日光白根山（湯元から周遊）

2018年06月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:38
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,476m
• 下り: 1,456m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 1:29
• 合計: 8:38

5:20 湯元温泉登山口
5:42 5:45 堰堤・分岐
6:57 7:02 外山鞍部
7:20 7:25 天狗平
7:40 7:46 前白根山
8:00 0:00 避難小屋分岐
8:10 8:22 五色沼避難小屋
9:32 10:16 奥白根山
11:12 11:17 弥陀ヶ池
12:05 12:13 五色山
12:35 0:00 国境平
13:52 13:53 中ツ曽根登山口
13:58 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

前日は男体山に登り、湯元温泉泊。

コース状況／危険箇所等

6月3日時点で、一部残雪があるが、アイゼンは不要。
中ツ曽根はヤブ漕ぎが多くあり、背丈も高く注意が必要。登路としてはとてもお勧めできない。

その他周辺情報

湯元温泉付近は、宿の食事以外は調達困難と考えた方がいい。ホテル内にコンビニが一軒あるが、夕方にはおにぎりは売り切れていた。

写真

6/3 5:20

スキー場脇の道を行く。（登山ポストには記入用紙がなかったので、提出には持参が必要。）

6/3 6:25

雪の詰まった白根沢の堰堤を越えると、急坂を標高差500m上げる。途中のシャクナゲの群落に励まされる。

6/3 7:14

外山鞍部からは緩やかな登りに。空が青い。

6/3 7:38

天狗平から、残雪を越えた緩やかなピークまでくると、奥白根が目に飛び込んでくる。少し下って登り返すと、前白根（右のピーク）。

6/3 7:49

前白根から少し下ると、この絶景。これだけで、来て良かったと思える。

6/3 8:12

稜線から下ると、五色沼避難小屋。

6/3 9:24

奥白根は、屹立した独立溶岩ドーム。ダケカンバの樹林帯を抜けて砂礫の道を、急坂が続く。

6/3 9:45

やっと登り着いた頂稜部は、大小の噴火口と溶岩丘の集合体。最高点まであと数分歩く。

6/3 9:36

日光白根山。関東最高峰。
深田100名山59座目。

6/3 9:44

山頂から見下ろす五色沼。火口湖ではなく堰止湖。奥に女峰山。

6/3 10:21

弥陀ヶ池への下山路から見上げる頂上は、火山らしく荒々しい。

6/3 10:25

菅沼方面を見下ろしながら下る。奥白根への登路としては、こちらの方が険しい。

6/3 11:13

おだやかな弥陀が池。

6/3 11:59

五色沼からの登山道を合わせてひと登りすれば、五色山への緩やかな稜線。登ってきた奥白根の山容を望みながら。

6/3 12:14

五色山から国境平へ下る。さあ、あとは2時間の下りで彼方の温泉へ！

6/3 12:26

登山道を覆う残雪。このくらいはざら。

6/3 15:08

湯元温泉。硫黄の湯で疲れを癒し、湯ノ湖畔でバスを待つ。

撮影機器：

AQUOS Xx3 SoftBank シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

げん

白根。
白嶺が転じたものだろうが、白山、モン・ブラン、キリマ・ンジャロ、ほかの言語にもきっとある、同じ意味を指すどの語よりも、響きが美しく、たおやかで清々しく、また畏敬の念を持つのは私だけではないだろう。
日光側からの前衛をなす前白根から五色山への緩やかな山陵と、すっくと立ち上がる奥白根の荒々しい岩峰、その懐の池沼群は、登山者としても変化に富んで、たいへん楽しめる山行となった。

草津の白根はいつ登れるだろうか。