綿向山-清水頭-深山橋
- GPS
- 11:31
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 3:22
- 合計
- 11:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
綿向山表参道は、「綿向山を守る会」の方々が、何時も手入れをされていますので、安全に登れます。七合目を過ぎて、少し行くと、トラロープの設置してある登山道の狭い箇所があります。この部分が、少し危険と言える箇所でしょうか? この綿向山表参道は、山頂の神社への参拝用の登山道なので、トレイルラン・MTBは、禁止されています。以前、接触・転落の事故が発生しています。 綿向山-イハイガ岳-清水頭間は、難コースです。特に、イハイガ岳−大峠間は、大きく崩落した残りの狭い稜線に、何とか、通れる様に、踏み跡が付けられています。気を付けて、ゆっくり踏み跡を探さないと、コースから、外れる可能性があります。今回の山行きで、最も、時間を掛けて、気を付けて歩いた部分です。 中間点の大峠は、地形図の山道よりも、東側の鞍部の様です。標識も、その東側の鞍部に設置してあります。 清水頭から、南西に、835ピークを経て、白倉谷川へ、下る部分は、踏み跡は、明瞭では、ありませんが、580mポイント迄は、注意深く稜線付近を下れば、テープもあちこちに付けられていますので、安全に下れると思います。580mポイントからは、西へ人工林の北端の稜線っぽい部分を、立ち木を利用して、少し勾配の急な斜面を下降して行けば、白倉谷川が、見える場所に着きます。ピンクのテープを何箇所か、付けながら下降しました。 白倉谷川は、前回、2018/04/13に渡った時は、流れは、伏流していて、表面にはありませんでしたが、今回は、深いところで、10cm位でした。適当に、大きめの石を投げれば、簡単に渡る事が出来ました。少し下ってから、対岸に上がります。後は、深山橋まで、林道を歩きます。 日付が、5/31に変わり、少し経ちました。写真の説明は、明朝、書き込むつもりです。今夜は、とりあえず、中断致します。 5/31に、写真の説明を書き込み、部分的に、加筆・修正を行いました。 6/2、訂正「蔵王ダム堰堤横」の折り畳み自転車の写真は、「蔵王ダムでは無く、野洲川ダム堰堤横」でした。本日、ガイドの仕事で、鎌ヶ岳に行く途中に気が付きました。申し訳ありません。他にも、加筆を行いました。 |
その他周辺情報 | 野洲川ダム堰堤の西側の大河原地区に、カモシカ荘があります。入浴が出来る様です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS2台
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ザイル30m
簡易ハーネス
スリング2本
カラビナ
ATC下降器
エイト環
携帯用鋸
鉈
剪定鋏
折り畳み傘
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感想
2018/04/13に、深山橋・白倉谷川・835ピークを経て、清水頭を経て、雨乞岳に登ったコースを下る予定で、御幸橋駐車場-綿向山-イハイガ岳−大峠-清水頭のコースを通って来ました。イハイガ岳−大峠-清水頭間は、難コースで、今回の比較的装備の重い状態での歩行では、かなりキツイと云う状況でした。
ザイル・ハーネス・下降器等は、大峠から、直接、白倉谷に下る選択肢に備えて、携行していました。大峠から白倉谷への下りは、崩落箇所があり、登攀は困難との情報を得ていましたので、ザイルを使用して下降をすれば、深山橋へ到達出来るのでは?と考えていました。
今回、折り畳み自転車で、深山橋から、御幸橋駐車場に戻る時に、音羽の交差点の近くの、自販機の側の隙間に、重いリュックをデポして、車をとりに戻りました。その少しの間に、リュックから、鉈・折り畳み鋸・スリング・カラビナ・エイト環が、盗まれていました。おそらく、鈴鹿スカイラインを利用して、鈴鹿山系に、登りに来た誰かが、鉈・折り畳鋸・スリング・カラビナ・エイト環持ち去ったものと考えています。音羽の交差点は、国道477号にあります。
自販機の前に、引き出されて、放置されていたリュックは、日野町民と思われる親切な方に依って、日野町の交番に届けられていました。日野町には、「綿向山を守る会」が、あり、我々登山者は、とても親切にして頂いています。その様な日野町で、この様な盗難事件が発生したのは、本当に残念です。ヤマレコ等でも、最近、山道具の盗難の記事が載っていました。鈴鹿山系でも、いよいよ、その様な恥ずかしい行為に及ぶ登山者が出て来たと云う事は、本当に、情けない事です。
リュックの外に、カラビナで、下げられている道具は、転落の危険がある時に、登山者自身を、立ち木等で、確保する為に、或いは、遭難者がある時に、とりあえず、転落を防止し、場合に依っては、ザイルを使用して、引き上げる為に、使用するものです。人命に関わるものを平気で持ち去る様な、現在の風潮には、悲しくなります。
6/2 本日の鎌ヶ岳へのガイドの為、リュックの装備を、点検していて、5/25に、剪定鋏も盗難に合っている事に、気付きました。この剪定鋏は良く切れ、軽いので、時間の余裕がある時は、登山道を使わせて頂くお礼に、伸び過ぎた枝を切る為に、いつも携行していた物で、残念です。
このところ、登山者の遭難のニュースを多く聞きます。この原因の一つとして、山登りが、以前の精神修養・身体の鍛錬と云う自己研鑽の目的であった頃とは別に、気軽に始められるスポーツとしての面が強くなって来ている為だと、感じています。インドアのスポーツ、或いは、安全の確保されたグラウンドと違って、山中では、頼れるのは、登山者自身の「自然に対する知識・読図力・実際の山登りでの経験など」だと思います。昔の修験者の「大自然と山の神々に対する畏怖の念(自然の力に対する謙虚さ)」を、現代の登山者も、思い出さなければならない時期に来ているのではないか?と、考えています。あまりにも、悲しいニュースが多過ぎます。
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