五里山【山梨二百名山候補】薙山経由で五里山最高地点へ登りました。
山梨県
のぼる
rukkora
体力度について
- GPS
- 04:12
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 420m
- 下り
- 411m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■「瑞牆山・金峰山登山口」となる「瑞牆山荘」を目指します。 ■塩川ダムT字路を右折、県道23号線「増富温泉郷」方面へ進みます。 右折して、すぐ左側にレストラン・トイレが設けられた 「みずがき湖ビジターセンター」があります。 ここでは、ゆるキャラ「増富ラジウム星人」と出会えます。 ■塩川ダムT字路から9�辧柄�富温泉郷から5�辧砲曚豹覆爐函� 右側に5・6台駐車可能な路肩スペースがあります。 ■駐車スペースには、登山ポスト・トイレは、ありません。 ※さらに、3�劼曚豹覆爐函嵜鞐�山荘」となります。 ◇出発時は、自車のみでしたが、下山時には、他に2台の車がありました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◇渡渉点⇔五里山登山口⇒薙山登山口 なだらかな、幅広の登山道が続きます。 ◇薙山登山口⇒薙山山頂 ・勾配のキツイ尾根斜面を登ります。 ・北側に金峰山方面の岩稜が樹々の隙間から望めました。 ・大岩が現れたあたりから、さらに傾斜が厳しくなりました。 ・シャクナゲの薮を抜け、岩を乗り越えたピークの松に「薙山」という山名が記入された赤いテープが現れます。 ・狭いところですが向山（三角点峰）、五里山・大日岩方面の眺めを楽しみました。 ◇薙山山頂⇒五里山山頂 ・50mほどの下りですが、岩茸の張り付いた大岩をはじめ、道なき道を降りました。 ・コルでひと段落しましたが、五里山山頂への傾斜は、厳しく、向山方面へと向かうトラバース道を歩きました。 ・尾根に取り付くと目印と思われるピンクテープを多く見つけました。 ・大岩の壁など障害となるポイントがいくつもありましたがピンクテープを追いかけることで無事山頂に到着しました。山頂の大岩に登るには、北側から南側に回り込み、九折で岩の上に立ちました。 ◇五里山山頂⇒向山分岐 ・向山へは、来た道をトラバース取り付けまで戻りました。 ・取り付けからは、樹々の隙間から時々見える向山を左手に見ながら下りました。 ◇向山分岐⇒五里山登山口 ・眼下に見える枯れ沢へと続くテープを探しながら急坂を下りました。 ・ザックの底を引きずりながら降り続けると堰堤に出ました。 ・堰堤を2つ越えたところ、左側に沢が現れました。 ・さらに下ると幅の広い登山道に出ました。 ■全体として・・・ ・登山口から先は、バリ・ルートが続きます。 ・危険ですので地図読みの不得手な方の単独入山は、やめましょう。 ・急勾配の尾根には、シャクナゲの薮と化した場所もありました。「藪好きな方」「危険個所の好きな方」へは、お勧めでしょう。 ＊＊＊山行参照情報＊＊＊ 平面距離 4.3km 沿面距離 4.5km 最低高度 1,354m 最高高度 1,748m 累計高度(+) 493m 累計高度(-) 488m 平均速度 1.1km/h 最高速度 10km/h キャリア KDDI 接続率 45.8% ※標高1600m付近まで通信圏外でした。 |
| その他周辺情報 | 増富の湯・・・ぬるめのお湯で長湯がお好きな方にお勧めです。 https://www.masutominoyu.com/m-information.html みずがき湖ビジターセンター・・・「お食事」「お土産げ」を楽しめます。 https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/specialty/p7_8267.html |
写真
拍手パイプの上を跳ねて渡りました。
雲に隠れている山並みは・・・
装備
| 個人装備 |
ズボン
靴下
グローブ
シャツ
雨具
ゲイター
帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
水筒（保温性）
予備電池
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
|
|---|---|
| 共同装備 |
補助ロープ（8ｍｍ×20ｍ）
|
感想
当初は、駐車地の五里山入口を南へ戻り、車道分岐を東に進み、五里山山頂へと続く尾根を登り向山分岐点を五里山入口へと歩く計画でしたが、台風5号の影響のため、午後から天気が崩れるという予報が出ていたため、歩行距離を短縮して五里山登山を楽しむことにしました。
昭和町を朝6時、女性2名・男性1名の3人で瑞牆山荘を目標に五里山へ向け出発しました。須玉ICで下車、増富温泉郷を経由し、駐車地には、6時55分に到着しました。
駐車地からは、大日岩・鷹見岩・五里山・向山の姿を見ることができる薙山（ナギヤマ）を経由し五里山山頂へ登り、天候や山行時間を計算に入れながら駐車地へ下ることにしました。
7：15 駐車地出発 コンクリートパイプ（土管）を足場に渡渉し「金山沢」の対岸へ渡り、沢沿いのなだらかな道を北東方向へと30分ほど歩き、渡渉点手前を薙山に向け尾根道を南下しました。この南下ルートは、標高差200m、距離600mほどの登りですがバリエーションルートで道幅も狭く、大岩の上や脇を歩いたりと、シャクナゲの薮を漕ぐなど、スキルアップにはもってこいでした。途中、岩の浮いた急坂では、補助ロープを取り出し、滑落回避に使いました。登ること1時間。8:50に薙山に登頂できました。山頂で10分ほど休憩を取り、眺望を楽しみ、9時に五里山山頂に向け出発しました。五里山へは、薙山の下りから始まりました。「踏みはずせば・・・」と滑落の恐怖を感じながら鞍部まで歩きました。鞍部からの登り返しは、勾配が厳しく見えたこともあり、下山予定の尾根へトラバースで取り付くことにしました。下山予定の尾根に取り付いてからは、マーキングテープを見かけるようになりました。テープ追いかけること15分、足の踏み場も、あまりない狭隘な岩でできた五里山山頂に9：45に到着しました。記念写真を撮り、20分ほどの休憩後、向山分岐点となる鞍部に向かいました。30分ほどで分岐点に到着しました。分岐点から、向山山頂往復は、30分ほど掛かると思われること、山頂は、三角点が置かれているだけで眺望が利かないことから今回は、パスしました。
10:42 分岐点を出発、足下に、枯れ沢を見ながら急坂を下り続けました。場所によっては、ザックの底に泥を着けながら、降らなければならないような場所もありました。五里山登山口まで30分、金山沢沿いに出てから10分下り続け、11：25に駐車地まで戻って来ました。
この山行中、「ヤマツツジ」「クリンソウ」「フタリシズカ」「ギンリョウソウ」などの草花、「ヤマクリ」「カラマツ」「モミジ」「カエデ」「シャクナゲ」などの樹林、「キー・キー」と言った鹿の鳴き声「コ・コ・コ・コ」と言ったドラミングの響きを楽しみながら歩きました。心配していた雨に降られることもなく、歩行距離 4.5km 獲得標高500m 歩行時間 3時間27分 休憩時間 43分 合計時間 4時間10分 のピークハントを楽しみました。帰路途中、須玉健康ランドで汗を流し、時折り小雨が降る中、13時20分に昭和町に戻ってきました。
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