雨がざーざー降っており、日の入りあたりで西の空がパカーンと割れ、なんとも奇跡のような一瞬の風景。これが全ての始まりでした。
翌朝3時起床。大山方面には黒い雲…晴れるとは分かっていたけれど、まだ抜けてなかったのかーと若干不安になりながらも大山に向かって進みます。するとどうでしょう、近づくにつれて大山山頂を覆っていた雲がみるみるうちに離れて消えて行ったではありませんか。

実はヘッデン忘れて予定のご来光ハイクできずでしょんぼりしていましたが、今思えばソレで良かったのでしょう。
ついでに帽子も忘れちゃいましたが、樹林帯メインの大山ではそれでも快適でした。
何と言ってもこの日は暑くもなく寒くもなくの本当にちょうど良い気候で、（さすがに下山時の下部は暑かったのですが、それでも風が通ると心地よかった）この時期の大山ってなにげに最高ですかーーー？

夏山登山道、行者谷登山道、どちらも本当によく整備されており、寧ろ整備されすぎではと心配するくらい歩きやすいです。上部はガレもありますが、丁寧に足を置けば全く問題ありません。
この時期のおススメは行者谷〜元谷です。本当にブナの森が美しいので。夏山登山道ピストンは勿体ない。登り下りのどちらかでぜひ利用してみて下さい。大神山神社〜大山寺散策もくっつけることができますのでおススメです＾＾