観音平から編笠山〜権現岳 雲上の高山植物

2018年06月09日(土) [日帰り]

• GPS: 10:10
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,427m
• 下り: 1,425m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:15
• 休憩: 1:52
• 合計: 10:07

5:35 観音平
6:22 6:29 雲海
7:05 7:06 押手川
8:33 8:47 編笠山
9:18 9:33 青年小屋
10:08 10:14 のろし場
11:18 11:20 権現小屋
11:35 12:15 権現岳
12:55 13:20 三ッ頭
13:18 13:18 三ツ頭分岐
14:09 14:09 木戸口公園
14:19 14:20 ヘリポート跡
14:44 14:44 こちらの雲海
15:07 15:08 八ヶ岳横断歩道分岐
15:39 15:39 観音平
15:40 ゴール地点

登山前：トースト、牛乳、バナナ、マーコット、巨峰ゴーフル。
行動中：激塩梅干し、お煎餅、巨峰＆白桃プチシュー、マーコット、マンダリン、ミカンゼリー。
水　　：500ml×3、お湯500ml×1、
ランチ：乾燥赤ジソ（上記梅干しの副産物）＆焼きのりをまぶし、ラップで丸めただけの簡単おにぎり。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路
自宅所沢3時18分→入間ic3時28分→八王子jc3時44分→勝沼4時15分→甲府昭和4時28分〜八ヶ岳PA4時45分〜50分→小淵沢ic4時55分→観音平🄿5時05分。　　　　　　1時間45分掛かりました。
帰路
🄿16時03分→小淵沢ic16時16分→八ヶ岳PA16時19分〜16時32分→甲府昭和16時50分→勝沼17時05分→八王子jc18時15分→入間ic18時33分→家18時50分。　　　　　　2時間50分掛かりました。上野原から小仏トンネルを通過するまで渋滞でした。　　　　　　　　　　　往復315kmでした。

コース状況／危険箇所等

編笠山から青年小屋さんへの樹林帯の下りに融雪の水たまりが5m程ありました。
ギボシノの肩の鎖場も注意深く通過すれば問題ないです。
アブのアタックを、木戸口公園ぐらいから、再三にわたり受けました。

写真

6/9 4:46

早暁の編笠山、ギボシ、権現岳、三ッ頭です。
この穏やかなままでとお願いしました。
中央道八ヶ岳PAからです。

6/9 5:36

観音平登山口です。

6/9 5:36

本日の展望図です。

6/9 5:55

サラサドウダン。

6/9 6:14

サラサドウダン。

6/9 6:18

凄い生命力です。

6/9 6:20

ベニサラサドウダン

6/9 6:21

美しい色彩を放っています。

6/9 6:22

雲海に着きました。

6/9 6:23

条線が綺麗です。

6/9 6:23

鮮やかです。

6/9 6:23

風鈴の面目躍如です。

6/9 6:29

雲海からの日本一。

6/9 6:29

艶やかなヤマツツジ

6/9 6:39

可愛いマイズルソウ

6/9 6:54

キバナノコマノツメ

6/9 7:05

2100mまで来ました。
押手川です。

6/9 7:06

静かな平坦湿地です。

6/9 7:44

イワカカガミ

6/9 7:44

カメラ目線がもらえました。

6/9 7:46

北岳、アサヨ峰、栗沢山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。

6/9 7:48

コケモモまだ蕾です。

6/9 8:06

親切な梯子。
左足梯子、右は石を踏んで通過しました。

6/9 8:19

バットレス、摩利支天、カール
三者三様です。

6/9 8:20

夜叉神峠、大崖頭山、辻山、鳳凰三山、高峰、池山吊尾根から北岳、吊尾根の背後に農鳥岳、西農鳥岳です。

6/9 8:20

笠雲の富士山

6/9 8:26

遠い飲み屋さんのアナウンスでヨレヨレブースターに点火が出来ました。

6/9 8:26

下戸なので、ビール以外が
目の前にチラチラしてきました。
私の、あとチョットは8分でした。

6/9 8:29

開花寸前です。

6/9 8:32

ミネザクラ散り行く空の八ヶ岳。

6/9 8:34

開花しました

6/9 8:35

右端を登って来ました。

6/9 8:37

阿弥陀岳、大、小同心の横岳、赤岳、ギボシ、権現岳です。
山頂標柱に忘れ物みたいです。

6/9 8:38

峰の松目、西、東天狗岳、阿弥陀岳、手前、中岳、奥に横岳、赤岳、ギボシです。

6/9 8:41

迫力満点です。

6/9 8:41

阿弥陀岳南稜に手を合わせました。

6/9 8:41

あちらのてっぺんへの到着予定時間は11時半です。

6/9 8:45

清里から立ち上がっている日本一

6/9 8:45

三方からの雲を凌駕してます。

6/9 8:50

ミツバオウレン

6/9 8:54

青年小屋さんです。
素晴らしい峰々に抱かれた最高のロケーションです。

6/9 8:55

青年小屋さん、ノロシバ、ギボシ、権現小屋さん、権現岳、三ッ頭。
進むルートが一望出来ます。

6/9 9:04

ジムカデの終の姿なのでしょうか

6/9 9:06

遠い飲み屋さんが近くに成りました。
権現小屋さんはまだ遥かです。
その前に足元を見ると

6/9 9:09

巨岩に護られて

6/9 9:12

みんなでにぎやかに
春を謳歌してます。

6/9 9:14

八ヶ岳の空が、青年小屋さんカラーです。

6/9 9:17

咲き誇っています。

6/9 9:19

巨岩大石渡りのコツがほんの少し解りました。
それでも手をつき、膝をつき、腰を曲げ、赤ペンキを辿っての突破でした。

6/9 9:20

青年小屋さんに到着しました。

6/9 9:21

遠い飲み屋さんに、気持ちが引かれます。
足がのろいので、時間の猶予、心の余裕がありません。

6/9 9:35

遠い飲み屋さんのバックヤードです。

6/9 9:38

キバナノコマノツメ

6/9 9:40

八ヶ岳タンポポ

6/9 9:41

青年小屋さんを振り返りました。
編笠山北面と巨岩帯のコントラスト、そして真ん中を貫く登山道が美しいです。

6/9 9:41

編笠山の肩越しに鳳凰三山です。

6/9 9:44

コミヤマカタバミのピンク

6/9 10:00

イワカガミ

6/9 10:07

NO2、団十郎さん、女王様。
編笠山山頂には登山者さん。

6/9 10:09

迫力満点ギボシです。
ノロシバからです。

6/9 10:09

南ア、南部の秀峰の連なりです。

6/9 10:10

これから向かうギボシ、権現岳です。

6/9 10:11

ギボシの山頂直下にヤングスーパーマンズさん。

6/9 10:12

阿弥陀岳。

6/9 10:13

突き抜けた日本一。

6/9 10:14

ギボシの右肩に登山道が見て取れます。

6/9 10:17

ミネザクラ
心臓の震えが手ぶれ補正を凌駕いています。

6/9 10:20

チングルマ

6/9 10:21

左側は奈落の底です。

6/9 10:24

イワカガミ

6/9 10:31

ミヤマキンバイ

6/9 10:32

これから沢山咲きます。

6/9 10:32

イワウメ
とても清楚です。
一匹の虫君食事中

6/9 10:33

イワウメ
食事中

6/9 10:33

あちらミヤマキンバイ、こちらイワウメ

6/9 10:33

ミヤマキンバイ

6/9 10:36

ハクサンイチゲ

6/9 10:36

ホソバアマナ

6/9 10:37

6/9 10:39

食事中

6/9 10:39

食事中

6/9 10:43

鎖場にもイワカガミとコケモモ
足の震えを何とか抑えて撮りました。

6/9 10:44

権現岳がようやく近くに成りました。

6/9 10:46

ミヤマハンノキ

6/9 10:48

ミヤマハンノキとミナミアルプス

6/9 10:50

左は阿弥陀岳、可愛い中岳、ドームの硫黄岳。
右はギボシ、赤岳、横岳の岩峰の連なりです。

6/9 10:51

ヤングウルトラマンズさん、権現小屋さん、怪獣ゴン²ザウルス。

6/9 10:51

おひとかたが鎖場を通過中です。

6/9 10:54

クモマナズナ

6/9 10:55

手前のギボシ、編笠山、遥かに南アです。。

6/9 10:56

ヒメイワカガミの終焉です。

6/9 10:57

ホソバアマナとミヤマキンバイ

6/9 10:58

イワベンケイ

6/9 11:02

ミヤマキンバイ

6/9 11:07

環境順化、凄い生命力です。

6/9 11:12

キバナシャクナゲ

6/9 11:13

斜面の下にもです。

6/9 11:15

ハクサンイチゲの大展開1

6/9 11:15

2

6/9 11:15

3

6/9 11:16

左奥硫黄岳、岩岩横岳、手前可愛い中岳、盟主赤岳です。

6/9 11:17

ヒメイチゲ

6/9 11:18

ハクサンイチゲ

6/9 11:19

ハクサンイチゲ、真ん中に縦走路標識。
権現小屋さんの前からです。

6/9 11:19

ミネザクラ飾る権現小屋さん。
絵になるお二人です。
写してしまいお許しください。

6/9 11:23

クモマナズナ

6/9 11:26

縦走路までもう少しです。

6/9 11:26

左は源治バシゴからキレット、赤岳です。
以前、はしご揺れました。

6/9 11:30

イチゲとキンバイ

6/9 11:30

目にも鮮やかです。

6/9 11:32

共演です。

6/9 11:33

見所いっぱいです。

6/9 11:36

標柱とハクサンイチゲ

6/9 11:37

正面です。
左上に未確認飛行物体です。

6/9 11:39

クモマナズナ白い花、緑の葉、輝いています。

6/9 11:41

ミヤマハンノキの谷

6/9 11:43

切れ味鋭い山頂です。

6/9 11:46

ソフトなイメージも合わせ持っています。

6/9 11:49

これから咲き誇ります。

6/9 11:52

キクザキイチゲ可憐です。

6/9 11:53

黒百合です。
神秘な一輪です。
開花が間近です。

6/9 11:53

白です。

6/9 11:54

八ヶ岳クモマナズナ

6/9 12:16

ミッ頭へ
下山ルートの尾根です。

6/9 12:24

コイワカガミ

6/9 12:26

？？突然変異？

6/9 12:28

権現岳を振り返って。
咲き乱れるミヤマキンバイとウラシマツツジは準備中です。

6/9 12:29

食事中

6/9 12:33

ミツバオウレンとイワカガミです。

6/9 12:34

ホツツジ

6/9 12:35

開花を見たいです。

6/9 12:46

権現岳を振り返りました。

6/9 12:47

編笠山、青年小屋さん、ノロシバを振り返りました。

6/9 12:57

更に離れて来ました。
赤岳も存在感が増しました。

6/9 12:58

豊かな自然の中で青年小屋さんの存在感が圧巻です。
バックは西岳です。

6/9 13:08

私のささやかなオヤツパラダイスです。
ミカンゼリー、右マーコット、左マンダリンオレンジ。

6/9 13:08

枯草にそっと置いて、即移動しました。

6/9 13:19

進路は木戸口公園です。

6/9 13:30

ヒメイチゲ
躍動中です。

6/9 13:30

カニコウモリ
待機中です。

6/9 13:31

ホツツジ

6/9 13:34

ゴゼンタチバナ
準備中です。

6/9 13:44

青年小屋さんが、とても小さく成りました。

6/9 13:45

ギボシ、権現岳、三ッ頭が、遠くに成りました。

6/9 13:54

バイカオウレン

6/9 14:00

ゴゼンタチバナ

6/9 14:01

開花してました。

6/9 14:02

瑞々しい緑です。

6/9 14:05

キバナノコマノツメ

6/9 14:06

終いのイワカガミ

6/9 14:08

これからです。

6/9 14:09

木戸口公園まで下って来ました。

6/9 14:19

ヘリポートです。

6/9 14:28

笹すべり

6/9 14:44

こちらの雲海

6/9 14:57

延命水

6/9 15:07

ようやく八ヶ岳横断歩道に着きました。

6/9 15:08

まだ終着点ではありません。
観音平に向かいます。

6/9 15:28

伏流水なのでしょうか、枯れてます。

6/9 15:29

ササバギンラン

6/9 15:30

ヤマツツジ

6/9 15:39

観音平到着しました。

6/9 15:40

駐車場に帰ってきました。
山道滞在時間のシーズンベストには及びませんでした。
お疲れさまでした。

6/9 16:20

八ヶ岳PAから本日の遠望です。

6/9 17:29

この10分前から小仏トンネルを抜けるまで延々とテールライトが続きました。
陣馬山が見つめています。。

撮影機器：

COOLPIX A300 ニコン

COOLPIX B700 ニコン

装備

個人装備

補強材入り長靴 ヘルメット 虫よけスプレー エアーサロンパス ステンレスワイヤー。

感想

590kurumadaiku

　過日、寝過ごしてしまい泣く泣くあきらめました。今回、顔を洗って、再チャレンジの権現岳でした。
　霧雨道程もありましたが、八ヶ岳SAからは編笠山、権現岳がシルエットで浮かんでいました。観音平には、すでに10台ぐらい散見出来ました。
サラサドウダンのお花見をしながら標高を上げて行くと、マイズルソウ、キバナノコマノツメ、イワカガミが登山道を飾り始めました。頂上直下の青年小屋さんのご激励に背中を押していただいての編笠山登頂でした。感激の極みの眺望も得ることが出来ました。権現岳、ギボシの豊かな森に抱かれた青年小屋さんを後に、急登を喘いで進むと、権現岳直下の権現小屋さんを包んで可憐な花々が、彩り豊かに登山道を飾っていました。思い描いていた以上の素晴らしい出会いでした。下山道でもカラマツの芽吹きやキバナノコマノツメ、イワカガミ等、かれこれ下まで見ることが出来まし
た。私の歩いたルートは今後も、素晴らしいお花達がスタンバイしているのが確認できました。その時期の百花繚乱の美しさが目に浮かびました。
　三ッ頭手前の、樹林帯でリュックに括り付けただけのポロシャツを無意識のうちに落としてしまいましたが後続の親切な方が、追いついてくださり、お渡しくださいました。とても有難く、感謝の気持ちでいっぱいに成りました。本当にありがとうございました。
　日曜日、朝食後、八ヶ岳山麓の開拓が放映されていました。不毛のやせた地を開墾して現在に至った牧場でした。素晴らしい高山植物達も脳裏に浮かび、八ヶ岳SAで購入した、八ヶ岳クッキーと八ヶ岳牛乳が、格別の味わいでした。