氷ノ山周回
- GPS
- 03:40
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 869m
- 下り
- 881m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:37
天候 | 曇り(高曇り) ほぼ無風 蒸し暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全般によく整備されていて、方向を見誤らない限り迷うことはない。危険箇所も特にない。途中の登山案内が良くできていて、とても参考になった。6月3日が夏山開きなのでそれに向けて登山道をしっかり整備した感があった。 |
写真
感想
鳥取遠征2日目は大山よりだいぶ東に移動して氷ノ山。鳥取県と兵庫県の県境の山だが、今回ここに来るまで全くどんなところか知らなかった。が、歩いてみると縦走っぽい雰囲気もあって案外楽しかった。詳細は以下に。
6時少し前に駐車場に到着。登山者用ではないがガラガラ。これから増えるのかは分からない。準備をして6時ちょうどに行動開始。例によって事前のリサーチが適当なので、どこをどう歩いたものかよく分からない。地図を頼りに方向を定めて歩きだす。当面地図が手放せない。ハンディGPSは、地図データが東日本のみなので、昨日も今日もただのデータロガーだった。取りあえず氷ノ山越の登山口を目指す。車道を少し歩くと登山口を知らせる標識があり、車道から離れて登山口のほうへ。左手に水車が回っていて水道の蛇口がある。立派な水場である。こんな盛大な水場があることが分かっていたらわざわざミネラルウォーターなど買わなかった。外から眺めて写真を撮るだけで通過。昨日は既に日がだいぶ高くなってからの行動開始で、暑くてたまらなかったが、今日はまだそこまでは至っていない。それよりも天気は完全に曇っている。涼しいというほどではなく若干蒸し暑いが、カンカン照りの中の登りに比べたら体の負担は当然大きくない。それに昨日と比べると登山者の姿が全く見えない。週末で天気予報も悪くないのだが、とにかく無人の登山道を進む。始めは沢を左手に見ながらの登り。登山道と言うよりも古道といった雰囲気。道幅が広くて傾斜もそれほど厳しくない。45分ほどで氷ノ山越に到着。ここまで樹林帯歩きで景色は見えなかったがここからは今日目指す氷ノ山とその山頂にある避難小屋が見えた。そして氷ノ山越にも立派な避難小屋がある。ここから先は登山道っぽくなるが、アップダウンがあり標高はあまり上がらない。ぶなの森を見つつ進む。時折前方でガサガサ物音がしすわクマかと思ったが鹿だった。今日はこの後数頭目撃した。夏山山行なのにクマ鈴の持参を忘れた。今日はクマには遭いたくない。別の登山道との合流までくると山頂まではもうすぐ。ここまで全くの無人。最後も無事登り切って氷ノ山の山頂に到着。ここにも立派な避難小屋。先客が一名。今日初めて登山者を見かける。天気は曇りだが高曇りなので遠くまで見渡せる。風は少し吹いているが、寒さを感じるほどでは全くない。下山路はどうしようかと思って登ってきていたが、三ノ丸方面が縦走路っぽくなっていて気持ちよさそうなのでこちらへ行くことを即決。氷ノ山で写真を撮りつつ少し休み、さらに少し先にあるトイレ兼あずまやで座って水分と栄養を補給。今日もここまで飲まず食わずだった。休憩後三ノ丸方向へ進む。氷ノ線の山頂は複数のルートが交わっているので、よく確認しないと間違えやすい。笹原の縦走路は相変わらず無人でなかなか快適。刈払が完璧にされていて、ルートをミスしたりすることも皆無。アップダウンも少なくて若干筋肉痛の足にも優しい。途中展望台があったりと飽きない。無人の縦走路でプチ縦走を楽しみつつ進むと徐々に標高が下り始める。そしてじきに樹林帯歩きになる。このあたりからようやく登りの人と多くすれ違うようになる。自分の行動開始の時間が他の登山者よりもだいぶ早かったようだ。三ノ丸登山道の最後はスキー場のゲレンデ歩き。スキー場なので適度に傾斜があり登りの人は皆息を切らして汗だくで登ってくる。下りながら見上げると結構な傾斜。下りにして良かった。こちらは下りなので体力的には楽だが、既に昨日の大山の登山で筋肉痛が出ていて、今日は膝が笑い始めているため楽々下山という訳にはいかない。時折ある急な斜面で転ばないように用心して下る。ゲレンデなので滑りたい衝動に駆られる。草しかないので全く無理な相談だが。ゲレンデを無事下りきり今日の行動はほぼ終了。最後に車道を少し歩いてクルマを停めた駐車場に戻る。駐車場はふれあい館響の森を利用したが、9時30分過ぎに戻るとだいぶクルマが増えていて、これから登山を始めるパーティも見られた。行動中はずっと曇りで比較的涼しかったが、今日はこれから晴れる予報なのできっと暑さの中での行動になるだろう。人によるとは思うが、自分はやはり涼しい時間帯に行動するのが性格にも体にも合っている。なお氷ノ山の夏山開きは6月3日と各所にのぼり旗が立っていたので、来週は多少混雑するのかもしれない。
行動終了後後片付けをしてから響の森の館内に入り展示を見に行く。無料だが中はなかなか充実していて、その気になれば半日くらい時間をかけてゆっくり見られそう。こちらは先も色々することがあるので30分くらいで出てきたが、再訪する機会があればこちらもじっくり見てみたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する